- 2024年11月18日
【現地ルポ】地震・水害の二重苦続く能登の被災地 住民支えるボランティアの力(後編)
【寺島英弥、写真も(ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授)】今年1月の能登半島地震、さらに9月の豪雨災害が襲った石川県輪島市の小さな浜の集落は、余りに復旧が遅い現実ゆえに忘れられるどころか、全国から大学生ら大勢のボランティアが支援に […]
【寺島英弥、写真も(ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授)】今年1月の能登半島地震、さらに9月の豪雨災害が襲った石川県輪島市の小さな浜の集落は、余りに復旧が遅い現実ゆえに忘れられるどころか、全国から大学生ら大勢のボランティアが支援に […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授) 】今年の元日、最大震度7の大地震があった石川県の能登半島。被災地となった輪島市の浜の集落を、尚絅学院大学(宮城県名取市)の支援活動に参加して訪ねた。地震の後の9月下旬、さらに未曽有の […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】尚絅学院大学(名取市)の学生ボランティアチーム「TASKI」。東日本大震災の翌2012年に発足し、地元の被災地・閖上の住民への訪問支援を重ねてきた。が、昨年までの3年間、コロナ禍のあおりで活動がほとんど見合わせに […]
穏やかな風景と暮らしと人々 【吉野葵(尚絅学院大学健康栄養学類1年)】「ふるさと」を失った経験があるだろうか。ふるさとを離れると、ふと恋しくなり、帰りたくなる瞬間がある。しかし、なくなってしまえば、それが叶うことはない。2011年3月11日の東日本大 […]
津波があと少し、階段を上がっていたら 【鹿野愛心(尚絅学院大学健康栄養学類1年)】「津波が来たぞ―!!」 叫び声が聞こえ、一人の男性が必死に走る姿が家の窓から見えた。2011年3月11日に起きた東日本大震災。当時5歳の私は、ただ母の後ろについて2階に […]
【伊東彩花(尚絅学院大学人文社会学類3年)】2011年3月11日に発生した東日本大震災から、13年になる。当時は小学生であった私も、今は大学生活が残すところ、あと1年となった。長いようで一瞬で過ぎたような歳月に、「復興」という言葉を新聞やニュースで何 […]
※この記事の途中には津波直後の相馬市沿岸部の写真があります。 あと1分、30秒遅かったら… 【今野未空(尚絅学院大学健康栄養学類1年)】あれから13年が経とうとしている。私は福島県相馬市に住んでいた(現在は進学した大学の近くに住む)。何が変わったのか […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】真新しい家並みを縫って飛ぶツバメたち。その一つがいが、名取市閖上の自治会長、長沼俊幸さん(60)の家に巣を作った。古い漁港の街だった閖上が東日本大震災の津波で失われた2011年。前年までツバメは家の中にも巣を作り […]
【相澤朋季(尚絅学院大学1年)】東日本大震災の被災地である宮城県名取市閖上。被災者となり、現在は閖上中央町内会長としてこの地に住む長沼俊幸さん(60)は、長い仮設住宅暮らしを経験した。長沼さんは苦難を知る当事者として、今後起こる災害に備えて「『災害救 […]
【石井理帆(尚絅学院大学3年)】2011年に起きた東日本大震災からまもなく12年。「震災を知らない世代」が増えてきた。毎年、3月11日が巡るたびに「風化」が語られ、その危機感の表れともいえる動きが報じられる。津波被災地の一つ、宮城県名取市の閖上地区で […]