【衆院選宮城2024】秋葉けんや候補(2区・自民)独占インタビュー動画と全文書き起こし

2024年10月27日は衆議院議員選挙の投開票日。TOHOKU360はNPO法人メディアージとコラボし、同団体の実施した宮城県内の各選挙区の候補者への独占インタビューをお届けしています。ノーカットの動画と記事を掲載しますので、候補者の人となりや政策を知るためにぜひご活用ください。

2区に立候補している秋葉けんや候補(自由民主党)のインタビュー動画と全文書き起こしです。インタビュアーは阿部優香さんです。

大の長嶋茂雄ファン

前半は人柄を知るための質問をいくつかさせていただければと思います。まずはじめに趣味、特にストレス解消法のようなものがあれば教えてください。

僕はね、趣味はあのマラソンで、毎年地元の仙台国際ハーフマラソン、欠かさずに走っておりますし、また東京マラソンもね走っていますし、今年は選挙でね11月3日の復興マラソン、走れないんですけども、去年は4時間半ぐらいで走りました。

次に、あえて意地悪な質問をさせていただきます。苦手なことやものがあれば教えてください。

いや、もうね、苦手なことはたくさんありますけどね。例えば、まあこういう仕事をしていますけど、意外と人見知りだったりしてね。結構初対面の人と打ち解けるのが苦手だったりするところがありますけどね。

結構人と会っていくと思うんですけど。

そうそう、それが仕事なんですけどね。なかなかね。結構みんなからそうは見えないって言われるんだけど。そういうところがあります。

人見知りの中でも、やっぱり人と関わったりとか、いろいろお話しされる機会も多いと思うんですけども、どうやって克服するようにしていますか?

克服できてるかどうか分かりませんけどね。やっぱり伝えたい思いがありますのでね、熱い思いっていうのが。だから、人見知りなんて言ってる余裕がいつの間にかなくなってね、とにかく政策を訴えたり、考えを訴えたり、まあそういうことに夢中になっていると、そういったものが自然と苦にならなくなってきたのかなという面はありますけども。今でもでもね、やっぱり初対面の人はなかなか、そういう状態はありますね。

では次に、子供の頃の将来の夢を教えてください。

僕はね、卒業文集にも書いているんですけど、小学校の卒業の時にはね、もう明確にプロ野球の選手になりたいというふうに書きましたしね。それから、中学校の時にはね、ラブストーリー、エリックシーガルのね、「ある愛の詩」っていうね、映画見たことあります?

ないです。

ない?いわゆるね彼女が白血病で死んでいくっていうね、悲しいラブストーリーがあって。僕、あの映画を見てからね、白血病に限らず、なんかがんを克服するね、医者になりたいっていうことをね、中学校の時は書いたんですね。で、高校になっていろんな本を読むうちに、高校時代は検察官になるのが夢でね。それであの司法試験を受けようと思って大学入ったんです。

ただ、いろいろ勉強していくうちに法律の枠の中で仕事をするよりも、法律そのものを作る仕事がしたいなと思って、政治家を志すようになったんです。

プロ野球選手というお話がいただきましたが、どちらの球団が好きでしょうか。

もうね、特定の球団を言うと嫌いな人たちが引いたりしますんでね、なかなかこういうのでは難しいんですけども、やっぱり我々子供の頃はやっぱりほら、ジャイアンツしかないですよね。

もうジャイアンツ、巨人・大鵬・卵焼きってのは我々の親の世代ですけどね。我々の頃はまだ「ON」が…ONってまあ若い人分からないでしょうね。あの王貞治、ホームランバッターのね、それから長嶋茂雄さんがまだ活躍中でね、特に長嶋さんが引退試合っていうのは、中日の2軍とやったんですけどね、僕はまだ小学校4年生だったんですけど、学校帰ってもうテレビにかじりついて見てましたし、またあの衆議院議員になって、東京で長嶋さんと何度か会食する機会も得ましてね。

本当にもう僕はジャイアンツファンというよりも長嶋茂雄ファンでね。本当にね、今の大谷くんじゃないけどチャンスに強いんですよ。長嶋さんは。ここで打ってくれという時にね、打つっていうね。だから僕は長嶋さんに憧れて本当はサードをやりたかったんだけど、秋葉くんは駄目だった。ショートやりなさいっていうことで、僕はサードを守れずにショートでね、5番バッターを一応こう見えても打ってましたので、ええ、野球小僧でした私も。

