2024年10月27日は衆議院議員選挙の投開票日。TOHOKU360はNPO法人メディアージとコラボし、同団体の実施した宮城県内の各選挙区の候補者への独占インタビューをお届けしています。ノーカットの動画と記事を掲載しますので、候補者の人となりや政策を知るためにぜひご活用ください。
2区に立候補している早坂あつし候補(日本維新の会)のインタビュー動画と全文書き起こしです。インタビュアーは浅野こころさんです。
プロレスラーになりたくて覆面で通学
前半は早坂さんの人柄を掘り下げるための質問をいくつかさせていただきます。それでは1つ目の質問は、趣味、特にストレス解消法のようなものがあれば教えていただきたいです。
昔はね、僕37歳までバンドをやっていて、4人組でね、高校時代から37歳までやってたんですね。市議会議員になる手前までは。その中で今ただこの歳になっても53なんですけど、一人でやるスポーツとかね、ウォーキングとか、あとジム行ってたりしてたんですけど、ちょっと肘とかちょっと怪我しちゃって最近できてないんですけど。
あともう一つはブラジリアン柔術を習ってるんですけど、それも結構体使っちゃうから行けてなくて今あれなんですけど。あとは映画を観たり、音楽を聴いたり、あとはアニメとかも見ているし、今もうこのコロナ禍から結構配信を見てますよ。もう韓流から、なんでも見ますね僕はね。そんなのがね、ストレス発散かな。でもやっぱり一番軽くね、一人で黙々と何も考えないで音楽を聴きながら歩いたりしてるのが、ジムとか行ってるのが一番結構ストレス発散になるかな。年を取ったかなと。
結構アクティブに発散されているという感じですね。
そうです。僕、元々はプロレスとか格闘技が好きで、今も好きなんですよ。めちゃくちゃ好きですからね。だから僕、結構色んな多趣味でそういうものを見てるのが、雑学からの発想と制作だからね、僕の考えは(笑)。そういう感じで色んなものを見て学んだりするっていうことが多いかな。実体験が一番多いかなっていう感じ。
色んなことをやりながら取り入れていく。
そうそう。で、いろんなヒントが出てくるじゃないですか。うんうん。という感じかな。
アニメ好きっていうことだったんですけれども、好きなアニメとかはありますか?
もうね、結構幅広いんですよ僕。まあ普通のワンピースとかね。呪術廻戦とかも見ますし、あとチェンソーマンとかも好きですね。配信してる方が好きかな。でも一番好きなのは銀魂が好きなのかな、僕はね。あとバキとか格闘家アニメも見ますし、結構幅広いんですよ僕。何でも読みますし、本当に映画も見ますしっていう感じで。幅広いですね。
ありがとうございます。続いて、あえて聞きにくい質問をさせていただくんですけれども、早坂さんの苦手なものやことがあればお伺いしたいです。
苦手なもの…。あまりそんな苦手なものないですね。まあ一番政治家が怖いかな。本当に。本当に、ね。そんな感じです(笑)。
早坂さんの子供の頃の将来の夢を教えていただきたいです。
僕、プロレスラーになりたくてね。小学校の時、銀色のさ、空気入れて浮く風船あるでしょ。あ、分かんない?あれ、ね。こうやってプーンって浮くのがあるんですよ。昔のガチャポンって、今で言うガチャガチャがあったんだけど、僕もうね、その覆面被って、ランドセルを背負って学校に行ってましたから。毎日プロレスごっこやってました。これはね、祖父がプロレス好きでね。今プロレス配信でまた盛り上がっていますけど、昔の。小さい頃よく連れて行かれてね。やっぱりプロレスも好きだしね、うちの事務所の人間も好きで、結構未だに盛り上がってます。僕はもうアントニオ猪木信者ですから。
選挙を手伝うと「燃えてくる」。13年前仙台市議に
本当に格闘が大好きなんですね。ありがとうございます。その後、政治家を志した理由だったり、きっかけを教えていただきたいです。
僕はそんな小さい頃から政治家になりたいっていうことじゃないんですけど、この今失われた30年って言う前に、僕まあ市議会に出たのが13年前なんですね。その前にちょっと政治塾の師匠がいるんですよ。その人の選挙を手伝ったり。やはりね、その時に私も子育て世代で、将来の子供達とかこの日本のことを考えたりして、特に仙台市かな。それで市議会議員を目指したのが、一番最初のきっかけかな。
やっぱり元々勉強してきたわけじゃないから、色んな事を学んだり、自分でこう本を読んだりして学んだんですけどね。僕実は東北高校しか出ていませんから。高卒なんですね。その時代であったり。そんな感じです。
秘書をしながら、自分もやりたいなと思い始めた?
