いよいよ22日は衆議院議員選挙の投開票日。TOHOKU360×NPO法人メディアージの衆議院議員総選挙特集では、立候補者それぞれに独自インタビューを実施しました。地元大学生がインタビュワーとなって候補者の政策や素顔に迫ったインタビュー動画を公開します。※候補者の言葉の誤用などがあった場合も修正せずそのまま書き起こしています。
【撮影・編集:NPO法人メディアージ】
仙台せり鍋にはまってます
ー犬と猫だとどちらのほうが好きですか?
私は犬のほうが好きです。
ー好きな食べ物は先に食べるほうですか、それとも残しておくほうですか?
残しておくほうです。
ー理由は?
え、ゆっくり大事に食べたいなと思っていると、あとまわしになります。
ー好きな食べ物は?
お寿司が好きですけど、最近は仙台せり鍋にはまってます。
ー尊敬する人物は?
緒方貞子、国連の高騰難民弁護官をされた。
ーどういったところが?
女性として世界で活躍されている先駆者でありますし、常に弱い人の立場に立って行動されているところを尊敬しています。
ー普段されているご趣味は?
最近はあまりできていないんですが、もともとはテニスをやっていましたので、テニスが好きです。あとは空手を元々習わせていただいていたので、空手。最近は、自分でできないので、スポーツ観戦が趣味ですね。楽天ですとかテニスとかラグビーだとか、スポーツ観戦を友達と行っています。
「日常生活を懸命に生きる幅広い『中間層』の受け皿になりたい」
ー(ここから真剣な質問に入るんですけど)今回、長年勤めていた市議会議員を辞めての出馬、5期勤められている市議会議員を辞めて国政に行こうと思った経緯、決意を教えてください。
元々やはり人に投資する社会を目指したいと、地域においては、基礎自治体でしっかり政策を反映させるという思いがありました。一方で、国から来るお金の問題であるとか、地方で政策を作っても国で認められないとか、そういうものがありまして、やはり、国の根本のところで変えたい、という思いがあります。もうひとつは、昨今の政治の動きの中で、政治的な「中間層」の方々の受け皿になりたいという思いが強くありまして、今回決意をいたしました。
ー中間層というのは具体的にどういった方々を意識されていますか?
日常生活を一生懸命頑張ってらっしゃる方、障害を持ってらっしゃる方、女性や子どもや高齢者、いろんな方々が、排除されることなく、そういった方々が、だれでも参加できるよ、という意味で、真ん中じゃなくてはいけないということではなくて、幅広くという意味で、中間層という言葉を使わせていただきました。
ー今回立候補される中で、立憲民主党から公認をいただいて選挙に臨むということになったことについての経緯、党で戦おうと考えた理由を教えてください。
実際いろいろと悩んだのは事実です。今の安倍政権に対しては、やはり、別の受け皿をという思いがありました。結果とすると、独断専行型のリーダーを望むよりも、市民の力で、民主主義をしっかりと勝ち取っていく、そういう意味でいくと立憲民主党が自分にとっては共感できると思い、立憲民主党(で出馬すること)を判断しました。
ー今回の選挙、突然の解散だったと我々も思っていますけれども、そんな中で、野党側の争点というのはどういったものになると思いますか?
先ほども申し上げたことではありますけれども、独断専行型のリーダーで本当にいいのか、というところ、一方で、仙台では、参院選、仙台市長選と、市民の力による政治というのをずっと続けてきました。そういう意味でいくと、やはりここも市民の力で、民主主義を自分たちでつくっていく、その戦いになると思います。
ーそのために今後どういった取り組み、どういったことがやっていけると思いますか?
ひとつは安全保障の問題ですとか、外交・安全保障の問題について、国民の声をしっかりと反映していくということ、一方的に物事を決めて、数の論理で進めていくのではなく、国民が意見をあげられる、その議論の結果、どういう判断をしていくのか、というところに声をあげていきたいと思います
ー立法とか行政というもののプロセスに対して声をあげていく
そうですね、はい。
「地方オリジナルの制度を国が評価する仕組み作りをしたい」
ー政治家として、個人として最も実現したい政策は何でしょうか?
地方自治法が変えられるというのがあると思います。今、「地方創生」と国で一生懸命言ってくださっていますけれども、地方オリジナルで作った制度が、国で「良い」となった結果、国で統一されて、地方が元々持っていた制度が使えない、交付金が使えないということが、市議会議員時代、散々経験をいたしました。地方がオリジナルでつくった制度に対して、それを評価して、それを尊重するような、税源移譲ですとか、あるいは、オリジナルの制度に対しても、国の地方交付税交付金を充ててもいいよというような、そうした制度に変えていきたいと思っています。
ーそれでは最後にですね、学生とか、10〜20代の若者に向けて、現在投票に行かない方もたくさんいると思うのですが、そうした若者が政治に希望が持てるようなメッセージをお願いします
岡本あき子です。今回立憲民主党で決意をいたしました。昨年の参議院選挙、それから今年7月の市長選挙、今回の国政選挙もそうですが、市民のみなさんが参画をすることで、政治が変えられると思っています。現実、昨年の参院選では、安保法制含めて、18歳以上の若い人たちが声を出した結果として、政治が動いたと信じています。若いみなさんが参画をすることで、世の中を変えられる。それを信じて、ぜひ行動していただければと思います。お願いします。
ーありがとうございます