起業家支援は「ギブ・ギブ」東北の起業家を支援する「WIT」代表、山本未生さんに聞く

 国境を越えた起業支援を目的とする「クロスボーダー・ラーニングジャーニー」という取り組みが、2016年7月、宮城、福島、岩手と東京を結んで6日間に渡って行われました。東日本大震災の被災地で活動する起業家や起業支援の分野で実績のある日米の専門家、起業団体のリーダーら40人以上が参加しました。東北の起業家を支援する一般社団法人「WIT(WORLD IN TOHOKU)」の主催。被災地の起業団体への訪問や異業種の合宿ミーティングなど、盛りだくさんのスケジュールを終えたばかりの「WIT」代表、山本未生(やまもと・みお)さん(37)にインタビューしました。【メディアプロジェクト仙台 佐藤和文】

 山本さんが「WIT」をスタートさせたきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災でした。震災発生当時、山本さんは夫の仕事の関係もあって米国に滞在中。ビジネススクールに入る準備をしていました。テレビの報道やインターネットを通じて震災を知り、「大変なことが起きた。何か自分にできることをしなければならないと思った」そうです。翌日から近くの大手スーパーの中に「日本を支援しよう」の垂れ幕が下がり、募金箱が設置されました。震災を機に世界中から集まる支援をより持続可能な東北の未来につなげたいと、仲間とともに2011年9月にWIAを立ち上げました。2014年には団体を2つに分けて、東北に重点を置き、WITへ団体名を変更しました。

東北の起業家支援について語る一般社団法人「WIT」代表の山本未生さん(撮影:佐藤和文)
東北の起業家支援について語る一般社団法人「WIT」代表の山本未生さん(撮影:佐藤和文)

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