7月10日に投開票日を迎える参議院議員選挙。TOHOKU360はNPO法人メディアージとコラボし、宮城選挙区の立候補者情報や独自インタビュー、投票に役立つ知識をわかりやすく掲載しています。
この記事では、メディアージが行ったNHK党公認の中江ともや候補への独占インタビューをノーカット動画と全文書き起こしで公開します。【インタビュアー：阿部優香／動画：NPO法人メディアージ／書き起こし：安藤歩美（TOHOKU360）】
――本日インタビューさせていただきます阿部と申します、よろしくお願いいたします。
お願いします。NHK党の中江ともやと申します。よろしくお願いします。
「人生、いま一番楽しんでるんですよ」
――では質問に移らせていただきます。最近スマホで撮った写真の中からお気に入りの一枚を見せて下さい。
はい。お気に入りの一枚…ちょっとさっき考えてたんですけど、何にしようかな。これでいいですか。あの、この間初めて県庁に行ったときに撮った、このむすび丸君と僕です、はい。まぁこれであのちょっと、好感度を今上げてます。はい。ふふ。かわいいですよね、うん。
――小学校で学んだ各教科の中でどれが一番好きでしたか。
あのー、好きな教科は、ない、ですね。うん、なんか全てにおいて興味が僕は、薄い人間なのね。なんか特段この教科が好きみたいなものはなかったです。まあ、嫌いな教科はいっぱいありましたけどね。
――例えば？
例えばえっと、小学校ですね、あの音楽の先生が嫌いだったんで音楽嫌いでしたし。あとは…算数とか理科もあんまり好きじゃなかったですね、まあ文系なので、はい。小学生は仕方ないと思います。
――ご自身のことを「〇〇主義」と表現するならどのような言葉が当てはまりますか。
えっと、自分はめちゃめちゃやっぱわがままだと思うんですよ、自分の性格を。だからなんだろう、「利己主義」というか、かなぁと思います、はい。
――具体的にどのような部分が利己主義だと感じますか。
もう僕は生きていく中でもう、やりたくないことはやりたくないんで。今すごい、人生今一番楽しんでるんですよ。この間まで会社員だったんですけど、まあ会社辞めて、今はね、国政選挙に挑戦してて、これってやっぱり他の方だとなかなか真似できない生き方かなと思いますので、うん。だから本当に自分の欲求に忠実に生きてるなと思います。っていうところからやっぱり「利己主義」かなと思いますね。
「参議院議員を目指してません」
――ありがとうございます。次からは政治や政策についてお聞きします。参議院議員を目指すことになった理由や目的、そして思いを教えて下さい。
はい、まず、質問頂いて申し訳ないんですけど、参議院議員を目指してません（笑）。じゃあなんで今回立候補したかというのは、本当にあの、まあ我がNHK党は一応国政政党、日本に9つある国政政党の一つなんですけれども、まあ国民の皆様からざっくり約2%の投票を得られないと3年後に国政政党のとしての要件が抹消してしまうと。
いうところで今回、まああの1票でも多くの投票をいただくために今回ですね、あのまあ私が昔に縁あった宮城というところで立花党首の力になりたいと思って、宮城の公認をいただいて立候補するというような形なので。本当にあの…しかも当選は絶対にしないと思ってますので、本当に一票でも多く、宮城県民の皆様から投票いただいて党に貢献するというか。そういった目的で今回出馬を決意いたしました。
――NHK党や立花党首の力になりたいと、そこまで考える思いは？
そうですね、あの、まあ立花党首、NHKの元職員だったんです、実は。そこで NHKの不正を内部告発して辞められたと。それで今の活動に至っているんですけれども、私もですね、前職の会社の不正を内部告発して辞めているっていう共通のポイントがあって。ただ、私の会社の規模感よりもNHKの方がとてもね、大きくて。まぁあの、一般的には優良企業というふうに言われている会社を辞めるっていうのはかなり勇気ある行動として尊敬しているというか。そういった思いからですね、立花党首にどんどん惹かれるようになりまして、ちょっと立花投手の考え方に共感をさせていただけるという次第からです。
