1500人が熱狂!シンガポールジョークも炸裂
大歓声と共にゆずが登場すると、「ヒカレ」で開幕。左右両端のスクリーンには歌詞が映し出され、観客が一緒に歌えるような工夫も。
リーダーの北川悠仁さんは「Hello, everyone. We come back to Singapore!!」と英語で挨拶、シンガポールに一年ぶりに戻ってきた喜びを表した。
「超特急」、「イロトリドリ」、「表裏一体」、”朝ドラ”主題歌で知られる「雨のち晴レルヤ」を披露。観客との対話を大事にするゆず。「バンドのみんな、”Infinity pool”(Marina Bay Sands屋上のプール)に行って疲れちゃった」とシンガポールジョークでも会場を沸かせた。
また、今日誕生日の観客の名前を呼び、バースデーソングである「贈る詩」を歌いあげた。名前を呼ばれたシンガポール人のファンも大喜び。
続いて「虹」、新曲「カナリア」を熱唱。 「みんなで歌おう」のコーナーでは「サヨナラバス」、「飛べない鳥」、「いつか」、「桜木町」、「恋の歌謡日」、「少年」、「栄光の架け橋」と代表曲を一同熱唱。まるでカラオケボックスかのような、カロリー表示・点数発表の演出も。ゆずの二人と歌う豪華な生カラオケに、会場は大きな盛り上がりをみせた。
「前回シンガポール初めてのライブでは、500人くらいの会場でした。一人一人に歌が届けばいいんだけど、今回は去年の3倍の1500人もの方に集まってもらいました。ありがとうございます。」と北川さん。感謝の気持ちを述べ、「リアル」を披露。
新曲「恋、弾けました。」では曲中、北川さんがインカメラでアプリ「Snow」を使い、観客と写真撮影する一幕もあった。「夏色」では恒例の「もう一回」のコールに、「ここはシンガポールだよ、もう一回とか言ってるんじゃない!」と北川さんは一喝。“One More Time”とシンガポールバージョンで仕切り直し、会場は国を超えて一体に。「タッタ」では観客と一緒になってダンスをし、シングリッシュでジョークも飛ばしながら、ファンの心を掴んだ。
アンコールでは「嗚呼、 青春の日々」、「愛こそ」を熱唱。会場は拍手と大歓声で包まれ、スクリーンには、”See you again in SIngapore”とメッセージが。
シンガポールで大盛り上がりを見せたゆず。余韻に浸りつつ、観客は会場を後にした。
2017年からの新連載「アジアの街角〜陸奥の風」は、東北のニュースサイト「TOHOKU360」と、アジア各地からニュースを届けるニュースサイト「シンガポール経済新聞」及び「ムンバイ経済新聞」、シンガポール唯一の日本語週刊誌「週刊SingaLife」の4媒体が国際ニュースネットワークを築き、お互いの地域の現地ニュースを交換し合う取り組みです(詳細)。