【11/9・10】仙台でZINEの販売イベント「仙台ZINEの森」が初開催

鈴木千絵】2024年11月9日(土)・10日(日)の2日間、仙台市宮城野区のギャラリーチフリグリで、ZINEの販売イベント「仙台ZINEの森」が開催される。

仙台市市民活動サポートセンターでの「仙台ZINEの森」PR展示の様子(提供写真)

仙台でも気軽に「ZINE」に触れる機会を

ZINE(ジン)は、個人もしくはグループが伝えたいことを自由な形でまとめた出版物である。「仙台ZINEの森」では、主に宮城県内や近県の12の個人・団体が制作したZINEが並ぶ。ヨーロッパの建築アート巡りやイラスト、文芸など、取り上げるジャンルも様々だ。

イベントを主催するのは「仙台ZINEの森実行委員会」。2024年4月に仙台市内で行われたZINE制作のワークショップで知り合った3名で、7月に立ち上げた。

メンバーの一人、大泉さんごさんは「自らも地域の情報発信や猫がテーマのZINEを作る中で、仙台でも気軽にZINEを作ったり手に取ったりできる機会があればいいと感じるようになりました」とイベント企画への思いを話す。

実行委員の出会いの場となったワークショップで制作されたZINE。「仙台・宮城の手土産」をテーマに参加者全員で作り上げた

東北や関東から個性豊かなZINE集まる

コンセプトは「ひらく」に決めた。「普段の生活や、多くの人の目に触れるSNSで自分の考えや好きなことをいうのには勇気がいるが、ZINEは作り手と読み手が一対一のコミュニケーションがとれる。上手い下手や他人にどう思われるかを気にせずに、ZINEを通して安心して自分を表現できる場にしたい」という思いを込めたという。

出展者を募ったところ、宮城県内を中心に福島県、関東地方からも申し込みがあり、ライター&編集人、セラピスト、文芸サークル、デザイナーなど多彩な作り手たちが集まった。

「仙台ZINEの森」イベントチラシ(提供写真)

当日は、2日間のべ12の出展者による販売コーナー「ZINE BOOTH」と、実行委員会おすすめの「おいしいもの」が並ぶ「ひと息 BOOTH」の2つのコーナーを設ける。「ひと息BOOTH」では、甘くてスパイシーなチャイの試飲や、自宅で作れるチャイセット、材料にこだわった手作りクッキーの販売が行われる。(チャイの試飲販売は10日のみ)

大泉さんは「出展者は入れ替わり制なので、2日間いらしても楽しめます。作り手たちが“ひらく”様々な世界に触れにぜひお越しください」と呼びかける。

11月9日・10日の2日間は、個性豊かなZINEとの出会いの場「仙台ZINEの森」に足を運んでみてはいかがだろうか。

「仙台ZINEの森」イベント概要

日時:2024年11月9日(土)・11月10日(日) 11:00~16:00
会場:ギャラリーチフリグリ(仙台市宮城野区五輪1-11-12)
入場料:無料(ZINE購入は有料・現金のみ)
主催:仙台ZINEの森実行委員会
連絡先:zinenomori@gmail.com
note:https://note.com/zinenomori_2024/
X:@zine_nomori
Instagram:@zine_nomori

◆「仙台ZINEの森」イベント概要(公式noteより) 11/9・10開催!仙台ZINEの森|仙台ZINEの森 (note.com)

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