「ルールそのものを作る仕事がしたい」と政治家の道へ

いろんな将来の夢があって、政治家をその後志したと思うんですけども、理由やきっかけがあれば教えてください。

先ほども少し述べましたようにね、高校生になって僕らの時代ですと、岩波新書だとか、中公新書だとか、読むようになるじゃないですか。そういう中に誤った裁判だとか、幾つか影響を受けた本があって、やっぱり冤罪事件をなくしたいだとか、あるいは僕がちょうど小学生の頃にはね、ロッキード事件というのがあって、総理大臣をやったような人でもね、逮捕されるというね、そういったやっぱりあの、まあ、検察官の仕事に憧れましたね。ええ。

そしていろいろ勉強してね、実際に司法試験も受けたんですけどもね、1回目は落ちたということもありますけれども、やっぱり今、日本は法律の数が2,000本近くありますけどね、まあ裁判官であれ弁護士であれ、そういった今あるルールの中で…法の支配、法治国家ですからね、仕事をすることも非常に重要で、尊い仕事なんですが、しかしルールの中にはもう見直した方がいいっていうようなルールもたくさんありますよね。

もう時代にそぐわないっていうのはたくさんありますから、そういう意味ではなんていうんでしょうかね。国民のニーズに合ったね、ルールそのものを作っていく仕事をしたいという風に思うようになって、まあ大学の後半ぐらいからですかね、政治家を具体的に志すようになったのは。それで僕はでも2世議員じゃないし、なんて言うかな、親が大富豪なわけでもないから、本当は衆議院議員に最初から挑戦したかったですけども、地道にね、地方議員からやってこうということで、宮城県議会議員を3期やって。

でその後、衆議院に挑戦するチャンスを得たんでですね。挑戦させていただいて、もう今年でちょうどもう19年っていうね、あっという間の年月でしたけどね。この間当初の私の志通り、たくさんの議員立法をだいぶ作ってきました。

時代に合わせて憲法も必要な改正を

ニーズにそぐわなくなっていく決まりとかって結構あると思っていて、時代時代に合った政策とかが必要だと思うんですけども、何か最初に疑問に思った政策だったとかありますかね。

私が国会議員になってからではないですけど、例えば端的に言うと、あのいわゆる「らい予防法」みたいなのがあって、あのいわゆるらい病患者の隔離政策ですね。これが戦後ずっと続いてたわけですよね。廃止になったのはもうわずか20年ちょっと前じゃないかな。だから、本当に差別した法律が今でも廃案にならないで生きているということ自体が本当におかしいし。

これは法律だけじゃなくて、組織もそうだと思うんですよね。法律や組織っていうのはできた時は最高だし、あの時流に合ってるものが多いと思うんですが、年月が経つにつれてどんどんどんどんやっぱり状況が変化するわけですから、それに合わせて中身を見直してくというのが大事だし、その一番の典型がやっぱり日本国憲法だと思うんですね。やっぱり基本的人権の尊重とか平和主義だとかっていうね、3原則というのはこれからもしっかり守り抜いていかなきゃいけませんけども、しかし例えば今の憲法に書いてないような緊急事態事項であったりとか、あるいは今、自衛隊が書き込まれてないわけですよね。

やっぱり今これだけ災害が多発している中で、自衛隊の役割は非常に大きいし、それから国際情勢を見ても、日米共同の中で自衛隊が果たす役割も非常に大きくなっている。その自衛隊が憲法に書き込まれてないっていう問題は非常に大きな課題だと思うんですね。ですから、本当に緊急事態条項や自衛隊をしっかり憲法の中に書き込むということが必要だと思いますし。

それから、基本的人権についてもですね、最近は環境権であるとか、あるいはプライバシーの尊重だとか、いろいろな新しいその21世紀型の権利意識っていうのがあると思うんですが、そういうのも書き込まれてないわけですよね。ですから、憲法といえども、やはり不磨の大典であってはならないと思います。G7の国で戦後一度も憲法を改正してないってのは日本だけですから。ですから、日本のこの平和主義は堅持しながらもですね、必要な改正をやはりしっかりして、もっともっと国民生活が豊かになるように見直しをしていくのが本当、大事だと思うんですね。

