お正月に食べるお雑煮。TOHOKU360で年末から年明けにかけて「あなたのウチのお雑煮」の写真をSNSを通じて募集しました。日本全国の読者からお送りいただいた「お雑煮」をご覧ください。
お雑煮のタイプを大きく分けると、醤油や出汁の味に角餅の入った「関東風」と、白味噌仕立てに丸餅の入った「関西風」に分かれるとよく言われていますが、
【餅】今回集まったお雑煮画像は、北は青森県から南は長崎県まで。東北地方からの投稿が多かったため、角餅を入れるタイプが多かったようです。
【具材】多く使われていた野菜が、大根・人参・里芋・ねぎ・セリ・三つ葉・芋茎・小松菜・ほうれん草・きのこ・さつまいもなど。その他の具材が、鶏肉・海老・鱈・焼きハゼ・牡蠣・凍み豆腐・厚揚げ・花こんにゃくなど、バリエーションに富んでいました。いくらや海苔をトッピングする地域や、ゆずで香りづけするというご家庭もありました。
【出汁・味付け】お雑煮のつゆは、昆布とかつおで出汁をとるものと、鶏肉の出汁に分かれました。他に、仙台の沿岸部ではハゼで出汁をとるというご家庭も多いようです。味付けはやはり、醤油と白味噌とに大きく分かれました。
新年の始まりに食べるものということで、なるとや海老餅、いくらなどで、見た目を豪華にめでたく彩るお雑煮が多いのも特徴的。
具材やつゆの味に違いはあれど、各地それぞれの特産物を入れるという点は、全国共通のようです。
▼TOHOKU360に写真を投稿していただいたお雑煮の地域分布
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