ドローン初心者が「産業用ドローンスクール仙台」で操縦体験してみた

[PR記事]【岩崎尚美】カメラを搭載し、人間の目や手が届かない場所の撮影を容易にこなす無人機「ドローン」。数年前からじわじわと注目を集め、最近では工事現場などさまざまな場所で活躍している。そんな「お仕事用のドローン」を巧みに操る知識や技術を修得するためのスクールが仙台にある。株式会社チック(仙台市泉区)が運営する「産業用ドローンスクール仙台」だ。

いったいどんなことが学べるのだろうか?「ドローンって空を飛んで写真を撮れるロボットですよね……?」程度の知識しか持たない記者が、実際にドローンの操縦を体験してきた。

初心者の記者がドローン操縦を体験!

ドローンについて教えてくださったのは、株式会社チックの石田一浩代表取締役。「産業用ドローンスクール仙台」の主任講師としてスクール運営に携わる一方、測量や水中調査といったドローンビジネスも手掛けている。

石田社長、今日はよろしくお願いします!

岩崎通信員
岩崎通信員

体験場所は、同社から車で15分ほどの場所にある熊谷グラウンド(仙台市泉区)。

講習で使用する「PHANTOM4」実技テストでも同じ機体を使用する
羽根のつけ方などドローンの構造については、座学でしっかりと学ぶ

これぞドローン!という形ですが、やっぱりこれがスタンダードなタイプなのでしょうか?

岩崎
岩崎
石田社長
石田社長

そうですね。基礎入門コースでは国交省の飛行許可取得を目指すのですが、これには『ドローンのセンサーを切って、手動できちんとドローンを操れること』が求められます。この「PHANTOM4」はセンサーのオンオフが可能なので、少し古いタイプですが入門コースではこの機体を使用しています。

センサーとは?

岩崎通信員
岩崎通信員
石田社長
石田社長

ドローンはコンピューターで制御できるので、センサーがオンになっていればコントローラーから手を離してもその場で浮いていたり、指定した地点まで自動で移動したりすることが可能です。ですがオフにすると風が吹けば流されますし、コントローラーを細かく操作しなければ思ったところへは動かせません。

なるほど。国交省の許可を取得するには、センサーに頼らずドローンを上手に操作する技術が求められるのですね。

岩崎通信員
岩崎通信員
ドローンを操作するコントローラー。専用アプリが入ったタブレットを見ながら操作する
ドローンのカメラが映す映像のほか、高度など操作に必要な情報が画面上に表示される
石田社長
石田社長

ではさっそく、動かしてみましょうか。

動いているドローンを間近で見たのは初めて。思わず「おぉ~!」と声をあげてしまう

センサーがオンになった状態だと、本当にこの状態から微動だにしない。その場で羽根を回しながら静止しているのだ。

体験前は「初心者が急にドローンを扱って、万が一どこかに激突させてしまったらどうしよう!」と心配していたが、よほど無茶な扱い方をしなければそんな心配はなさそう。

左右のスティックを倒すことで、前後左右、上下にとドローンを動かせるのだが……

動かしたい方向と逆に行ってしまいますね……。

岩崎通信員
岩崎通信員
石田社長
石田社長

慣れるまではそうですね。でも、「基礎入門コース」では2日間しっかり触って覚えていただきますから、だんだんと自在に操作できるようになります。

受講は1回あたり最大でも4人程度の少人数制。講師がつきっきりで教えてくれる

「PHANTOM4」は上空100m以上、距離にして1kmほど飛行が可能だという。制御は無線で行っているが、遠くへ行きすぎてコントロール不能になることはないのだろうか?という疑問が湧いた。

石田社長
石田社長

問題ありません。無線が届かなくなる距離まで行ったり、充電が切れたりするとドローンは自動的に設定したホームポイントまで戻ってきますから。

なんと賢い……!

岩崎通信員
岩崎通信員

今回初めてドローンを操縦してみた感想としては、「ラジコン感覚でちょっと楽しい」であった。「基礎入門コース」の受講者のほとんどが記者と同様にドローン初心者だそうだが、「皆さん最終的にはすべての科目を修了し、しっかりとドローンの操縦ができるようになって卒業されていきます」とのこと。これからドローンを学んでみようと考えている人も、ぜひ臆せずチャレンジしてもらいたいと思う。

「産業用ドローンスクール」って何?

「産業用ドローンスクール仙台」ではその名の通り、ドローンを仕事で使うための知識や技術を学ぶ。産業用ドローンといった場合、用途は2種類。映画など、映像を綺麗に撮影するためのドローンと、インフラ点検や測量、計測といった主に土木現場などで活用されるドローンだ。同スクールでは、後者のジャンルに特化して教えているという。

「産業用ドローン」ってどう活用するの?