秘書というかね、やっぱり運転手もしたけど、やっぱり政治塾とかね。やっぱり選挙を手伝ったりすると燃えてくるんですよね。本当に。ポスター1枚貼っただけで、もう絶対勝たせたいとかね。それが選挙の始まりだったりね、興味を持つ始まりかもしれないし。自分がずっとサラリーマン、会社員で働いてたので僕、そういうのも感じて、やっぱり政治で変えていかなくちゃいけないかなと。元々僕はパンクバンドとかやってて、だからもうね、政治をぶっ壊すんですよ。そういう感じでやっていました。はい。
主に取り組んだのは「災害や復興、教育分野」
はい、ここまでご質問にご協力いただきありがとうございます。ここからは少しずつ政治政策に関する質問をさせて頂きます。まず政治家の普段の仕事というものは、やっぱり私達がなかなか想像がつかないものが多いと思います。早坂さんは現職の国会議員として、この3年の間も委員会や党内の役職を経験されてきたと思うのですが、特に力を入れて取り組んだ仕事について、簡単にお仕事の内容とかその成果について教えていただきたいです。
そうですね。3年前にバッジを預からせていただいて、この宮城東北から。やはりですね、私、宮城東北で一人だけの、まずは国会議員ということで、日本維新の会では東日本大震災復興特別委員会の理事をやらせてもらったんですね。やはりこの復興の今までの自分の経験したことや、これから起きる災害についての件にも対して、いろんな質問をさせていただきました。
ただ、やっぱりまだまだ福島の方ではね、大変な思いをしている方々や、避難所の生活をしている方、いっぱいいるんですよね。やっぱりあと原発の廃炉の件。で、もう一つはやはりALPS処理水の件とか。いろいろあるから、まだまだまだまだこの復興は時間はかかるということで、自分の実体験とともに、今の政策だったり今の政府の対応だったり、そして能登半島と今後のこれからの災害や地震災害においての対策というのをちょっと話させていただきましたよ、質問で。
もう一つはですね、僕3年間だけ文部科学委員会をやってましてね。それはもう市議会議員時代からですね、教育関係の委員会をやらせていただいて、やっぱり法律だったり。実は、我々の改革をやってきた給食費無償化だったり、教育費無償化、そしてやっぱりいじめの問題だったり。今の子供たちの窮屈なところもあると。しかし、僕らの時代は伸び伸びやり過ぎた時代もあったんだけど、やっぱりいろんなことが変わってきている。やはり時代の流れでパソコンを使ったり、SNSを使ったり、いろいろ教育の問題も変わってきているから、いろんなものを取り上げましたよ。
あともう一つはね、スポーツとか。この東京オリンピック、パリオリンピックがあって、実はスケートボードなんて僕が高校生の時からあるんですから、その世代のお父さんたちが子供たちに乗せて金メダルを取れたりする。あとブレイキンだってそうですよ、パリのね。やっぱりそういうエクストリームスポーツに対しても。私結構、市議員時代に、まだ今、今年もやりましたけど伊達祭りという、そういうイベントがあるんですね。それをきっかけをやらせていただいて、当時の奥山市長にイベントをやらせてほしいと。それは復興のために若者とやりたいというのが続いて、この13年間。コロナ禍でちょっと休んだ時もありましたけど、先日も挨拶させていただいて。まあやんちゃな感じでみんなやってますけど、本当にしっかりと多くのファンが楽しみに来てくれていたのかなって、すごいいいイベントなんですよね。やっぱりそういうのがあって、あるいは若者の文化も取り上げながら、やっぱり我々がやってきた、先ほど言った教育改革していかなくちゃいけないっていうふうに力を入れてまいりました。はい。
目指すのは行財政改革、政治改革
続きまして、早坂さんの政治家としての野望、成し遂げたいことがあれば教えていただきたいです。
やはりですね先ほど言いましたけど、我々日本維新の会はね、地方でできて、大阪でやってきた政策実現率が80%以上なんですよ。そのためにやはり身を切る改革と言って、自分たちの給料を減らして、実はですねそれを寄付しているんですよ。それをずっと結党以来やってるんですよね。確かね、今回の僕らが今まで寄付をしたお金は7億1,000万円ぐらいあるんですよ。それに比べて、裏金を取った議員は5億6,000万ぐらいはあるんですよ、確か。
