- 2019年2月12日
第69回ベルリン国際映画祭レポート(1) 収穫が楽しみ。日本の新進若手監督の作品も
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】第69回ベルリン国際映画祭が2月7日から17日まで開催されています。 去年に引き続き、今年もコンペに日本映画がなく、日本映画がそれほど不作なのか、それとも選定者の目にひっかからないのか、考えてし […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=ドイツ・ベルリン】第69回ベルリン国際映画祭が2月7日から17日まで開催されています。 去年に引き続き、今年もコンペに日本映画がなく、日本映画がそれほど不作なのか、それとも選定者の目にひっかからないのか、考えてし […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】2月24日夕、授賞式が行われ、以下のような賞が発表になりました。今年の審査員長はドイツのトム・ティクヴァ監督で、女優のセシル・ド・フランスさんや、『ラスト・エンペラー』などの映画音楽でも知られるミュージシャンの坂 […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】今年、フォーラム部門で『港町』、批評家週間で『ザ・ビッグハウス』という新作2本が上映され、注目を集める想田和弘監督。『港町』は、岡山県の牛窓を舞台にした観察映画第7弾で、前作『牡蠣工場』の撮影途中で老漁師に出会っ […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】戦火に追われ、あるいは貧窮から逃れるために、ブローカーに大金を払ってまでヨーロッパを目指す難民たち。彼らの求める“エルドラド(黄金郷)”はどんなに素晴らしいところなのか?ヨーロッパの監督の作品には、どこかにその答 […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】毎年思うことですが、ドイツに来ると移民の問題をより身近に感じます。映画の中に移民問題が見え隠れするのは、そういう現実を踏まえて、作り手の問題意識が深層にまで及んでいるからでしょう。 コンペティション部門のクリス […]
【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】第68回ベルリン国際映画祭が2月15日から25日まで開催されています。今年はコンペティション部門に日本映画がなく、日本的には寂しい年になりましたが、それでもオープニングのウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』は日本が […]