[PR記事]  なぜ起業家は「郡山」を目指すのか?渋谷の起業家がその魅力を視察した

福島県郡山市。人口約33万人の東北の街で近年、「起業」する若者が増えているという。そんな郡山の起業環境の魅力を探ろうと、東京・渋谷の起業家たちが郡山を視察するツアーが10月12・13日、開かれた。郡山といえば大好きな名物お土産「ままどおる」のイメージしかなかった記者もツアーに同行し、「なぜ郡山で起業するのか?」の理由を探りに行った。

 参加したのは、東京・渋谷のコワーキングスペース「co-ba shibuya」の運営者や、同コワーキングスペースを拠点にする起業家・フリーランサーら7人。二日間の日程で、郡山の起業家が拠点とするコワーキングスペースをめぐり、郡山の文化や食も体験した。起業家たちに話を聞いていくうち、起業の拠点としての郡山の魅力が、徐々に分かってきた。

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①東京から新幹線で1時間20分。その視線は「東京」を見ている

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 多くの起業家に共通していた意見は、郡山はとにかく「アクセスがいい」ということ。東京からは新幹線で約1時間20分。車でも約3時間。仙台にも新幹線で約30分と近く、福島県の中央に位置するので、県内各地に行くにも交通の便がいい。東京の顧客にすぐ会いにいける距離にいながら、郡山や仙台といった東北の商圏でビジネスを拡大することもできる。

 福島の観光ウェブマガジン「福島TRIP」を立ち上げ、編集長として活躍する臼井翼さん(27)。会津若松市の出身で、東京のwebマーケティング会社に勤務後、福島の地域情報を伝える「福島TRIP」を本格的に展開するため福島・郡山に移住した。

 郡山を拠点にしてメディア事業やイベント開催を展開しているが、顧客は東京の会社が多い。短時間で東京に行ける郡山での生活に「不便を感じたことはない」。自然豊かな郡山で趣味の釣りやキャンプイベントを開催しながら働く臼井さんは「働き方の多様化をめざしたい」と話す。

②首都圏からの、東北進出拠点に

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 首都圏で事業を展開していた会社が、東北でのビジネスを拡大しようと「東北進出の拠点」として郡山を選ぶこともある。

 神奈川県川崎市の映像制作会社代表の金蔵直樹さん(32)は、北関東や東北進出の拠点として郡山に移住し、事業を拡大している。「福島・いわき市や茨城県にもお客さんが多く、立地的に便利な場所」という。また、地元の若者を雇用していて、人材も魅力的だと話す。「生まれ育った福島にいたいけどやりたい仕事がなく東京に行かなければならない、という人がいますが、たまたま福島で生まれたからという理由で大好きな地元を離れなければならないのはおかしいこと。この場所で、クリエイティブな仕事を生み出していきたい」

③満員電車や無意味な残業からの解放

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 より自由な働き方を求めて、仕事の拠点を郡山に移した人もいる。郡山出身で、東京でウェブエンジニアとして働いていた野口徹さん(32)は、数年前に会社の「ノマド制度」を利用して郡山に戻った。

 「東京での生活は満員電車がとてもつらく、夜はみんなが帰らない中で一人だけ帰っていいのかな、と思って残業を当たり前にしていました。でも郡山に移ってからは、ある程度の時間になったら仕事を終わりにして、自分の時間を作ることができています。東京では物件が高くて広いスペースがとれず自分のデスクだけが仕事場だったけれど、今はコワーキングスペースの個室を借りているので広さが段違い。制約がなくなって、どんどん解放されていっているのを感じています」

④家賃が安く、低コスト・低リスクで事業を始められるdsc_0086

 東京で会社員として働いていた高橋翔さん(28)は、以前からツーリングや旅行で度々訪れていて思い入れのあった福島を、起業の地に選んだ。郡山で起業する利点を、「土地が広くて安く、スタートアップにとっては低コストでリスクを低く事業を始められるのがいい。東京にも車で行ける距離のため、郡山には東京を見て仕事をしている人が多いと感じます」と話す。「コワーキングスペースでは日常で多くの若手起業家らとの出会いがあり、それも非常に魅力的。自然も多く、仕事のお昼ごはんにコワーキングスペースの外でバーベキューすることもあります」

「新しい人を拒まない土壌がある」

 今回の郡山の起業家視察ツアーを企画したのは、郡山でコワーキングスペースco-ba koriyamaを運営する一般社団法人グロウイングクラウドの三部香奈さん。自分自身も郡山で起業し、郡山での起業を勧める背景には、新しい働き方への期待があるという。

 「これからは労働人口が減る時代。人材を一つの企業に拘束するというより、一人ひとりがスペシャリストとして活躍して、複数の企業が人材の能力をシェアする、という新しい働き方も必要になってくると思います。自分自身も5歳の子どもの子育てをしながら働いていて、働きたいときに働くというスタイル。そういうライフスタイルの人が、郡山にはたくさんいるんです。郡山発の上場企業も多いので、そういった会社の社長さんとの距離が近いのも郡山ならでは魅力ですね」

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 郡山市では近年、行政や民間企業が連携して起業家を育てようとする機運が高まりつつある。郡山市や郡山商工会議所、地元の金融機関や政府系金融機関、コワーキングスペースを運営している民間企業などが連携し、郡山での起業を支援するための組織「フロンティア.net こおりやま」を結成。起業を目指す人々のために、創業塾、起業実践塾、女性のためのプチ起業カフェなどの多様な事業を展開している。今回のツアー中に開催された交流会にも構成機関の担当者が出席し、積極的に起業家の話を聞く姿が印象的だった。

 郡山市役所の担当者は「郡山は明治時代の初め、安積疏水・安積開拓事業を機に全国から旧士族が開拓者として入り、開発が進んだ場所。転勤による転入も多く、もともと人の流動性が高い地域で、外から来た新しい人を拒まない土壌がある」と話す。「郡山」と「起業」。これまで結びつかなかったこの二つのキーワードが、つながった気がした。

12月1日、渋谷で「地方×起業」を語る「郡山ナイト」を開催

 今回のツアーの報告会が12月1日、東京・渋谷のco-ba shibuyaで開かれる。渋谷の起業家らが郡山を視察した体験と感想を発表するほか、郡山の起業家を呼び、郡山で起業する魅力について語ってもらう。郡山へのUIJターンに興味がある人も、「そもそも郡山を知らないけど、地方での起業に興味がある」という人も、イベントに興味があれば誰でも大歓迎だそう。地方での起業家に直接質問できる、貴重な機会になりそうだ。

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[提供:一般社団法人グロウイングクラウド]

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