石垣のりこ候補(立憲民主党) 独自インタビュー|参院選宮城2019

7月21日に投開票日が迫る、令和元年の参院選。TOHOKU360ではNPO法人メディアージの協力を得て、3人が立候補する宮城選挙区の各候補者に関する情報をお伝えしていきます。

立憲民主党・石垣のりこ候補への単独インタビューです。政見放送や演説では見られない候補者の素顔や、実現したい政策についてじっくり語る姿をご覧下さい。(撮影・編集:NPO法人メディアージ/聞き手:東北福祉大学・佐藤柊)

お寿司屋さんでその日のおすすめを頂くのが好き

よろしくお願いします。まず始めに所属と名前の方をお願いいたします。

立憲民主党宮城県連合復興推進委員長の石垣のりこです。この度の第25回参議院議員宮城選挙区に野党統一候補として出馬をいたします。

政治・政策に関する質問の前に、まず石垣さん個人についていくつか質問させてください。好きな食べ物は何がありますか。

お寿司です。果物は梨が好きです。

お寿司はどういったネタが好きですか。

ネタはですね、お寿司屋さんに行って、その日のおすすめを頂くことが好きです。

ラジオパーソナリティーの仕事の原点になった小学校の先生を尊敬

尊敬する人物を教えて下さい

はい、小学校3・4年生の担任だった小林先生という方がいるんですけれども、その先生を尊敬しております。

どういった先生だったんでしょうか

はい、学ぶことの楽しさを教えてくれた先生で、授業中に外に出かけて行って、その地域のさまざまな問題とか課題みたいなものを子どもたちが見つけてきて、自分たちの足で例えば街の方にお話を聞いたり、街の中探検して発見したりとか。私はラジオのパーソナリティーとして仕事をしていたわけなんですけれども、そこにも通じるものがあって、自分の足で実際に歩いて話を聞いたりして、そこから自分で考えて物事を発信していく。そういうことの原点を教えてくれた先生だからです。

70年代のJ-POP、特に矢野顕子さんが好き

webサイトのURLが “norikorock” (ノリコ・ロック)ですけれども、好きな音楽家あるいはミュージシャンがいましたら教えて下さい

はい、70年代の音楽が好きで。まぁその中でも邦楽ですと私は、矢野顕子さん。おわかりになりますか?矢野顕子さんという女性のアーティストが好きです。矢野さんは一緒にやっていた仲間として大貫妙子さんとかいわゆるYMO、坂本龍一さんとか、高橋幸宏さんと細野晴臣さんとか山下達郎さんとかもその中に入るんですけど、その時代の音楽、J-POPの原点というんでしょうかね、そういう音楽が好きですね〜、はい。

生活に直結している政治に「常に関心があった」

いつごろから政治家を志していたのでしょうか

お話をいただいてから考え始めましたので、4月の上旬からです。

以前から政治に関心はあったんですか?

関心はありました。なぜならば、政治は私たちの生活に直結していて。わかりやすい例で言えば消費税は、ね、もう、国で決まって、自分のお財布からお金をどんどんどんどん納めていくことになるじゃないですか。なので、どういう政策をみなさん考えてやってらっしゃるのかということは、常に関心を持って見てました、はい。

会社を休職し出馬。「日頃の活動を見て覚悟を判断してほしい」

今回会社を退職ではなくて休職として立候補されるということで画期的だと思っておりますけれども、それが実現した経緯ですとか会社の反応を教えて頂けますでしょうか

まずは今回この政治活動をするにあたって、やはり放送に携わる者としては中立の立場というのがありますので、まあ会社にもご迷惑おかけするでしょうし、「退職させて下さい」ということで申し出ました。が、やはり一会社員、働く者の権利として、退職ではなく休職いう選択肢もあります、という風に逆にご提案を頂きました。それで、ありがたいことですし、まあ私が挑む相手が何せ三代目の三選を果たしていらっしゃる現職の方ということになっておりましたので、まあ無謀な戦いを挑むことには変わらないと。それを心配して下さった会社の気持ちを無下にお断りするのも申し訳ないなぁと、ありがたくその気持ちを受け取って、休職という扱いで、今回に政治活動させていただいております。

そのことに関して覚悟が足りないなどというね、お声を頂戴することもあるんですけれども、逆に言うと私たちは一定の年齢になれば投票する選挙の権利、有権者としての権利はもちろんですけれども、こうやって政治の思いを発信していく被選挙権を行使する立場にもなれるわけですよね。そういう自分の権利を行使していく上で、仕事を辞めないとチャレンジすることができない、というのはかなりハードルを上げてしまうことになるのではないかと思います。私は別に財産があって裕福な家の出でもありませんし、職を失うと明日生活に困る身ですので、ある程度のもちろんその、仕事があり、その上でチャレンジさせていただけるというのは非常にありがたいことだと思っていますが。かといってじゃあ覚悟が足りないかといったら、これは私の日頃の活動をご覧いただいてその覚悟のほどを判断していただければいいかな、と思っております、はい。