ドローンを産業用として使用する場合、使用方法は大きく2つある。ドローンが撮影した写真や動画をそのまま点検や測量などに使用する場合と、ドローン本体に測定器など他の機械を乗せて作業させる場合だ。前述した綺麗な映像を撮る場合なら、ドローンの上に高性能なビデオカメラを乗せ、それで撮影するといった寸法だ。

一方測量の場合は、機械を用いて土地の面積を測りそれを元に地図を作成する。ドローンを使用しての測量では何百、何千枚という連続写真を空撮し、それを解析して長さを測ったり地図を作ったりする。衛星や航空機などを使う従来の方法と比べて精度が向上するうえ、工数や費用の削減にもつながっているという。

スクールに参加する人ってどんな人?

参加者は、法人と個人が半々くらいの割合だそう。法人の場合は建設や土木関係者が大半を占め、比較的若い世代の社員が数名のグループで受講することが多い。一方、個人の場合は事情が少し異なる。50代くらいの男性が多く、職業も土木とは直接関わりがないことがほとんどだという。

石田社長
石田社長

会社員として在職中に技術を身につけ、定年退職後に新たなビジネスを始めようと考える人が多いようです。

ドローンの普及とともに、ドローンを活用したビジネス市場も拡大している。大掛かりな機材を必要とせず費用を抑えて運用できるため、確かな技術を修得することで独立開業の道も拓けているそうだ。

完全初心者でも参加OK。ニーズに合わせた5つのコース

同スクールでは、ほとんどの人が受講する「基礎入門コース」をはじめ「ドローン写真測量コース」、「業務特化型オリジナル講習」など、参加者のニーズに合わせ合計で5つのコースを設けている。

メインとなる「基礎入門コース」は3日間の日程で行われ、1日目はドローンの法律全般やアプリの使い方、ドローンの基本的な操作方法などについての座学講習と学科テストがある。2日目と3日目で実際にドローンに触れ、「中心にカメラを向けたまま円形飛行する」「まっすぐ上下しながらカメラ操作する」といった操縦訓練を行う。

3日目の最後には技術テストを行い、これに合格できると国交省による「無人航空機の飛行許可」への申請が可能になる。ドローンは法律により飛行できる区域が限定されているが、この許可を取得することで飛行が可能になる区域も多く存在する。そのためドローンを仕事で使用する場合、許可の取得はほぼ必須だ。

また「産業用ドローンスクール仙台」はJUIDA認定校となっているため、「基礎入門コース」を卒業することでJUIDAが定める科目を修了したことになり、「無人航空機操縦技能証明証」および「無人航空機安全運航管理者証明証」の取得が可能になる。

「基礎入門コース」自体は3日間だが、万一最終日にテストに合格できなかった場合、合格できるまで何度でも受講が可能。ドローンについてまったくの初心者であっても、安心してチャレンジできるサポート体制が整っている。参加者からも「何もわからなかったが、ドローンの基礎から教えていただいてありがたかった」との感想が寄せられるそうだ。

「産業用ドローンスクール仙台」の独自性とは

宮城県には同スクール以外にもドローンスクールは存在するが、「産業用ドローンスクール仙台」ならではと言える独自の特徴を3つ紹介する。

①いつでも無料で利用可能!ドローン専用練習場を完備

「産業用ドローンスクール仙台」では、黒川郡大和町に受講者が永年無料で利用できるドローン専用の屋外練習場を完備している。好きなタイミングで行って練習するもよし、月に3日間行われる「基礎入門コース」の日に合わせて行き、講師から技術指導を受けるもよしと、至れり尽くせりのサービスである。

②基礎講習以外のコースも充実

前述の通り、「産業用ドローンスクール仙台」には全部で5つのコースが用意されているが、石田社長曰く「宮城県にあるほとんどのドローンスクールでは、基礎講習がメイン。ここまで幅広くニーズに応じたコースを用意しているスクールはそうないはず」だという。

「基礎入門コース」のカリキュラムが充実しているのはもちろんだが、「業務特化型オリジナル講習」は受講者の業務に特化したオリジナルの内容で講習内容を提案するオーダーメイドタイプ。よりニーズに沿った内容に対応できる。

③現役で活躍する経験豊富な講師陣が指導

「産業用ドローンスクール仙台」は講師陣にも強みを持つ。主任講師である石田社長をはじめ、日々産業用ドローンを扱う経験豊富な専門講師が揃っており、頼もしさは抜群。

ドローンやその市場は日進月歩の進化を遂げており、情報を常にアップデートし続ける必要がある。同スクールの講師陣は日々業務でドローンを扱っているため、こうした情報にもいち早く対応し、講習にも生かせるというわけだ。

ドローンスクールでは参加者を募集中

宮城県内にはさまざまなドローンスクールがある。ドローンを学ぼうと考えたとき、どこで受講すれば良いか迷うこともあるだろう。であれば、ぜひ「産業用ドローンスクール仙台」も検討候補に入れてみてもらいたい。直近では2022年4月12〜14日のスクール開講を予定し、受講生を募集している。

永年利用可能のドローン専用練習場、ドローン操作の基礎からステップアップまですべて網羅された豊富なコース、そして現役で活躍する講師陣からの指導。これらの独自性に少しでも興味を持ったなら、一度資料請求を。個人的には、社長の人柄が大変良いのも推しポイントの1つである。

▲産業用ドローンスクール仙台、受講生を募集中。詳細は画像をクリック

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