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  • 2023年8月22日

石巻・牡鹿半島 希望見えずホヤ養殖断念 「処理水」の風評が深める漁業者たちの危惧 

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】牡鹿半島(石巻市)の小さな浜や浦を縫うリアス式海岸の道をたどり、8月半ば、鮫浦湾の漁港を訪ねた。東日本大震災地の被災地で、宮城県有数のホヤの養殖地でもある。津波後のホヤ養殖再開は地元にとって復興の支えだった。だが […]

  • 2023年8月21日

家でも学校でも職場でもない、女性がひと息つける場所を。仙台「まちなか保健室」

【柴田あきね】学校にあった保健室。ケガしたときはもちろん、なんだかだるい、教室にいたくない、クラスメイト以外と話したいときにも駆け込めた場所。そんな場所が、もし街の中にあったなら……。女性がホッとひと息つける、仙台市青葉区の「まちなか保健室」を取材し […]

  • 2023年7月31日

震災挟み13年ぶりツバメが巣作り 閖上の自治会長、大学生との交流再開と希望重ねる 

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】真新しい家並みを縫って飛ぶツバメたち。その一つがいが、名取市閖上の自治会長、長沼俊幸さん(60)の家に巣を作った。古い漁港の街だった閖上が東日本大震災の津波で失われた2011年。前年までツバメは家の中にも巣を作り […]

  • 2023年7月24日

相馬の浜に集う若い担い手、処理水放出に危惧も「宝の海」に未来を託す

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東京電力福島第一原発の処理水放出が迫り、不安に揺れる相馬の浜。ここには震災後、全国に例のない多くの漁業後継者をはじめ、地元発の新しい加工品や魚の販路の開発を目指す若い担い手が集う。理由は「宝の海だから」。原発事故 […]

  • 2023年6月30日

福島第一原発の処理水放出「後継者が展望持てる解決を 」相馬双葉漁協組合長・今野智光さん

廃炉工程にある東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の汚染水処理後の膨大な廃水(通称・処理水)をめぐり、政府は夏ごろに海への放出・投棄を始める方針という。事態が迫る中、同県浜通り沿岸で小型船の漁を行う当事者、相馬双葉漁協の今野智光組合長(65) […]

  • 2023年6月20日

震災後の家屋解体相次ぐ相馬。古里を愛し描いた老舗料理店主の遺作と思い、どう残せるか 

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】佐久間善彦さん。相馬市で明治27(1894)年創業の老舗料理店だった「まる久(きゅう)」の5代目店主で、昨年10月、血液がんのため65歳で亡くなった。厨房で腕を振るう傍ら、水彩画やアクリル画、墨絵の筆をいつも動か […]

  • 2023年6月9日

岩手・北上市でがん患者の和みの場「パミスの家」発足 20年の活動終えたびわの会の願い受け継ぐ

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】北上川に山々の雪解け水が満ちていた4月下旬の土曜日、取材に向かったのは、北上市立花の軽石房子さん(80)宅。広い畑のある家の前に軽乗用車が何台も止まっていた。「パミスの家」の初めての集いだった。会の名は、集いの場 […]

  • 2023年6月6日

ご近所付き合いの希薄化「ゆるさ」で解決。仙台・長町のスローなコミュニティづくり

地域社会の「いづい」(仙台弁でしっくりこない・居心地が悪い)ことをみんなで考えるYouTube番組「いづいっちゃんねる」。今回取り上げた「いづい」は「地域コミュニティ」。仙台・長町に、ご近所付き合いの希薄化を「ゆるさ」で解決しようとする団体があるらし […]

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TOHOKU360は、東北のいまをみんなで伝える住民参加型ニュースサイトです。東北6県各地に住む住民たちが自分の住む地域からニュースを発掘し、全国へ、世界へと発信します。

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