【衆院選宮城】「政治家が率先して身を切る改革を」維新・畠山昌樹候補(宮城1区)単独インタビュー

いよいよ22日は衆議院議員選挙の投開票日。TOHOKU360×NPO法人メディアージの衆議院議員総選挙特集では、立候補者それぞれに独自インタビューを実施しました。地元大学生がインタビュワーとなって候補者の政策や素顔に迫ったインタビュー動画を公開します。※候補者の言葉の誤用などがあった場合も修正せずそのまま書き起こしています。【撮影・編集:NPO法人メディアージ】

最近の趣味はスマホで将棋

今回は学生の立場からインタビューさせていただきます。

おいくつですか、ちなみに

18ですね

あ、じゃあ今回はじめての投票ですね

さっそくですが、所属とお名前をお聞かせください

「日本維新の会」の宮城1区公認候補の畠山昌樹です。よろしくお願いいたします。

まずはじめは政治から離れまして、畠山さまの人柄に関する質問です。

はい。

まずはじめに、犬と猫はどちらが好きですか?

基本僕は動物は好きなんですけど、どっちかって言ったら猫ですかね。猫のほうが、冷たいんですよ? 寄ってこないんですよ?だけど、あれをこうどうやってあやすか、ということが、好きです。かわいいなと思います。

好きな食べ物は最初に食べますか?それとも最後に食べますか?

今は大人になったんで考えながら食べますけど、子どものときはずっと最後まで残してました。食べたいのは最後まで残してて、たまに親に食べられて怒ったことがありますね。あれ、びびりますよね。最後にせっかく残してるのに、親が食べちゃうんですよ。あれはショックでしたね、子どもながらに。そんな思い出があります。

好きな食べ物はなんでしょうか?

基本的には、肉、あとは寿司のネタね、まぐろとか、そういう。肉とかマグロ好きですね。それだけでいいですか? 毎日飲んでるのは、朝から野菜ジュースとかは毎日飲んでます。

尊敬している人は誰ですか?

尊敬する人物…一人は、マジな話、これはマジな話をすると、白洲次郎さん。政治にもある程度関わっておられてたし、東北電力の初代会長ですね、そういう大きなこともされていて、海外でも勉強されていて、広い視野を持っていた。だけど、最後政治家にはならなかった、政治には染まらなかったという意味で、政治家を目指している立場ではあるけれども、だからこそ参考になる、政治に悪く染まっちゃダメなんだなと、白洲次郎さんは尊敬していますね。はい。

普段されている趣味を教えてください。

普段スマホとかでしているのは、将棋ですね。将棋とかやりますけど、最近はね、コンピューターのほうが強いんですよ。ネットでやってても、強い人とやっても負けるし、ストレス貯めながら、ストレス解消になってない趣味ですね。あとはね、元々医者、医師なので、生化学の本とかを教科書読んで勉強して、「あ、こんな病気あったんだ」「あ、これってこういうことか!」と読んでいるのが今マイブームですね。

すごい趣味ですね笑

いやいや。

「消費増税の凍結が国民生活にとって一番大事」

続いて、ここから本題に入りまして、政治の質問をさせていただきます。2012年の衆院選以来のご5年ぶりの出馬なりますが、国会議員を目指す理由はずばり何でしょうか?

えっとですね、今のこの国の政治を変えたい。それが一番です。僕元々2012年の維新政治塾の塾生で、東北で最初の落下傘候補だったんですけれども、維新政治塾のときに、民主党政権だったですけれども、日本中が「政治を変えなくてはいけない、あのままではだめだ」といって立ち上がったとき、東北ではじめて公認をもらった人間として維新いろいろありました。いろいろあったけれども、逆にいろいろあったからこそ、今まで投票してくれた人の期待を裏切らず最後まで維新を貫くために、今回僕は東北で支部長やってて、もうひとり福島2区で出られるんですけど、東北の維新にいただいた、期待された票に、決して裏切ることなく最後まで戦うというのが、今回の出馬の、一番の決意のところになります。

日本維新の会は、宮城県内では浸透しきれているとはいえない状況ではありますけれども、他の政党との違いは何でしょうか?