主な実績は「認知症基本法と空き家対策」

では次に、政治と政策のお話をお伺いできればと思います。私たち国民は、政治家ってどういう仕事をしてるのかなっていうのを漠然としかたぶん分かっていなくて、何か政治のことをやってるだろうなっていうのは想像つくんですけど、具体的に秋葉さん、特にこの3年間の中でどういった仕事をされてきましたでしょうか。

基本的なことで恐縮ですけどね、日本は三権分立ですよね。いわゆる権力を一極に集中すると、やっぱり不正も生まれるということで、まず国会の役割というのは立法府ですね。法律を作るのが国会の役割。そしてその法律に基づいて行政執行するのが、いわゆる霞が関といいますか、役所ですね。それはあの国の省庁でやったり、宮城県であったり仙台市であったりするわけです。そして、そのルールを監視して、あの、またそれに違反したら判定を起こすために司法権という形で裁判所が置かれてるわけですね。

この行政権と立法権と、そしてその司法権というものが3権で分立して存在をし、お互いにこの抑制しあいながら権力が独走しないような形をとってるわけですね。で国会が担っているのは立法権ですから、そもそも私たち国会議員というのは、まあ「ローメーカー」といいますかね、立法者じゃなきゃいけないんですね。法律が作るのが国会議員の一番の本当は仕事なんです。

ただ、日本では国会議員がリードして法律を作るというのは、実際には1割ないぐらいなんですね。9割ぐらいはやはり役人の方々が法案を作成して、で、提出してということになるんですが、三権分立が一番徹底しているアメリカではどうなっているかというと、法案の提出権というのは行政にはないんですよね。大統領にも認められてないんです。ですから、連邦議員でなければ法案自体が提出できないというんで、非常にアメリカはわかりやすい徹底した三権分立なんですが、日本では内閣も出せる。つまり行政側も法案が出せるし、国会議員も出せるということで、2つのこの入り口があるんですね。

で私は、かねてから、県議会議員の頃は暴走族根絶条例を作ったり、あるいは自然エネルギー促進条例を作ったりっていうことで、もう本当にたくさんの条例を作ったんですね。ただ、条例の場合には、例えばですけども、罰則の最高刑というのは懲役2年までなんですよ。そして、法律の範囲内でしか条例ってのは作れませんから、なかなか法律の枠組みを超えるルールを条例で作るのには限度があるんですね。

ですから、暴走族根絶条例を作って、暴走族への加入の強要や脱退の妨害についてはね、懲役3年って僕つけたんですよ。で当然その仙台地検との協議も入るんですけど、道路交通法でも懲役1年っていうのはかなり重いペナルティーなんで、条例では重すぎますってね、当時大反対されたんですけど、しかし、立法権というのは僕ら議員のあの権限ですから、やっぱり県民から選ばれて、県民の問題を解決するために僕らは信託されてるわけですのでね。当時はそれを押し切ってね、地元紙が一面で書いてくれましたね、当時。ええ。

国会議員になってからはですね、一番最初に手がけたのは高齢者虐待防止法でしたし、それから私は今、保護司という仕事もしてますのでね。今、日本の犯罪はですね、ピーク時は200万件超えてたんですけど、今は年間90万件前後にね、5分の1まで減ってきたんですが、再犯者による犯罪が増えているんですよ。今、日本の犯罪の半分以上はですね、実は再犯者によるもので、特に薬物事犯であるとか、あるいはそのひったくりとか、その万引きのようなものの軽犯罪、これの再犯者が非常に多いんですね。

ですから、これを何とかするために、一番重要なことは、やっぱりしっかり住まいが確保できている、そして仕事があるということで、住まいの確保と就労支援を強化しなきゃいけないっていうことで、この法律を作ってですね、基本計画の策定を義務付けていろんなことをやったがために、非常にあの法務省の予算が充実してですね。

例えば今あの刑務所出た人雇っていただければ、ひと月6万円、国が出すんですよ、1年間。そういったことまで、やってるんですね。で、少しそういった方面の方々からは感謝もされましたし、法律を作ることによって予算措置が必然化しますのでね、非常にあの、やっぱり官僚に丸投げするんじゃなくて、国民から直接選ばれた我々政治家がね、主導的に立法作業に参加してくっていうことは本当大事なことだと思うんです。

