人の営みが消えた町

日没後、仙台市街と、仙台市内唯一の海水浴場だった深沼海岸を結ぶ宮城県道137号線を深沼海岸方面へ向かうと、仙台市街から連綿と続いてきた明かりが荒浜交差点を境にプツリと途絶える。東日本大震災で津波被害を受けた仙台市東部沿岸地域の一部は、仙台市が住宅の建築ができない「災害危険区域」に指定。荒浜も人々の生活とそれを支える明かりが消えた地区のひとつだ。【相沢由介/東北ニューススクール

むき出しになった住宅基礎を手前に、震災遺構の荒浜小学校を望む(撮影:相沢由介、同じ地点から連続撮影した写真を合成)
荒浜の一面の暗闇の中に、孤独な明かりが浮かび上がる(撮影:相沢由介)

次ページ:喪失の上に灯る新たな日常




Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です