【バリ・ウブド村通信(17)】よさこいで日本情緒満喫

Villa Bintang Ubudの光森史孝です。

「土佐のー高知のー播磨屋橋でー坊さん、かんざし買うを見たァー」

懐かしい、よさこい節が、昨夜、バリで、何度も流れました。歌声に合わせて、バリの大学や高校などの学生・生徒たちの「よさこい踊り」が次々に披露され、日本とバリの絆を、たっぷりと味わわせてもらいました。昨夜、バリ・デンパサールの香港ガーデンで開かれたのは「第2回よさこい祭り」と「第26回盆踊り大会」です。

よさこい祭りは、バリ日本友好協会・万亀子イスカンダル理事長の開会宣言で幕明け。ウダヤナ大学やバリ日本語補習授業校など計8チームが、よさこい節に合わせ、それぞれにバリの伝統芸能の踊りなどもアレンジした、よさこい踊りを披露。会場ホールを埋めたバリ在住の日本の人やバリの人たちを魅了しました。そして、審査の結果、優勝を果たしたのは、国立ウブド第1高校のよさこいチームです。客席では、副校長のカルシ先生はじめ、関係の人たちが立ち上がり、躍り上がっての大喜び。チームを指導していた、ケイコ・マンデラさんの息子さん、イスワラさんも喜んでいることでしょう―との声も聞かれました。

今年の参加チームは、

  • ポリテクニック大学
  • デンパサール第8高校
  • デンパサール第5専門高校
  • ウブド第1高校
  • ウダヤナ大学
  • マハサラスワティ大学
  • クルンクンサラスワティ観光高校
  • 補習校シューティングスターズ

以上の9チームでした。このほかにもバリ在住のシニアの人たちのチームも存在します。写真は、舞台での国立ウブド第1高校チームのよさこい踊りです。

表彰式の後、日本から駆け付けた、よさこい踊りの師匠たちが、出演した生徒たちはじめ客席の人たちも巻き込んでの総踊りで、祭りを盛り上げていました。

そして、第2部の盆踊り大会が内庭で始まりました。中央の屋台を囲んで、設けられた席にバリ日本国総領事館・千葉総領事やバリ日本人会・上川会長らが居並ぶ前で、バリ日本語補習授業校の太鼓チーム「鼓龍」の演奏、国立ウブド第1高校のよさこい踊りが披露された後、浴衣姿の人たちが登場して、盆踊り。この日、初めて披露された「バリ音頭」はじめ「炭坑節」「東京音頭」などに合わせて、踊りの輪が、どんどん広がり、会場の周辺に設けられた食べ物屋台のお客さんも含め、約2千人の人たちで大にぎわい。

フィナーレは、日本―バリ往復無料航空チケットが当たる入場券の番号を対象にした抽選会の大歓声の中、幕を閉じました。

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