だから僕らはそれをやってきたんですが、それでやっぱり議員定数を削減する。そしてやはり行財政改革、政治改革をしっかりして、やはり教育費の無償化、給食費の無償化、塾代の助成制度、バウチャー制度というのを取り上げてるんですよね。そしてやはり大阪だけがね、大学院まで今度無償化になったり。後は所得制限なしで行ける。それはいいですよ。だからね、一番最初に昨年も法案を出したんですけど、その時は岸田政権。我々が出したのは給食無償化の法案を出したんですけど、見事に蹴られたんです。だけどやはり国でできることは、まず僕も次は給食費無償化はやっぱり国でやるべきだなと思っております。
やはりその改革を行っていかなければ、今の国民の方々が、今本当に電気料が高い、物価高騰しているのにね。我々だけがね、優遇、厚遇されちゃいけないから、やはり政治改革していかないといけないと思います。
個人的な野望みたいなものは。
個人的な野望。僕は別に偉くなりたいと思ってないですから。ただね、僕これから政治家の子供じゃなくても、僕もそうだったんですけど、政治家を目指す人たちのパイプ役になっていって、だんだん若い人たちがね。その若い人がね、ただ若くてね、頭いいだけじゃダメなんですよ。やっぱり心とね、熱いハートを持っている人間が政治を変えていく。僕みたいな人10人いても困りますけど、僕みたいな人間が一人ぐらいいても、変える気持ちがあるのかなって。
やっぱり十人十色だし、みんなの思いは違うので。やはり政策向きの人間、動いてみんなと一緒に取り組んでいこうっていう人間。やっぱりね、コミュニケーション能力がないとまず一番ダメかなと思いますけどね。そんな丸々僕ができるっていうわけじゃないですけど。やっぱり繋いでいく次の若い世代が、この日本を変えていく。僕が生きてる間に、どのくらいまでできるかっていうのが全然まだ想像つかないです。ね、この30年間、何も変わらなかったんですよ。ね、大変でしょう。そういうことです。
「政策活動費は僕らは一切使わない」
続いてですね、今年は政治資金に関する法律の改正もありましたが、今後の政治資金のあり方について早坂さんはどのように思われていますか?
まあもちろん今回の解散総選挙は、政治とカネの問題もしません。旧統一協会の問題もしません。そして我々がこの政治資金規正法の改正をした時に、岸田総理と約束した旧文通費の改革もやらなかったと。こういうことが本当に1個も終わらないまま、今回の8日で解散。で、最初に言っていた、石破総理が総裁選の時は、ちゃんと予算委員会をとる。能登半島のことを考えてやる。議論してからやろうって言ったのが、このザマですよ。正直言ってびっくりしますね。
だからルールを守ると言った人が、約束を守れないんですから。そういう今、うちの馬場代表が言ってました。クルクルくるくる変わるから猫の目解散と言ってましたね。だからこそ、やはり絶対岸田さんがやらなかった憲法改正ね、お互い本当は自民党もやりたいんですよ。
でも約束を守らないってことが一番多いんで、政治と金の問題ですね。しっかりと政治資金の件は白黒つけて、ただ、非公認とか重複できないとかそれで今回の選挙をやって信を問うのは違うですか。やはりまだまだ解決は終わってないというものをやって、今回解散に踏み切ったという石破政権に関して、僕はちょっと怖いですね。
党首討論もやりましたけど。活動費や活動費を存分に使うって石破さんは言ってましたから、僕らの考えは、政策活動費は僕らは一切使わないと公約しています。それも政治改革だと思います。以上です。
「若い人には選挙に行っていただき、改革の一票を」
ありがとうございました。それでは次に最後になります。政治への関心が低かった人、政治に期待が持てないという人も増えていますが、一般有権者の方に向けて、早坂さんから最後にメッセージをお願いいたします。
やはり政治不信、そして政治のお金の問題、物価高騰、ガソリン代の高騰で、皆様の手取り可処分所得が全然上がりません。そのために我々日本維新の会は、そして早坂あつしは改革を行っていって、ぜひこの今までの政治と違う古い政治を壊して新しい政治をつくる、そういう思いでございます。
ぜひとも皆さんね、この選挙制度のあり方も変えていかなくちゃいけない。だからこそ、若い人たちにはやはり選挙に行っていただいて、自分の信を問う、改革の1票をぜひともいただけるようにお願いを申し上げます。ありがとうございました。
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