「日韓文化交流フェスティバルin仙台」10月に初開催 仙台市と光州広域市の姉妹都市提携20周年を記念して

鈴村加菜】10月22・23日、仙台市の勾当台公園市民広場を会場に、仙台市・光州広域市姉妹都市提携20周年を記念した「第1回日韓文化交流フェスティバルin仙台」が開催されます。イベントを主催する合同会社Gaja-Goの遠藤あやさんにお話を伺いました。

日韓文化体験が充実 SNSで話題のゲストも登場

今回のフェスでは、チマチョゴリなどの韓国民族衣装の試着体験、ハングル講座など、韓国の文化を体験できる様々なコーナーが準備されています。また、空手とテコンドー演舞や日韓ファッションショーといった両国の文化を同時に楽しめるステージも。韓国料理を始め、仙台市内の飲食店による屋台やキッチンカーも並ぶといいます。さらに、スペシャルゲストとして「倍速ダンス」の柏田侑哉​さん、姉妹ダンスユニットのSIS+ばあばさん、「韓国あるある」でお馴染みのスクールゾーン橋本稜さんといった、SNSで人気を集めている方々が登場予定だそうです。

仙台と韓国をつなぐ「Gaja-Go」

Gaja-Goは、韓国美容用品の販売を行っている遠藤あやさん、韓国料理店「扶餘」を経営するイ・ソゴンさんらが「K-POPや韓国料理など、好きの対象や深さに関わらず、仙台や東北の韓国好きが集まるプラットフォームを作りたい」との思いから、昨年立ち上げた団体。今は、情報発信と文化交流をメインに活動しているそうです。Instagramでは、韓国に関連したお店の紹介のほか、韓国在住メンバーによる「今の韓国」を伝える投稿も。

Gaja-GoのInstagramより

定期的に開催しているK-POPダンスイベントやワークショップは、当初、仙台市内のみでしたが、Gaja-Goの活動を知った方からの要望を受け、9月には岩手県大船渡市でワークショップを初開催。参加者からは、「この地域でこんなに若い人が集まるなんて」​「久々に活気を感じた」と反応があったそうです。遠藤さんは「Gaja-Goの活動が日韓交流だけではなく、地域活性化にも繋がるかもしれないという可能性を感じました」と話します。

7月に行われたダンスイベント「K-festival vol.3」
大船渡市で開催されたワークショップ

遠藤さんは、今回のフェスについても「仙台で民間団体が開催する国際交流イベントとしては、これまでにタイやアメリカがありましたが、韓国は今回が初めてです。タイトルに『第1回』とある通り、今後定期開催し、仙台の日韓交流を盛り上げていければと思っています」と参加を呼びかけます。

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