“誰も見たことのないニュース”を作る

TOHOKU360(トーホクサンロクゼロ)は、日本初の360°VR動画ニュースに特化したニュースサイトです。

TOHOKU360は、新聞とインターネットニュースの両方を経験した記者で構成されています。従来、新聞社が持っていた「確かな取材力」と、インターネットニュースが持つ「拡散力」。その二つの良さを活かし、360°VR動画という「新たな技術」を用いて、報道の可能性、ニュースの可能性を日々追求しています。

東北には、まだ全国に知られていない多くの素晴らしいニュースが埋もれています。TOHOKU360を通じて、その息づかいや感情まで、360度全てを、あらゆる技術と手段でお届けしたいと思います。

2016年2月 仙台にて
TOHOKU360編集部

「360 NETWORK NEWS」始動

あなたの「ニュース」を世界へ

「ニュース」とは何でしょうか。政治家の汚職?大企業の倒産?それとも「ネットで話題」?

それも間違いなくニュースですが、実は誰の生活の中にも、ニュースはあふれています。

自宅の庭に、10年に1度しか咲かない花が咲いた。家から少し歩いた先に、絶景の夕焼けが見られる場所があるーー。そんな、人が感じる日々の新鮮な驚きこそが、「ニュース」なのです。

「ニュース」の作り手は従来、新聞やテレビの記者に限られてきました。インターネットの登場でマスメディアの独占は崩れ、誰もが発信できるようになりましたが、今度は別の問題が生まれました。不確かな情報やデマを流したり、他人の書いた記事を無断で転載したりする人たちが現れたのです。そんな「ネットニュース」ばかりでいいのでしょうか。

「ニュース」は、現場で生まれます。読者が行けない場所に読者の代わりに行き、その場所でしか見られない風景を伝え、そこに生きている人々の姿を描写する。それがこれまで、記者たちがしてきたことでした。もしその役割を、マスメディアの記者だけではなく、世界のあらゆる地域に住んでいる人が行い、自分の住んでいる街の、自分が心動かされた「ニュース」を世界に発信する。そんなことが実現すれば、多様な風景や価値観があふれ、インターネットの世界はもっと豊かになるのではないでしょうか。

私たちは、新聞記者そして、インターネットニュースの記者として、地域の小さいけれど素晴らしい「ニュース」の可能性を感じてきました。従来はその地域でしか知られておらず、地域の中に留まっていた「ニュース」が、インターネット空間に投入されると、全国的、世界的な話題となっていく姿を、数多く見てきました。

私たちは、そのような目を持ち、地域からニュースを発信する「通信員」を育てる「東北ニューススクール」を開講します。スクール修了生が通信員となり、出稿時に全記事を編集部でデスク、校閲をかけることで、「誤報やデマのない」インターネットニュースを目指します。(→「東北ニューススクール」と「通信員」プロジェクト

東北地方、そして日本、世界のあらゆる場所には、多くのニュースが埋もれています。そんなニュースの鉱脈を掘り当てる目さえ持っていれば、誰もがニュースを見つけ出し、記者になれるはず。その選りすぐりの「ニュース」を、友達の間や地域だけで消費するのではなく、全国に、世界に発信していく。そのとき、従来のマスメディアでは拾いきれなかった「報道」「ニュース」の、新しく多様な世界が広がるのではないでしょうか。

TOHOKU360が目指すのは、「ローカル」が直接「グローバル」につながるような世界です。日本には、世界にはもっと多様な価値観があり、知らない世界が広がっています。インターネットと報道を掛け合わせることで、その扉が開くのではないか。そんな仮説を持って、東北からこの挑戦を始めます。

2016年7月1日
TOHOKU360編集部
安藤歩美、中野宏一