ちょっと前置きが長くなりましたけど、この3年間にもですね、いろんな立法をしましたけれども、一番まあ印象に残っているのは、僕は2つですね。一つは認知症基本法、これを作ったことですね。今、日本は皆さんご存知ですか。認知症の患者は600万人と言われてるんです。もう3年後にはですね、900万超えるんじゃないかっていうくらい加速度的に増えてまして。やっぱり我々誰しも年をとりますよね。この間の敬老の日に発表された数字、覚えてます?100歳以上、100歳以上何人いるか知っていますか?今日は他のマスコミの皆さんもたくさん来てますけど、100歳以上。えっ、こないだ出てたじゃないですか。9月。

わかんない…。

わかんない?9万5000人ですよ今日本は、100歳以上。で、僕は1962年の4月3日なんですね、生まれが。トムクルーズと全く同じなんですよ。え、そこで笑うの失礼じゃないですか。うちの家内からもよく笑われるんですけどね。生まれた年も、生まれた日も、全くトムクルーズと一緒なの。お互い62歳なんですけど、まあその話をしたいんじゃなくて、実は日本の歴史的に、この100歳以上の方が何人いるかっていう統計を取り出したのは、1963年からなんです。私がちょうど1歳になってから。何人だったと思います?61年前。初めて100歳以上の統計を取った年。

500人。

ん?500人。おお、なかなかいいセンスだね。素晴らしい。大体これを言うとね、みんな1000人ぐらいですかねとかって言う人多いんですけど、わずか153人です。61年前、153人しかいなかったんですよ、100歳以上の人。それが今ね、9万5000人でしょう。

やっぱり健康で長生きするね、健康寿命で延伸していけば何の問題もないんだけど、やっぱりどうしても年をとればね、体にガタがきたり、やっぱりそういった認知症にもなる。だからやっぱり一人一人がですね、一番大事なのは、尊厳を保ちながら老後を迎える環境をしっかり整えていく、理解を得ていくということだと思うんですね。

ですから、今回の認知症基本法では、そういった理念というものをしっかり書き込んだ上で、やはり同じように基本計画や基本的施策の内容っていうものをしっかりと書き込んであるんですね。まあこれがこの3年間の仕事で一番思い出に残ってます。

それから、今もう一つ問題になっているのは、空き家対策ですよね。今、住宅の13から15%かな、世論調査の数字、世論調査っていうか、データの出自によってデータ違いますけど、まあ平たく言うともう100軒のうち15軒ぐらいは空き家なんですよね。そうすると空き家が多いとですね、どうしても放火されたりとか、あるいは動物ですか、住み着いたりして、あるいは庭木がボーボーになってて隣家に迷惑かけるとかっていうのが全国的に問題になってましてね。

ところがやっぱり空き家とは言っても、一人一人の国民の皆さんの私物のようなもんですから、所有権があるのは。だから行政が勝手にできないんですね。枝を切ったりとか、取り壊したりってできないんです。ですから、今回の改正ではですね、やはり所有者の責務っていうのを明確に規定して、で、よほどひどい空き家については市町村が代執行して取り壊しができるようなスキームを新しく入れたんですね。

ただ、個々人の財産ですから、役所が勝手に取り壊せないので、いろんな要件は付けてますけど、しかし、本当に、あのまあ倒壊の危機にあったりとか、あるいは放火される可能性の高いものについては、行政がですね代執行で処分できる、そういう枠組みを作りましたんで、まさに冒頭に申し上げたように、まあ様々な地域事情の問題点を解決するために、やっぱりそういった意味での法律を作って進めていくというのは有効な手段だと思うんですよね。

まあ他にもたくさんありますけどもね、ありすぎて、ちょっと、この2つぐらいが一番国民の皆さんにも馴染みがあるだろうし、ええ、私が手掛けた一つとしてはあのぜひアピールしておきたいとこですかね。

では次に政治家としての野望とかなし遂げたいなっていうことがあれば教えてください。

これからも国民ニーズをしっかりと汲み取って、そのニーズに沿って問題点を解決するために、まあ昔の政治家っていうのは、ともすれば予算獲得をして、事業化するということだけが、100%だった気がするんですね。