――内部告発者を守る党についての活動内容を教えて下さい。
まず内部告発者を守る党に関しましては、名前の通り、内部告発者を守る活動をしています。具体的にはまあ我々の党の方針として、正義の内部告発者が正当に評価されるような世の中にしたいっていう思いがありまして、全国の内部告発者からご相談をいただいて、それに我々が助言をするといったような活動が主な活動になります。
「NHKのスクランブル化を目指して周知したい」
――国会議員を目指しているわけではないとのことですが、今回の出馬を通じて実現してほしい政策などがあれば教えて下さい。
まああの、NHK党の政策に私も基本的に賛同しておりますので、まずはNHKのスクランブル化。あの、まあ本当にね、これ当たり前のこと言ってるんですけど、見たい人が受信料を支払って見れるようにすればいいかなと。本当に Amazon Prime だったりU-NEXTだったり、今色々ね、あると思うんですけど、まあそれと同じように、もうあれってお金をね、払わなければサービスが止まるじゃないですか。
まあ今ってNHKみなさん、宮城だとどうなんだろう――テレビをつけて、東京ベースで話すんですけど、1チャンネルを押すともNHKが映るんですね。でもこれって、NHKの受信料をお支払いしていない家庭でも、お支払いしている家庭でも、全く今同じ条件でテレビが映ってしまうと。まぁこれはあの、普通に考えておかしいかなって僕は思いますので。
まぁ他の例で例えると、例えばマックに行ってハンバーガー食べたいってなったときに、まあ200円なり300円なりお金を払って、であのハンバーガーが出てくると思うんですけど、今まあマックに行ってぼーっと突っ立ってるとそのハンバーガーが出てくると。で、それを一緒に食べるみたいな。もう飲食業界に例えましたけど、今それと全く同じようなことが放送業界で起きてしまっているという現状を、まあ変えなければいけない思いますし、変わらなければ変わっていくべきだというふうに私は思いますので、まずはそのNHKのスクランブル化ですね。そこを目指して我々は宮城県民の皆様に今回の選挙を通じて周知したいと思っています。
「公益通報者の保護、制度拡充を」
――NHK党に所属していることを通して、ご自身の「内部告発者を守る党」で実現したい政策があれば教えて下さい。
はい。今回の参院選を通じて周知することはないんですけれども、個人的にはまあね、まだまだ公益通報者の保護が全く世の中に浸透していない、機能していないと思いますので、まずはその制度の拡充ですね。あとはそういった制度があるんだよっていうのを、もう働いている方すべての人に知っていただけるような活動ですね。そういったところをしていかなければいけないと思っていますので、これはね今回の参院選で訴えないんですけれども、まあ日本がより良くなるためには必要不可欠であると私は思っていますので、そういったところに力を入れていきたいなと思っています。
立花党首は「狙ってやってます」
――NHK党は党首の過激な言動が注目されがちだと思うんですけども、内部から見た印象また、諸派党構想の狙いなどあれば教えて下さい。
はい。えー、まず諸派党構想の狙いに関しては党首が始めたことなので、ちょっと我々だと何をどうしたいのかっていうのは見えてないんですけれども、まずそうですね、党首に関しましては、あれは狙ってやってます。本当にあの、まあね皆さんやっぱり先日のテレビ朝日の党首討論での退場劇とかっていうイメージが、一般の方々からしたらあれを見ているのでおかしな政党っていうふうに思われるのは僕も重々、理解できるんですけれども、あれも実は戦略で、参院選関連のテレビ放送、あれが今回一発目だったんですね。で、あれをやると「次、立花って何を話すんだろう？」って注目するじゃないですか。で、その注目された時に真面目なことを訴えていくってふうな、まあ他の政党の党首とは結構違ったあのアピールの仕方というか。
