シニアネット仙台の活動の様子や今後の方向性について丹野惠子理事長(63)に話を聞きました。丹野さんは初代理事長を務めた出村和子さん以来、2人目の女性理事長です。【佐藤和文/メディアプロジェクト仙台】

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「一番町サロンにかかわっているスタッフたちは、一番町以外の場所、できれば自分が住んでいる地域にサロンがあればいいなあと考えています。適当な場所があって、考え方が同じ人たちがいれば、八乙女、塩釜、岩沼などの地域にシニアネット仙台のようなサロンができるはずです」

サロン一番町をモデルに、可能な範囲で同じような役割を持つ事例を幾つも展開するイメージは、シニアネット仙台がサロン運営を模索しはじめた当初から、将来の夢として語られました。

丹野さん自身は「シニアネットとのかかわりは、パソコンを教えてもらえるから、というものでした。シニアネット創設時のリーダーたちが大きな目標をドーンと設定して取り組んだのとは立場がかなり異なります」と、慎重な口ぶりです。

サロンを広げる可能性については、他のリーダーからも「抽象的な議論としてはありうるが、実際は、一番町を運営するので手いっぱい」との声が聞こえてきます。丹野さんも、もちろん楽観はしていません。

「地域で、地域の人たちと共に何を作っていくかを考える必要があります。その地域の殻にはまってしまったら、駄目だと思います。これから自分たちでできることをしっかり模索したい。そのために、次にできることは何なのか。来年にかけて何をやっていくのか、自分としてはまだ形を決めかねていますが、多くの人たちの考えを聞きながら取り組んでみたい」

シニアネット仙台の丹野惠子理事長。「地域にサロンを」という内部の声に耳を傾け、可能性を慎重に探っている。(一番町サロンで)(撮影:佐藤和文)
シニアネット仙台の丹野惠子理事長。「地域にサロンを」という内部の声に耳を傾け、可能性を慎重に探っている。(一番町サロンで)(撮影:佐藤和文)

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