私も地元が仙台ですから、仙台港の整備のために予算措置をしたり、今度箱堤の4号線先バイパスが立体交差になって、信号待ちが解消されますけども、そういうその予算措置をしてインフラ整備をするという仕事を、もちろん一生懸命は今でもやってますけども、しかし、それ以上にある意味では、やはりルール作りに、やはり霞が関の官僚の皆さんは優秀かもしれないけども、直接選挙で選ばれてるわけではないし、仙台にどんな課題があって、どんなニーズがあるのかっていうのは、やっぱり選挙で選ばれてる我々が一番詳しいわけですから、そういう問題を解決するために、予算措置以外でやっぱりやってく、まあこういうことができる国会議員というのは数えるぐらいしかいないと思うんですね。ですから、私はこれからもルール作りを通してですね、国民の皆さんのニーズに応えていきたいなと思っています。

世論次第では政治資金規正法にも「連座制」導入議論を

では次に政治資金に関する法律の改定もあったかと思います。今後の政治資金のあり方について、秋葉さんは今どう思っているのかを教えてください。

まあ本当にあのパーティーの上限を低くしたりですね、いろいろな政治家としてのサインする部分を作って、もっとコミット強めたりとか、それなりの改正はやったんですが、しかし今、あの多くの国民の皆さんが不十分だというふうに評価していらっしゃると思うんですね。

ですから、今回の選挙が終わりましたら、もう一度やはり政治資金規正法なりを見直しをして、一番大事なのは、やっぱり透明性を高めていくっていうことだと思うんですね。やっぱりあの政策活動費もですね、その中身を10年後に公開するなんていうんでは、やっぱり世論の理解が全く得られてませんので。まあ政策活動費そのものをまあ廃止を検討するということで、石破総理も言ってますので、まあ廃止も含めてですね、やはり大きく変えてかなきゃいけないんだろうと思いますし。

私自身は党内の議論の時にですね、やはり政治家が結局よく言うじゃないですか、「知らなかった」と、「秘書がやった」とかってこうね、よく言い訳で言いますよね。ですから、そういう言い訳ができないように、公職選挙法ではですね、後援会の幹部が選挙違反すれば、連座制で失脚するわけです僕ら。だから、そういったあの公職選挙法における連座制のようなものを、政治資金規正法にも導入してですね、そうするとほら、国会議員としてっていうか、政治家として知らなかったって言えないじゃないですか。知らなかったらもうそれこそあの失職しちゃうわけですから。連座制とか導入しちゃえば。まあだから、議論の状況を踏まえながら、やはり世論の理解が得られないときはね、そこまで徹底した改革をしていくことも求められてるんじゃないかなというふうに思ってます。

「皆さんの1票でしか政治は変わらない」

では、次で最後になります。政治への関心が低かったり、期待が持てないなっていう国民も多々いるかと思うんですけども、そういった有権者の方に向けてメッセージをお願いします。

そうですね、まあおっしゃる通りですね、宮城2区は前回も前々回もですね、投票率が50%前後だったんですね。ですから、二人に一人しか投票所に足を運んでいただいていません。まあ今、期日前投票もですね、あのハガキを持っていかなくても、やりやすくなったんですけれども、それでも5割行くか行かないかっていうのは本当に残念な状況だと思います。

我々政治家もですね、誰がやっても変わらない、同じだっていう諦めのムードっていうのはあるのかもしれないんですけれども、しかし諦めてしまっていたんではですね、いつまでたっても世の中を変えていくことはできないと思うんですね。どうか有権者の皆さんにも、どうせ変わらない、どうせ期待できない、そんなネガティブな言葉に埋没するのではなくて、皆さんの1票でしか政治は変わらないわけです。

やはりしっかりと国会議員として仕事をしているのか、成果を出しているのか、どんな活動をしているのかということをよく見ていただいて、私も引き続き地元仙台、そして日本のために、具体的な立法作業をこれからも積み上げていきたいと思っておりますし、まあ結果的に大衡村のPSMCなどもですね、破綻になってしまって大変残念に思っておりますが、これの進出以降もですね、いろんなフォローアップをしながらいい仕事をさせていただいてきましたんで、引き続きまた国会に戻していただいて、今回は政治資金問題で大変、あの厳しい環境の中ですけれども、皆さんの思いをですね、私、秋葉賢也に託していただきたいと思います。今日は取材をいただきましてありがとうございました。

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