プレイヤー大募集!元気と活気あふれる亘理町の未来を照らす、希望の音楽イベント「300人バンド」

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【PR記事】宮城県亘理町の任意団体「わたり創生会」が主催する音楽イベント「WATARI Music Showcase 300人バンド」が9月30日(土)、鳥の海公園特設会場で開催されるツアー型花火大会「東北未来芸術花火2023」のオープニングを飾る。

かつて壊滅的被害を受けた東日本大震災から12年。道半ばの亘理町の復興をさらに加速させ、元気と活気あふれる町の未来を照らす希望のイベントとして、各地から集うプレイヤー300人でのバンド演奏を目指すわたり創生会の、代表メンバーらによる演奏練習を訪問した。(文・写真:黒田あすみ)

「創生」とは初めて生みだすこと、作ること

2020年より活動を開始したわたり創生会は、主に30〜40代の青年メンバーで構成されている。その多くは、会の母体である一般社団法人あぶくま青年会議所や特別認可法人亘理山元商工会に所属し、亘理町を拠点に事業を手掛ける経営者たちだ。

だがそれに限らず、入会の門戸は広く開かれているという。たとえば、亘理町に隣接する山元町の方や、亘理町に生まれて仙台市内に暮らすサラリーマンなどが共に、【亘理町の地域活性化を目指し、より住みやすい町づくり】をモットーとした積極的な活動を繰り広げている。

左から安原運営委員長、八巻デジタル室長、森専務理事、千葉運営委員、 渡邉ゲストボーカル。本番でギターを担当する八木理事はこの日欠席(記者撮影)

彼らの活動実績には、「小さい田舎の町でも、亘理の人たちが集まったらこんな大きいことができるのかって、ほかの亘理の住民たちに教えてくれているような気がする」「次の世代が安心してついていけているからこそ、組織が続いている」という町の声が。

仲良く歓談するわたり創生会の面々から伝わる空気感は、なんだかとてもカラッとしている。はればれしている広大な青空や、さらり吹き抜ける海風を彷彿とさせ、それはまるで亘理町の豊かな自然のように気取りがなく、親しみやすい。

亘理町の海岸風景(わたり創生会提供)

亘理町の未来を拓く。楽しく学び、わくわく活動する

発起人/森 義洋 専務理事

亘理町のこれからを担う人たちって、我々世代だと思うんです

森:私は以前から、「我々世代が地元の現在点を知り、町の未来を考えることに向き合うための場づくりが必要だ」と強く感じていて。ただ、せっかく集うのだったら「楽しみながら、わくわくしながら活動したい」という想いがありました。

そこで、自分たちでアイデアを出し合えるようになるためにも、子どもの頃の同級生たちに「まずは亘理町をよく知ろうよ」と声をかけ始めたのが2017年のこと。もちろん、集まってワイワイ楽しいだけになってしまっては意味がなくて。みんなで取り組む理由を持ち、実際に行動してみた先で、地域にどんな良い影響をもたらせるのかが重要です。

その活動意義を「みんなで共有して形にできたら、それこそ最高に楽しいにちがいない!」と決意を固め、立ち上げたのがわたり創生会でした。

(わたり創生会提供)

フラットフィッシュ釣り大会&海岸清掃活動in県南サーフ

発起人/森 義洋 専務理事

言うだけでやんなかったら、永遠に何にもやらない。絶対やったほうが良い

森:立ち上げから一貫して、地域の方々から信頼され、任せてもらえる団体を目指しています。そのためにも、地域の諸先輩方の協力を得たり、しっかりと運営ルールを設けたり、亘理町長や国会議員を総会に招いて我々の意見を吸い上げていただいたりと、信用するに足る組織を築くことを大切にしてきました。

そうして2020年11月に、初の自主企画イベント「フラットフィッシュ釣り大会&海岸清掃活動『亘理町長杯』」をみんなで成功させることができたんです。翌2021年は町の方々や医療従事者への影響を考慮して海岸清掃活動のみ実施し、一年越しとなった2022年の第2回釣り大会は大いに賑わいました!

