【参院選宮城2022】小畑きみ子候補(立憲民主党)第一声「8人のお母さんだからできるんです」

7月10日に投開票日を迎える参議院議員選挙。TOHOKU360はNPO法人メディアージとコラボし、宮城選挙区の立候補者情報や独自インタビュー、投票に役立つ知識をわかりやすく掲載しています。
この記事では、参院選公示日の6月22日、立憲民主党公認の小畑きみ子候補が仙台市青葉区の仙台三越前で行った「第一声」の演説を、ノーカット動画と全文書き起こしで公開します。【動画:NPO法人メディアージ/書き起こし:鈴木千絵(TOHOKU360)】

みなさんおはようございます。今日は本当にたくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます。

皆様のおかげで、ここまで来ることができました。そして、この18日間が始まります。ここにいる皆さんと、そして皆さんから繋がる人たちと共に18日間を戦えることを本当に嬉しく思っております。どうぞ18日間、私小畑きみ子と一緒に走り抜いて下さい。よろしくお願いいたします。

「困っているから出るんです」

さて、本当に連日、物価高の話あります。小畑家も本当に毎日安いものを探すのが大変なぐらいです。仕事をしていなかった友人も、コロナ禍で旦那さんのお給料が減ったということもあって、パートに出たりしています。周りを見ると、私だけじゃなくて友達も、そして地域の方々もみんな困っている人いっぱいいるんです。こんなに困っている人だらけなんです。

四男四女8人子どもがいる、何で小畑さんが出るのって言うけれども、困っているうちの一人だからですよ。私、困ってなかったら出なかったかもしれない。困ってるから出るんです。今ずっと困ってるじゃないですか、みんな。この長く変わらない状況を変えずにいていいんですか。誰も変えてくれないから、私が変えるんです。あっちの方でやってる人、変えてくれてきましたか。私がだから変えるんです。生活者の声として、私が変えるんです。

「医療でお困りの人の声をたくさん聞いてきた」

そして、医療の問題どうですか。私、看護師20年やってきました。地方議員として2年半、県会議員として仕事をさせてもらった中で、医療でお困りの人の声をたくさん聞いてきたんです。皆さん私を頼ってどうにかしてほしいって、たくさんの声を聞かせてくれたんです。ベッド総数減らされちゃっているから入院できないとか、在宅で医療頑張っているんだけれども、別パイプで入院したいのにその機能が整っていないとか、沢山の声を聞いてるんです。

命と暮らしを守るのが政治じゃないですか。何で守られていないんですか。本当に困っているんですよ。その声を私20年間、看護師やってきたから、患者さんに寄り添って、困っている人に寄り添ってきたから、寄り添った政治を私がちゃんとやっていきます。どうぞ皆さんの力でやらせて下さい。私に。

「児童手当拡充、給食費無償化」

そして子育て。おかげさまでお父さんとお母さんのおかげで私は、何とか四男四女8人産むことができました。お母さんは、私の母親は、そんなに産んだら育てるの大変だから、そんなに産まない方がいいよって止めたんですよ。お母さんは、私たちの生活を心配してくれてたんですよ。私も学校出たし、専門学校行ったし、姉も大学行って、2人の子どもを育てるのがうちの両親は大変だったから、だから私にそんな産むのは大変だから、暮らしていくのは大変だから釘を刺したんですよ。こんな世の中でいいんですか。産みたい人が産みたいときに産めない世の中でいいんですか。子どもは宝じゃないですか。

高校2年生の長男が「あれ買ってくれ」「これ買ってくれ」って言った時に「いいよ」ってなかなか言ってあげられないんですよ、私。だって児童手当、中学校で終わりだし、私たち8人育てなきゃいけないから、2人で働いて所得制限が出ないって手当もつかないんですよ。高校まで児童手当上げていきましょうよ。学校行くのだって交通費かかるんですよ。うちの長男は1時間かけて自転車で行ってるんですよ。雨が降っても自転車で行くんです。たまにはバスや電車使わせてあげたいんですよ。児童手当がでれば家(うち)の近くから、乗せてあげられるかもしれないじゃないですか。こういう風に困っている人、私の周りにいっぱいいるんです。私だけじゃないんですよ。

みなさんどうですか。周りでもそうですよね。私、絶対やりますから。児童手当拡充、そして給食費だって無償化。給食は食育じゃないですか。生きた教材ですよ、給食は。これも教育のひとつ。無償化にしましょう。そしたらね、年間ね、お母さんたちお父さんたち、5万円から6万円違うことに遣ってあげられるんですよ。そうしましょうよ。もう一人産みたいって人が、もう一人産めるかもしれないじゃないですか。いつの時代も子どもは宝です。

「8人のお母さんだからできるんです」

私、命がけで四男四女産みました。何も戦争に行かしたり、危険な目にさらすために産んだんじゃないんですよ。この日本で明るく楽しく生きていけるように、そう願いをこめて、未来を託して産んだんですよ。それなのに今、どうですか?もしかしたら、それで命が生まれえぬかもしれない。そんな状況になったら困るじゃないですか。私は平和で、そして対話をして子どもたちが安全安心に暮らせる未来を創っていきたいんです。健康を守っていきたいんですよ。

そのためには、みなさんのお力が必要なんです。どうか、どうか、私、小畑きみ子に皆さんの力を貸してください。私、四男四女の8人のお母さんだからできるんです。母親が8人兄弟なんです。お母さんのおばあちゃんみたいに8人産みたいって思った時から、ぶれずにここまでこれました。私はぶれません。まっすぐに貫いて走り抜けて、この18日間やっていきます。

どうか皆さんもご一緒に、私と共に声を上げて、政治を変えていきましょう。子育て世代が政治を変える。私、小畑きみ子44歳、四男四女8人、看護師20年の小畑きみ子に、どうか皆さんのお力をお貸し下さい。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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