激戦区!取材者が参院選宮城選挙区を語り尽くす夜|参院選宮城2019

いよいよ21日に投開票日が迫る参院選。参院選宮城選挙区の候補者を取材するNPO法人メディアージが15日夜、仙台市で政治を語るインターネット生放送番組「まつりごと」を放送しました。参院選の各候補者や政党の印象を語り、これからの日本の政治について議論しました。

取材者が語る!候補者の街頭演説の率直な印象

メディアージのメンバーからは、各陣営の街頭演説を聞いた率直な印象が次々と飛び出しました。愛知治郎候補や自民党の応援演説については「責任、安定という言葉が非常に多く、暗に野党は安定しないよ、というのを示唆している」との鋭い観察が。石垣のりこ候補の街頭演説の印象については「とにかく『消費税廃止』」。与野党の消費税の議論について「消費税をめぐる原理的な対立というより、社会保障制度を含めた体系的な議論や、今の経済状態がこうで、いつなら上げられるけどいつなら無理、というような議論をしてほしい」という意見が出ました。宮城県で街頭演説をしていないNHKから国民を守る党の三宅紀昭候補については「第一声の取材で、NHKの集金人から国民を守りたいととても真面目に言っていた」と、真面目な印象を受けたという意見もあれば「語るべき言葉がない気もする」との厳しい意見も。

YouTube上のコメント欄では、視聴者が政治や選挙について感じていることをリアルタイムでコメント。「愛知治郎さんは安定感あるけど企業の具体案がよくわからないし、石垣さんは消費税の話が中心で、どちらもなんかぼんやりしてるなぁというのが率直な感想です」。「候補者単体で見ると、愛知さんは新しい時代、新しい自民党を作りたいと言っていますが、どのようなことをするのかはっきり伝わりません。石垣さんは政治経験がないことも含めてイマイチ頼りない、と思っています」との両候補への率直な意見がありました。

メディアージのメンバーからは「取材する中で候補者の魅力と課題が見えて、一有権者としては今回よくも悪くも結構迷っている、だから接戦になっているのだと思う」。「どちらの候補も(党内で)主流派ではなく、どちらが勝っても面白い結果になるのかも」などの意見が。激戦とされる宮城選挙区、21日の投開票日まで、各候補の動きに目が離せません。

記事内の「まつりごと」の動画では各候補の取材の裏話や政治への意見など、この記事では書き切れない盛りだくさんの議論のようすが見られます。また、NPO法人メディアージのYouTube「参院選特集2019」では、宮城選挙区の各候補の街頭演説や応援演説を視聴することができます。投票の参考にご覧下さい。