- 2021年12月27日
【陸前高田h.イマジン物語⑧】夢のホテルマンに
新聞の求人広告から 【寺島英弥】「日本の戦後復興の象徴」と称され、アジアで初めてとなる東京オリンピックが開かれた1964年。開催期間中(10月10~24日)、5万人もの来日外国人が滞在した国際化時代の幕開けであり、迎え入れるための顔となる巨大ホテルが […]
新聞の求人広告から 【寺島英弥】「日本の戦後復興の象徴」と称され、アジアで初めてとなる東京オリンピックが開かれた1964年。開催期間中(10月10~24日)、5万人もの来日外国人が滞在した国際化時代の幕開けであり、迎え入れるための顔となる巨大ホテルが […]
TOHOKU360では2021年11月、Twitter上で今年の「東北流行語大賞」の候補ワードを募集しました。編集部ではたくさんのご応募の中から、15ワードを今年の「東北流行語大賞」のノミネート語として選出。12月1日から7日にかけて、以下の記事でw […]
【寺島英弥】大船渡市碁石海岸での開業から丸7年が過ぎた2010年の2月11日、冷え込みの厳しい明け方3時ごろ。ジャズ喫茶「h.イマジン」の2階の住まいで眠っていた冨山勝敏さん=当時(68)=は、戸外の叫び声で夢を破られた。 「マスター、火事だ ~。マ […]
【佐々木佳】岩手県奥州市胆沢若柳(いさわわかやなぎ)の国道397号線沿いにあるドライブイン「食の駅あたご」は2021年夏、「円筒分水工(えんとうぶんすいこう)カレー」の提供を始めた。円筒分水工は、川から引き入れた水を複数の水路に公平に分けるための施設 […]
【寺島英弥】2011年3月11日の津波で流された、オープンから間もない「夢の店」、h.イマジン。陸前高田の町並みの廃墟に埋もれたジャズ喫茶の跡に立ち、心を癒せる場を求める人のための再建を誓った店主、冨山勝敏さん(79)の避難所での暮らしは続いた。 「 […]
【若栁誉美】東北では各県に、J1からJ3までサッカーのプロスポーツチームが存在する。岩手県盛岡市に本拠地を構えるJ3「いわてグルージャ盛岡」から、チームのマスコットキャラクター「キヅール」が緊急入院したとの衝撃的な発表があったのは、2021年8月16 […]
【連載:陸前高田 h.イマジン物語】東日本大震災で店舗が流出し、2020年に復活した岩手県陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」。ジャズの調べとコーヒーの香りに誘われて、店内には今日も地域の人々が集います。小さなジャズ喫茶を舞台に繰り広げられる物語を […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】陸前高田にあれから丸10年が巡ってきた今年3月11日、土色のかさ上げ地に生まれたての街並を見下ろせる本丸公園。東日本大震災の大津波を目撃したのと同じ場所に立って「あの時」を回想する、ジャズ喫茶「h.イマジン」店主 […]
すっかり変わった風景 【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東日本大震災の大津波から丸10年を刻んだ3月11日。黙祷を呼び掛ける陸前高田市の防災無線のサイレンが終わり、「h.イマジン」のお客さんが一人二人と帰っていくと、主人の冨山敏勝さん(79)はふ […]
被災したピアノの歌 【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2021年3月11日のジャズ喫茶「h.イマジン」に流れ出した生のピアノは、ベートヴェンの「月光」の激しい第3楽章から始まり、それから、悲しみの琴線に触れるようなバッハに変わって、最後は優しい音 […]