新型コロナウイルス感染拡大により全国に発令されていた緊急事態事態宣言が、宮城県では5月14日に解除されました。宮城県ではゴールデンウィーク明けの5月7日に県からの休業要請が解除され、街には感染予防に努めながら再開するお店や買い物をする人など、様子をうかがいながら少しずつ経済活動を再開する人々の姿が見られるようにもなっています。仙台市中心部のようすはどう変化しているのでしょうか。休業要請が解除される前後のまちのようすを、360度カメラで撮影しました。
※写真は画面をドラッグすると回転し、360度死角のない風景を見ることができます。
【4/28・29の撮影・文:相沢由介(INFOCUS)、5/7・9の撮影・文:漆田義孝(NPO法人メディア―ジ)】
- 国分町
- アーケード商店街
- 広瀬通(仙台フォーラス前)
- 仙台駅前ペデストリアンデッキ
東北随一の繁華街・国分町
4月28日(火)20:45(休業要請期間)
緊急事態宣言に伴う宮城県の休業要請により、多くの飲食店等が休業や営業時間短縮等の対応を行っている。宮城県の発表によれば、 休業要請前の前週末(18、19日) の夜間、国分町周辺の人の往来は1~2月平均に比べて約7割減となったという。
5月7日(木)19:58(休業要請解除日)
まだ明かりの戻らないお店が目立つ。いわゆるキャッチ(市の条例では禁止されている)の数も控えめのようだ。
5月9日(土)19:38(休業要請解除後初の週末)
土曜日の夜だが、歩く人はほとんどいない。休業要請解除後の週末にも関わらず、営業を見合わせているお店も多いようだ。カメラを構えていると道にいた若者(おそらくキャッチ)から「今カメラに写っている人9割はキャッチですよ」と声がかかるほど。
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