- 2025年2月10日
【福島・浜通りの旅】「必ず釣らせる」相馬の海の船頭さん 笑顔の陰に「絶対安全」と信じた原発勤務中の大事故、家族との苦難
【連載・2025年福島・浜通りの旅】東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年目となる3月11日を前に、福島の被災地の今を訪ね歩いた。浜通り地方には今、どんな変化や新しい営みや魅力の場が生まれ、そこで人々はどんな思いを紡いでいるのか、シリーズで […]
【連載・2025年福島・浜通りの旅】東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年目となる3月11日を前に、福島の被災地の今を訪ね歩いた。浜通り地方には今、どんな変化や新しい営みや魅力の場が生まれ、そこで人々はどんな思いを紡いでいるのか、シリーズで […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】また1軒、古い歴史を伝える家の解体の日が近づく。東京電力福島第一原発事故から3月で丸14年。高い放射線量から「帰還困難区域」とされた福島県浪江町津島地区では、避難中の住民約650人が原告団を結成。国と東電に地域の […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東京電力福島第一原発事故から13年後の今も帰還困難区域となっている福島県浪江町津島地区。責任ある国と東電を相手取り、事故前の環境に戻し「ふるさとを返せ」と裁判を続ける避難中の住民たちの声を、このほど現地で聴いた。 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】度重なる地震被災で昨年、解体された相馬市内の老舗料理店から、日中戦争に出征した若者の戦死までの日々を伝える古い手紙類が見つかった。失われる城下町の文化財救出活動をする、市民有志の「そうま歴史資料保存ネットワーク」 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】郷里の先輩で、日展などで長年活躍してきた洋画家、渡辺雄彦さん(91)=日洋会理事、宮城教育大名誉教授、仙台在住=が見せてくれた、幼いころの2枚のクレヨン画がある。太平洋戦争の日本軍の飛行機が空をゆく様子と、りりし […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト】馬が熱中症になるほどの夏の猛暑を避け、今年は5月25日に開幕する相馬野馬追(国無形重要民俗文化財)。福島県相馬・双葉地方から出馬する500人の騎馬武者のわらじを、相馬市「郷土蔵」の教室で学ぶ住民らが一手に作っている […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】相馬市にある旧・中村珈琲店。ビートルズ・マニアの建設会社社長が「コーヒーと生演奏で街に憩いを」と5年前に開いた名物店だった。遠来のファンも増えたが、主(あるじ)の社長は急病に倒れて一昨年9月に惜しまれつつ閉店した […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】福島第一原発事故で「帰還困難区域」となった福島県浪江町津島。地区のわずか1.6%が昨年3月末、国から「特定復興再生拠点区域(復興拠点)」に指定され、除染とともに役場支所などが開いた。が、この1年で風景は変貌した。 […]
※この記事の途中には津波直後の相馬市沿岸部の写真があります。 あと1分、30秒遅かったら… 【今野未空(尚絅学院大学健康栄養学類1年)】あれから13年が経とうとしている。私は福島県相馬市に住んでいた(現在は進学した大学の近くに住む)。何が変わったのか […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「山形屋」といえば古い店構えと伝統の味噌・醤油で、福島県相馬で知らぬ人はいない醸造元だ。5代目店主の渡辺和夫さん(53)は、旧城下町で創業から160年という伝統の米麹(こうじ)を受け継ぎ、東日本大震災の被災と福島 […]