【写真企画】梅の花にフキノトウ……東北でも風景のそこかしこに春の訪れを感じられるようになりました。暖かくなると、いつもの道を歩く足取りも軽やかになるものです。今月は各地から「わたしの散歩道」の1枚をお届けします。




【阿部哲也通信員】

撮影日:2月19日
撮影地:仙台市青葉区小松島3丁目

住宅の間を縫うように延びる小路を歩いていたらフキノトウに出会った。春の訪れを感じる。昭和53年に現地調査をした仙台市の都市計画図では川の表示を確認できたが、昭和60年に調査した同図では消えている場所。コンクリートのフタで覆われていた。

【水沢美奈子通信員】

撮影日:2月27日
撮影地:秋田市

私の散歩道の終点にある、知る人ぞ知る秘境?空素沼(からすぬま)。奈良時代に作られた城柵である秋田城跡の少し先にひっそりと存在しています。寒さの厳しかった今年は一面に氷が張っていたのでしょうか。苔むした階段を下り切ると、春の温かさに氷もほぼ解けた沼が。思いがけず、春に出会えました。

【大林紅子通信員】

撮影:2013年
撮影地:石巻市南光町

今はもう誰も住んでいない日本製紙の社宅。ただ時間だけが過ぎています。

撮影日:2018年5月4日
撮影地:仙台市文学館(仙台市青葉区)

台原森林公園側から歩いてくると、まるでUFOが降りてきたような異空間に出くわします。

【佐藤和文(メディアプロジェクト仙台)】

撮影日:3月2日
撮影地:仙台市若林区若林7丁目付近の広瀬川

小学3年から中学3年まで近くに住んでいました。風景はすっかり変わりましたが、散歩中に浮かんでくる記憶に限りがありません。川岸にところどころ残る柳の木は、手製の刀を作るのに欠かせない材料でした。急流を下に見ながら柳の木伝いに渡ったのも、今になって思えば良い子はしてはいけない遊びでした。水ぬるむ感じを出すのは難しい。

【大沼吹雪通信員】

撮影日:3月2日
撮影地:秋田県横手市十文字町

早い春の訪れで、路上の雪はすっかり消えました。
しかし、冷たい風は体を震えさせ、指先が痛くなるほどの寒さを感じさせます。
そんな中、明るく自転車をこぐのは、4月から小学1年生になる黒澤嘉一(かいち)くん。
小学校までのおさんぽの帰り道には、嘉一くんの元気とご家族の笑顔がはじけていました。

【葛西淳子通信員】

撮影日:2019年3月2日
撮影地:宮城県塩竈市宮町 亀井邸付近

イベントが終って塩竈をぶらぶらしていたら、思わぬお土産。「たくさん採れたから」と、ふきのとうをお裾分けしていただきました。去年より摘む時期が早いし、数も多く採れたそう。さっそく、夕食の味噌汁に放すとふわっと春の香が…。

【TOHOKU360写真部部長・佐瀬雅行】

 

◎東北大学片平キャンパス(仙台市青葉区)
メタボ対策で連日、カメラ片手に仙台市内を彷徨っている。思いつくまま気儘なウォーキングだが、自宅から程近い東北大学片平キャンパスは特にお気に入りの散策コースだ。
JR仙台駅から約1.7㌔。仙台市中心部に位置しているにもかかわらず都会の喧騒とは無縁で、樹齢200年以上の黒松やイチョウなど緑豊かな空間が広がる。市民にとって貴重な都市公園の役割を担っている。
片平キャンパスは、1907(明治44)年に創設された東北帝国大学の発祥の地であり、大学や第二高等学校、仙台医学専門学校にゆかりのある明治、大正、昭和初期の歴史的建造物が数多く残っている。仙台空襲の業火を免れたレトロな洋風建築を探訪するのも楽しい。
梅や桜の花を愛で、メタセコイアの若葉に癒される。紅葉の季節も見事だ。四季折々、我が家の庭同然に親しんでいる。これほど贅沢な借景もないだろう。




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