もうほんとにね、あれは確かに本当に国民の皆様を大変混乱に陥らせてしまっていると思うんですけれども、あの一応そういった狙いがあると先日おっしゃっておりました。でまぁ僕もそれはもうすごいおもしろいなって思うし、もしまあ若い方がTwitterだったりとかっていうのを見るっていうのを党首もう熟知しておりますので、Twitterのね、あのトレンド1位を獲得したりだとか。まあ本当にもう戦略的に動かれている方だなっていうふうに思っています。
――参議院の被選挙権を得てすぐの立候補だと思います。これまでお話しいただいたことのほかに若者目線で特に政治のここを変えて取り組みたいというテーマがあれば教えて下さい。
はい。やっぱり政治って、あの僕もきっかけがなかったら学ぼうと全く思わなかったので、本当に今っておもしろくないと思うんですよ。本当につまんないと思っていて。それはあの、僕は政治家自身が悪いなっていうふうに思ってまして。まあ政治家がね、もっと注目されたりだとか、あとはーそうですね、興味を惹いていただけるような行動をしないっていうので、まぁ10代20代の投票率が今非常に悪いという問題につながったりだとかあると思うんですけど。まあなので政治のここを変えたいというよりも、政治家自身が変わるべきかなっていうふうに私は思ってます。
――政治家のどういう姿を見て、政治家が変わるべきだと感じますか。
その例えば政治家を調べたいって思った時に、もう政党の決められた、かっちりしたホームページとかしか今ないと思うので、そういう状況がまあ、おもしろくないなと思っていて。まぁ本当に政治家全員 SNS僕はやるべきだと思いますし、自分個人が思ったこと、政党に縛られないことをどんどん発信していくべきかなと私は思っています。
「減税を推し進め、政府支出を減らす」
――収入は増えず物価は上がり、国民の生活が苦しい状態がすごく続いていると思います。国民が安心して生活できるように、国としてどのような手だてを取るべきだと考えますか。
はい。もう全ての税の減税を強く推し進めるべきかなと思ってます。税金や社会保険料の引き下げた際の主な財源っていうのは、政府支出を減らすことにつながるのかなと思っていて。この場合ですね、本当に必要な支出っていうのは残って、無駄な支出から削られていくことになるのかなと思います。減税は政府にとって税金の無駄遣いを減らすことにつながることを、多くの国民に周知して、国民の負担を軽減したいと、NHK党では思っています。
――減らした部分のお金はどこからか確保すると考えていますか？
あの、確保するというよりも、今は無駄がそもそも多すぎると思っているんですね。それをまず減税することによって無駄を省くっていう、あの作業が僕は必要かなと、あ、NHK党は必要かなというふうに思っていますので、補填するというよりもまずは無駄を省く。こういった方向に我が党は指針を置いています。
「99.99999%当選はしません」
――ありがとうございます。最後に未来のためにどんな政治を行っていきたいと考えるか。特に10代から20代に向けたメッセージをお願いします。
まあ若い方々に対してということなんですけれども、日本が本当に好きになってもらえるような政治を政治家は行うべきだと私は考えておりますが、ただですね、今回私参院選2022、宮城県から出馬しましたけれどもあのー99.99999%当選はしません。仮に奇跡に奇跡が重なって僕が国会議員になれたとしてもですね、今言ったような政策っていうのは実現できないと思います。
これはですね、NHK党が1議席しかでまだ獲得していない弱小政党ですので、過半数を超えるような大きな政党じゃないとやっぱり実現したい公約っていうのはこの国に反映ができない。今ねそういった制度になってます。この制度に関しましては別に僕は反対しているとかではないんですけれども、まずねあの政治家って本当に素晴らしいことだったりとか、かっこいいこと言う方はたくさんいるんですがまぁもうまず僕は有権者の皆様にですね、嘘はつきたくないので、今一度ね最後あのお伝えをさせていただいて、動画を終わりたいと思います。はい。
――本日はお忙しい中お時間をいただいてありがとうございました。
ありがとうございました。NHKをぶっ壊～す（笑）
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