一番は、しがらみがない。しがらみがなさすぎてですね、組織・団体の支援を受けないので選挙は厳しいんですけれども、逆に有権者として率直に、「今の政治おかしい、だから変えたい」とそういう純粋な思いで戦わせていただくのが維新の会であり、だからこそ維新の会は「身を切る改革」とか、しがらみのない政治ができると、そう思って、がんばってます。それを、地道に訴えることになると思います。

今回の選挙の争点はなんだと思いますか?

これ一番は「国民の生活」で、景気が悪いのに、あるいは景気が完全に回復していないのに、消費税増税するのはやめたほうがいいです。税率だけあげても税収は増えません。そういう意味では、消費増税を凍結するというのが、実は一番、国民生活にとっては大事です。その先にいろいろな問題はありますけれども、たとえば教育の無償化だって、景気良くして、税収増やしてからじゃないと、何も実は言えないんですね。もちろん、身を切る改革はしていくんだけれども、やっぱり景気を良くする、税収も増やす、その先に少子高齢化に対応していくというプロセス全部必要です。だから、そういう意味でいうと、消費増税の凍結は、国民生活に身近という点では一番の課題になるかと思います。

「政治家が率先して身を切る改革で、支出を抑える

当選されましたら、一国会議員として最も実現したい政策は何でしょうか。

これも、みなさん理解していただきたいのは、歯車があったときに、一個だけの歯車で、たとえば1個だけ黄金の歯車いれたって歯車回らないですよね。むしろ木でできた歯車でも、ちゃんとバランスよく配置されていれば歯車って回るんですね。だから、身を切る改革をするのは、行政自体が身を切るために、政治家が率先して身を切らなきゃいけないし、その結果、税金を増やして対応するんじゃなくて、まず、身を切る改革で支出の部分をしっかりと抑えて、次のことをやっていきたい。

その中で、医療福祉もあるけれども、教育にお金をつぎ込んでいきたい。これひとつひとつの歯車なんですね。もう一度、この国の歯車を、ひとつひとつバランスよく回るように組み立てなおすというのが、維新の改革の一番ですから、一つだけではないんだけれども、全部の歯車をそろえて一気に回すと、それこそが改革なんだということはぜひお分かりいただければなと思っています。

わかりました。先ほどから「身を切る改革」という言葉があると思うのですが、具体的にはどのようにして「身を切る」というのを実行していきますか?

あ、実行するのはですね、大阪の府議会議員は定数バサーっと切ったんですね。選挙をするときに、議員の側が「定数削減する」って、自分の身を切る、本当に次当選できなくなるんですよ。それを実際に維新はやってるんですね。で、給与削減も2割3割切ると、みなさん嫌がって、国会議員の給与下げてたのも、戻しましたよね。で、一番は、定数削減を本当にしっかりやる。

思い出してほしいのは、2012年のときに、野田総理がいて、安倍総理がいて、50人の衆議員議員の削減をやると言って、そのことで「じゃあ、解散します」って話をしたのに、今結局、10人ですよ。10人しか、削減されていない。それを本当にやれるかどうか、ということですね。政治家の方々、自民党の方々、民主党だった方々もそれができなかった。政権取ったんだから、本当はやる気があればできたはずなんですよ。それができなかった。でも維新の会は、大阪でも実際に議員の定数を削減した。これができるのは、維新の会だけだと思います。これができるのは、実際に、過半数が取れなくても、政権与党に対して意見が言える議席数があれば、実際やれると思います。

ありがとうございます。それでは最後に、若者に向けて、政治に希望が持てるような熱いメッセージをお願いします。

民主党国家の基本というのは、やっぱり政治に対してしっかりと意見を言うことだと思います。政治に対して意見を言わないというのは、民主主義国家として成熟していくことはないです。ぜひ、自分で考えて、投票に行ってほしい。で、どういう考え方をするかは人それぞれ当然ありますけれど、まずはしっかり考えて投票に行く。そのことをぜひお願いしたいと思います。

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