- 2020年4月3日
【第70回ベルリン国際映画祭】金熊賞に『ここに悪はない』
【斎藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ベルリン】2月29日夜、授賞式が行われ、以下のような賞が発表になりました。 金熊賞の『ここに悪はない』は死刑に関わる人間模様を4つの物語で描いたもの。モハマド・ラズロフの映画は、カンヌのある視点で上映された『原稿 […]
【斎藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ベルリン】2月29日夜、授賞式が行われ、以下のような賞が発表になりました。 金熊賞の『ここに悪はない』は死刑に関わる人間模様を4つの物語で描いたもの。モハマド・ラズロフの映画は、カンヌのある視点で上映された『原稿 […]
第70回ベルリン国際映画祭で、想田和弘監督の『精神0』がカトリックとプロテスタントの審査員が選ぶエキュメニカル審査員賞を受賞しました。5月上旬よりシアター・イメージフォーラム他、全国順次ロードショー公開される本作品について、映画評論家で字幕翻訳家の齋 […]
【齋藤敦子(映画評論家)=ドイツ・ベルリン】コンペのラインアップを見て、私が期待していた作品はケリー・ライカートの『ファースト・カウ(最初の雌牛)』とホン・サンスの『走った女』でした。 『ファースト・カウ』は、開拓地に初めてもたらされた雌牛をめぐる […]
【齋藤敦子=ドイツ・ベルリン】今年の日本映画はコンペにはなく、フォーラムで想田和弘監督の『精神0』、フォーラム・エクスパンデッド部門で田中功起監督の『抽象・家族』、フォーラム50で大島渚監督の『儀式』、ジェネレーション14プラス部門で諏訪敦彦監督の『 […]
【齋藤敦子=ドイツ・ベルリン】70回目の記念の年を迎えたベルリン国際映画祭が2月20日に開幕しました。日本は新型コロナウィルスで大変なことになってますが、ドイツでは前日の19日、フランクフルト郊外のハーナウという町で、シーシャ(水煙草)を吸わせるバー […]