【光森史孝=バリ・ウブド村】バリでは今、各地で〝野良仕事〟が行われています。稲刈りの真っ最中の所もあれば、そのすぐ近くで田植えが行われています。別の田んぼでは、田起こしに、中年の夫婦が精を出していました。日本のように、稲刈り、田植えが各地で一斉に行われることはなく、バリでは、気候や水利の都合で、隣り合わせの田んぼで稲刈り、田植えが同時に行われることも珍しくはないのです。

 その〝お手伝い〟に、稲刈りの済んだ田んぼで、アヒルさんが、せっせと餌をついばんでいます。そこへ、シラサギが数羽、仲間入りをしています。アヒルさんたちは毎朝、飼い主のおじさんが田んぼの中にこしらえた囲いの中から開放され、その日のお手伝いの田んぼへ誘導されます。添付の写真の向って左端に、赤い旗が見えますか。あの旗が、誘導の目印です。生まれたばかりのアヒルさんたちは、この旗を目の前で振られ、お母さんと思って〝仕事〟の行き帰り、旗の下に集合しておじさんの誘導に従います。時には数十羽が道いっぱいに広がり、車やバイクを待たせて行進している時もあります。

 そして、お昼どきになると、一斉に田んぼのあぜにあがり、一休みです。写真は、その風景です。ビラ・ビンタンのレストラン、ビンタン・ダイニングの窓から、隣のワパデウマ方向を見て、撮ったものです。

昼休み。あぜに上がり一休みするアヒルたち(光森史孝撮影)

 近くには、シラサギの村があり、多くのシラサギが木に群れています。朝は、一斉に餌あさりに出動、夕方には、きっちり集団で村へ帰ってきます。その姿は見ものですね。

 で、その野良仕事の合間を縫うように夜間、しょっちゅう、雨が降っています。昨夜も、久しぶりに雷がとどろいていました。今は乾季の最中、雷雨など、例年なら考えられないことなのですが、雨季の終わりのころと同じような気候で、やはり少し異常気候ですね。昨年は、干天続きで、自然発火の森林火災がスマトラ島で続発したというのに、今年は一転、雨天続き。地球の気候は、よく分かりません。

【光森史孝】1995年、神戸新聞社在職中、友人ら5人とインドネシア・バリ島のウブド村にコテージを取得し、神戸新聞社を定年退職後、ウブド村に移住。コテージ「Villa Bintang Ubud(ビラ・ビンタン・ウブド)の経営をバリの古くからの友人に委ね、バリ島の環境保護のための植林活動や日本・バリの高校生交流の手助けなどをしながら妻と二人で暮らしている。ウブド村の日々をつづったメーリングリスト「ウブド村暮らし通信」を発行。「TOHOKU360」には「ウブド村」通信員として参加、「ウブド村暮らし通信」から選んだ記事を不定期で掲載中。





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