立憲民主党・石垣のりこ候補の街頭演説全文「私はロスジェネ世代、年金や子供たちの時代に不安」|参院選宮城2019

7月21日に投開票日が迫る、令和元年の参院選。TOHOKU360ではNPO法人メディアージの協力を得て、3人が立候補する宮城選挙区の各候補者に関する情報をお伝えしていきます。

投開票日まで一週間余りとなった三連休初日の7月13日の、立憲民主党・石垣のりこ候補の街頭演説全文です。[撮影・編集:NPO法人メディアージ]

「今の政権の暴走を止めなくてはいけない」

三連休の土日、この時間帯、お忙しい時間帯、遊びに行きたい時間帯にこんなにたくさんのみなさまにお集まりいただきまして誠にありがとうございます。第25回参議院議員選挙野党統一候補の石垣のりこでございます。商店街ご通行の皆さまも、大きな音で失礼を致します。石垣のりこ、もしよろしかったらお立ち止まりいただきまして、ちょっとお耳を傾けていただけますと嬉しく思います。

選挙でございます。私初めてのチャレンジでございます。5月から活動を始めまして2カ月、なんとかかんとか今日、選挙戦スタートして10日目を迎えることができました。ここにお集まりいただいている皆さん、市民のみなさん、そして応援いただいている団体の皆さんも含めて、本当にみなさんのおかげでございます。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

私がこの度、いちラジオのパーソナリティーであった者が、選挙に臨む覚悟を決めたのは、今回の選挙で各地、皆さんからもたくさんのお声をいただいているように、このままの、今の政権の暴走を止めなくてはいけない。そうしないと日本がどうなるかわからない。ひいては、私たちの生活が、どうなるかわからない。そういうたくさんのお声、そのお声と同じ思いを私自身が持っていたからでございます。

ここ宮城は、東日本大震災の被災地でもあります。「東北でよかった」なんて、そんなことを平気で口にしてしまうような政権。国の根幹である文書を改ざんしたり、データを変えてしまったり、そしていつのまにか空気を読んで、周りの都合のいいようにいろんなことが決められて、弱い立場の人が虐げられてしまう政治、それが今、当たり前のようにまかり通ってしまっている。そのことに私は本当に危機を感じています。

「私はロスジェネ世代。年金が出るかすらわからない」

その状況を変えるためには、皆さんのお力、お一人お一人のお力、その思いを行動にしていただくこと以外にございません。ここにこうして、お集まりいただいてお足運びいただいた方、さらにはですね、何やってんだろうなあと思いながら、ちょっとでも耳を傾けて下さる方、本当にたくさんの力が必要です。

消費税増税も、目前に控えております。これ以上、消費税増えたら、私たちの生活、直撃でございます。上げるべきは、賃金です。消費税ではございません。

私、学生時代に美容代、バイトして稼いでいたとお話が今、鎌田さんからありましたけれども、まさしく私はロストジェネレーション世代でございます。ロスジェネの世代、今44、今年45になります。人口も多くて、これから年金の問題もございます。今、2000万円、数字が出てきましたけれども、今、老後の生活を送って、年金で大変だという方はもちろん、さらに私たちの世代、年金がどこまでおりるか、出るかすらわからない。そういう不安もございます。

ましてや、私小学校4年生の子供がございますけれども、その子供たちに次の時代、受け継いでいく時にどんな社会になっていくのか。今のこういう弱い者いじめの政治が当たり前にまかり通ってしまっている、このままを、もっともっとひどくなってしまう、そうしてそれを私は見過ごしてはおけない。そして今回、チャンスをいただきました。皆さんの声を代弁して、私、庶民の1人として、国政にその思いを届けて参ります。

「憲法9条を守り、世界にその精神を届けていけるように」

この、日本の平和を守ってきた憲法9条もしっかりと守って、さらには、世界に向けて、よりこの憲法9条の精神を、より皆さんに届けていけるように、もっともっと日本ががんばっていかなくてはいけない、皆さん、そう思いませんか。私は本当に強く、そう思っております。弁護士の皆さんの会の方にも239人、ご賛同をいただいておりました。本当にありがたいことです。本当にみなさま、ご協力いただいてありがとうございます。

「この選挙で負けてしまっては、私たちの生活が破壊されていく」

しかしながら、この選挙戦、折り返しに入りましたが、宮城県の最低でも50万人くらいの方に私の名前を書いてもらわなければ、今回の選挙、勝ち抜くことができません。宮城県は、日本一の参議院選挙激戦区と、かの総理大臣、自らが宣言をされました。

この戦い、さらに、もう今までも存分に皆さんにご協力はいただいておりますけれども、何卒、私にさらなるお力をお貸しいただけますように、心からのお願いを申し上げます。この選挙で負けてしまっては、この先、本当に私たちの行く先、不安、私たちの生活が破壊されていく。みなさんの中にあるこれからの将来に対するそういう思いが、現実のものになってしまいかねません。

どうか皆さま、お力をお貸し下さい。今日お集まりいただいたみなさん、さらなるご支援の輪を広げていただきまして、私、石垣のりこにさらなるお力をお貸しいただけますように、この場をお借りしまして、心からのお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。