【光森史孝=バリ・ウブド村】Villa Bintang Ubudの光森史孝です。日本は、深まりゆく秋、ですか。豪雨、台風、地震と、いろいろありましたが、その後、お変わり、ありませんか。

バリでは昨日、「今後のバリ日本人社会を考える」というテーマで、ワークショップが開かれました。バリ日本人会と日本学術振興会研究会「海外日本人社会研究会」の主催で、バリ日本語補習授業校内にある日本人会クラブハウスでの会合に、約30人の日本人会員やバリ在住日本人が集まり、3時間余り、熱心な話し合いが行われました。

ワークショップの議論を聞きながら真ん中に立っているのが吉原教授、その前で着席しているのがサリ会長。

冒頭、バリ日本人会長のサリ須戸さんと研究会代表の吉原直樹さん(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授)が、こもごも「今、バリは大きく変わりつつあり、そこに住む日本人の生活も変わりつつありますが、今後、どのように過ごしていくのか。その課題は、さまざまにあると思います。今日は、膝を接して、語り合ってほしい」と語りかけて、始まりました。

ワークショップは①子育てと子どもの教育の課題②バリでの仕事の課題③老後の生活と医療の課題ーの三つの分科会で、それぞれに経験や、日ごろの思いを述べ合いました。子育てでは、バリの人と結婚している日本人のお母さんたちから、文化の違いを、どのように埋めながら子どもたちを教育していくのか、また、日本とバリの教育制度などを考えながら、進路を定めるむずかしさなどが話されたようです。

仕事のことでは、最近、日本人がバリで働くための就労ビザの取得が厳しくなったこと、バリの人たちの雇用で、文化の違いを埋める難しさなどが提起されたようです。私どもが加わった医療と老後の生活分科会では、医療保険の制度の違いによる摩擦、インドネシアでの医療保険制度に外国人が加入できない現状、老後の養護施設の不足などが指摘されていました。

最後にサリ会長が「こうして話し合うことで多くの課題を知ることが出来ました。今後の活動に生かしていきたい」と語り、吉原教授が「研究会で今回の話し合いの内容をまとめ、皆さんに提示します」と約束して、会は終了しました。

【光森史孝】1995年、神戸新聞社在職中、友人ら5人とインドネシア・バリ島のウブド村にコテージを取得し、神戸新聞社を定年退職後、ウブド村に移住。コテージ「Villa Bintang Ubud(ビラ・ビンタン・ウブド)の経営をバリの古くからの友人に委ね、バリ島の環境保護のための植林活動や日本・バリの高校生交流の手助けなどをしながら妻と二人で暮らしている。ウブド村の日々をつづったメーリングリスト「ウブド村暮らし通信」を発行。「TOHOKU360」には「ウブド村」通信員として参加、「ウブド村暮らし通信」から選んだ記事を不定期で掲載中。





【関連記事】


国際通信員コラム新着記事一覧VR動画ニュース一覧

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です