「消費税の是非を問うところまで問題提起していきたい」

「消費税廃止」というものを石垣さん自身訴えられていると思うんですけれども、立憲民主党の方針と異なる部分もあると思うんですけど、それについて伺えますでしょうか

まずは、立憲民主党が今公約として掲げているのは、消費税増税反対。まぁ現状の8%の凍結です。ここに私は反対しているわけではございません。増税なんてもってのほか。でも、その消費税という税制を調べていくと、これは必ずしもなくてもいいのではないだろうか、いやむしろ別な税制に変えられるなら消費税はなくてもいいと。いう風な自分の考えに至ったんですね。なので別に反対して、立憲民主党の党の方針に反対してるわけではございません。かつ立憲民主党のホームページ見ていただきますと、税制の抜本的な改革というような文言がございます。まぁこれを見ていますやはり、消費税のあり方そのもの、税制のあり方そのものを見直すというのも範疇にあると私は解釈をいたしまして、消費税の是非を問うところまで問題提起していきたいなという思いでの発信です。

消費税をなくし「法人税」と「所得税」、足りなければ「物品税」で補う

その場合、消費税に代わる税制というのはどういったものをお考えでしょうか

まずは、消費税が平成元年から導入されて、ゼロから3、3から5、5から8、そしてまもなく10%に上がろうとしてますよね。消費税の税収が増えた分、減っている税収があります。ほとんど同じ分だけ減っています。それは、所得税と法人税です。言い換えると、消費税が増えた分は法人税と所得税が減った分の穴埋めに使われている。これは、消費税はどんどん増えているのに、税収が全体として横ばい、変わっていないというところからもわかります。

そして消費税というのは、同じパーセンテージでも、所得のより低い人に、より多くの負担がかかる税制、これを逆累進性と言いますが、そういう税制です。そういう税制に頼ると言いますかね、今の税収の3割を占めていて、生活が大変な人から多くの負担を強いて集めた税金を、社会保障に使う。それって矛盾してないだろうかと。あるところからたくさん頂いて、ないところはそれなり。これが本来の税のあり方ではないかと、私はそういう風に考えます。それが国の役割、富の再配分なんて言ったりしますけれども、それに反する税制なんですよね。なので私はなくていいんじゃないだろうかと。

じゃあ他に、法人税と所得税以外の税収でもし足りなかったらどうするか。これは消費税がまだ導入される以前の昭和の時代に、物品税というのがありました。この物品税というのは、贅沢品を買ったとき、日常生活に必要な必需品ではなくて贅沢品を買ったときに、税金を多く頂くと。まあその分余裕があるからということですよね。高いものを買ったときにそれなりに頂くと。こういう税収で充てがっていくと。それでほぼやっていけるのではないかと思います。あとはやっぱり、消費税が減ることによって、私たちが使えるお金が増えていきますので、お金が回る、経済が回っていく原動力の一つにもなるはずです。

当選したら取り組みたいのは「消費税ゼロ」と「教育」

参議院議員になりましたらどういった分野や課題に取り組みたいとお考えでしょうか

私は今すごく消費税で皆さんに注目していただいているところがあるんですけども、ごくごく一市民の感覚として、こんな弱い者いじめの税制なくていいなっていうところから、ポロッと申し上げたことがこんなに大きくなってですね。いや消費税の壁は厚いな、と非常に感じまして、だからこそ逆に挑まなければいけない。まずは、もう国会議員になったからには、一人でできるわけじゃないですのでね、仲間を増やして同じ考えを持つ人たちと一緒に勉強ももちろん積み重ねながら、消費税ゼロを目指して取り組んでいくということ。

あと私は宮城教育大学の出身でもありますので、子供を持つ一母親としても、やっぱりこれからの子どもたち、未来を担っていくわけです。資源のない日本にとってももちろんですけれども、人あっての地域であり、国なわけですから、人に投資していく社会にしていかなくてはいけない。そのためにやっぱり教育分野の取り組みをしていきたいと思っています。

「無関心でいることはできても、無関係でいることができないのが政治」

最後に宮城県の有権者、それから特に若い人たちに向けて一言お願いいたします

この番組をご覧の皆様、特に若い有権者の方ということですけれども、私44なんですけども政治の世界ではまだ若いと言われておりますが、いやいやいや、もう結構ないいお年でございます。でも、これから頑張ろうと思っております。それは私小学4年生の娘がおりまして、次の世代に、この世の中をバトンタッチしていく、そのときに少しでもいい社会になってほしいという思いもありまして、そしてうちの子供たちと一緒にですね、これからの未来を担っていく皆さんにも、自分の生活と直結しているんです。

無関心でいることはできても無関係でいることができないのが政治なんですね。ちょっとなんかうさんくさいなぁ、とか政治の世界見てるとほんとにね、ひどい状況なので、関心を持って取り組んでほしいと言うのもはばかられる状況ではあるんですけどでもその状況を変えられるのは、あなた。あなたなんです。そして変えられるんです。そのための選挙です。まずはどんな人が何考えているのか、選挙事務所入るの難しいと思いますけれども、私の事務所にも遊びに来ていただいて、この人どんなことを考えているのかなと、直接会って、まずは思いを受け取っていただきたいと思います。そして行動に移す。そこから、ちょっとずつ、変わります。ぜひまずは関心を持っていただいて、投票に行きましょう。はい、以上でございます。

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