2022年第2回釣り大会の集合写真(わたり創生会提供)

森:来月10月には第3回釣り大会を予定しています。釣りを縁につながる仲間との出会いをきっかけに「一緒に亘理の海をきれいに保っていこう」という共感が芽生えるイベントとして、これからも永続的な開催を目指していきます。

2022年海岸清掃活動風景(わたり創生会提供)

※フラットフィッシュとは平べったい魚のことでヒラメやマゴチを指す。亘理町は「県南サーフ」エリアと呼ばれ、東北屈指の釣りポイントになっている。

ハイスタの楽曲に未来への希望をのせて。一斉に奏でる300人の仲間を大募集

2022年6月に続き今月9月30日(土)には、鳥の海公園特設会場を舞台に、亘理町開催2回目となる東北未来芸術花火2023が行われる。さらに、14時の開場から夜空に大輪の花火が打ち上がるまでの間も、「秋の味覚・名物 はらこめしお腹いっぱいFESTIVAL」など、亘理町を満喫できるイベントが目白押しだ。

わたり創生会主催では初の音楽イベントとなるWATARI Music Showcase 300人バンドもその中の一つで、多彩な出演者が予定されるステージのオープニングを飾る。そこで、数千人の観衆を前に、1990年代を代表するパンク・ロックバンド「Hi-STANDARD(ハイスタ)」の人気曲3曲を一斉にバンド演奏してくれる300人の仲間を大募集しているという。

※Hi-STANDARD(ハイスタ)…難波章浩(Vo./Ba.)氏、恒岡章(Dr./Cho.)氏、横山健(Gt./Cho.)氏の3人からなる人気パンク・ロックバンド。
2000年の活動休止から11年目に、東日本大震災の被災地支援にむけてバンド活動を再開。ロックフェスティバル「AIR JAM」「東北ジャム」の開催など、継続した支援を続けている。2023年2月14日に恒岡氏が急逝。享年51歳。

壮観な景色、みんなでわいわい盛り上がりたい

安原 洋志 運営委員長

ハイスタのメンバーとは東日本大震災の災害ボランティアで交流しました

安原:我々は何をやれるのか、東北未来芸術花火プロデューサーの中田源さんを交えて幾度となく話し合いました。その中で意見が揃ったのが「ハイスタの音楽を、300人のバンドで一斉にパワフルに演奏する」こと。300人は自分たちで集められそうな最大限の人数です。

ハイスタの楽曲に決めたのは「我々の年代で流行った曲で自分らが大好きだから」というのも大きいですが、ただなにより、ハイスタのメンバーの方々が東日本大震災の被災地支援として現地へ来られた際に、一緒に作業したり喋ったりさせてもらっていたので近しい気持ちがありました。

今年は恒さんのこともあったので「ハイスタの曲をやりたいな」という想いが特に強かったんです。東北未来芸術花火には鎮魂の思いが込められていますし、音楽には人々を元気づけて、心を癒やし、希望を与える力がありますから。

八巻 孝 デジタル室長

技術は二の次で、楽しめればそれが一番

八巻:バンド演奏は3曲あるけれど全て弾ける必要もないんです。クオリティはまったく求めていなくて、「私たちと参加できる皆さんとでわいわい盛り上がりたい」というのが一番楽しみにしているところです。

マイクスタンドなんていらない!必要なのはあなたの歌声だけ!(渡邉さんは亘理町の異なる任意団体に所属し、今回はサポートメンバーとして参加)
エアギター大歓迎!あなたのギターを具現化させてください!
ベースの種類は何でもオッケー!ほうき・ダンボール・スコップ大歓迎!
叩けても叩けなくてもかまわない!カホン・トライアングル・タンバリン大歓迎!

WATARI Music Showcase 300人バンドへご参加の方は、「バンド参加&東北未来芸術花火2023観覧セットチケット(駐車券付き)」をセットチケット専用販売サイトにてご購入ください。

・配送でのお届けのため、セットチケット販売は9月20日(水)までです。お気をつけください。
・搬入搬出用駐車券1台分がチケット代に含まれています(花火観覧のみの駐車券付チケットは既に完売)。
・演奏参加されない同行者分も、上記サイトにてご購入いただけます。

WATARI Music Showcase 300人バンド 公式サイトより引用


◯東北未来芸術花火2023 公式サイト https://www.tohokumirai.geijutsuhanabi.com/
●わたり創生会 公式インスタグラム https://www.instagram.com/watari.sousei/
●beach clean project Vol.3 & 第3回 亘理町長杯 ~フラットフィッシュ釣り大会~ 公式サイト https://watari-sousei.net/bcp2023

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