東北学院大が仙台都心に新校舎 学習支援の強化と地域交流で生き残り図る

東北学院大も仙台市中心部と郊外に三つのキャンパスを構えている。本部を置く土樋キャンパスでは文系4学部(文、経済、経営、法)の3、4年生が、泉キャンパス(泉区)は教養学部の1~4年生と文系4学部の1、2年生、多賀城キャンパス(多賀城市)は工学部の1~4年生が学ぶ。

そんな同大は、仙台市中心部にあって利便性の高い土樋キャンパスの機能を強化し、地域の企業や住民との結びつきを強めて、大学淘汰の時代を乗り切る構えだ。ホーイ記念館は、そのための重要な一手と位置づけられる。

オープニングセレモニーで、松本学長はホーイ記念館の整備に込めた思いをこう語った。「21世紀の都市型キャンパス、そして地域に開かれた大学をめざします」

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5日に開かれたホーイ記念館のオープニングセレモニー。松本宣郎学長がめざす教育などについて語った(平間真太郎撮影)
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