【#東北流行語大賞2022 】大賞に輝いたのは、この言葉!

TOHOKU360では2022年12月、読者の皆さんから今年の「東北流行語大賞」の候補ワードを募集しました。編集部ではたくさんのご応募の中から、15ワードを今年の「東北流行語大賞」のノミネート語として選出。12月16日から22日にかけて、以下の記事でweb決選投票を行いました。

今年の決選投票は1012人が参加して下さいました。#東北流行語大賞2022 を盛り上げて下さり、ありがとうございました!得票数の多かったベスト3をご紹介します。まず3位となったのは……

3位「カレーは飲み物」344票(34%)

【解説】サッカーJ2・ベガルタ仙台公式Twitterアカウントが、5月25日の岡山戦でユアテックスタジアム仙台のドリンクが50%オフになるキャンペーンを発表。そこに同チームのマスコット・ベガッ太が「えっ?飲み物50%オフ?ということは半額??つまりカレーも半額だな。」と反応し、「カレーは飲み物」であることを頑なに主張した。
果たして「カレーは飲み物」なのかーー。ベガッ太の一言は、ファンや選手を巻き込んだ大論争に発展。当初は難色を示していた公式アカウントも社内会議の結果ついに「カレーは飲み物」であると認め、同日はカレーも半額となった。(安藤歩美)

ベガルタ仙台・ベガッ太君の、スタジアムを動かしたユニークな一言が3位にランクインしました。来年も東北のJリーグチームの熱い戦いが楽しみですね。続いて2位の得票数となったのはこの言葉でした。

2位「プロ転向」610票(60.3%)

【解説】7月19日、仙台市出身のフィギュアスケーター羽生結弦さん(28)は東京で記者会見。「プロのアスリートとしてスケートを続けることを決意した」と語り、競技会出場から退くことを表明。2014年のソチ五輪、18年の平昌五輪の連覇などの偉業達成のみならず、負傷と闘いながら、美と洗練の至高の演技で世界中の人を魅了した。 
11年3月11日、仙台で練習中に東日本大震災を体験。以後、東北復興支援のショーで滑り、音楽に「花は咲く」を取り入れ、22年北京五輪で「僕の演技が(被災地の)皆さんの心が少しでも一つになるきっかけになっていたら、僕は幸せ者」と語った。 
北京では4位となるも、史上初めて4回転半ジャンプに挑んだと認定され、これからも挑戦者であることを記者会見で宣言。11~12月に自ら企画制作のアイスショー「プロローグ(序章)」を横浜、八戸で大成功させ、新たな旅を始めた。(寺島英弥)

フィギュアスケーターの羽生結弦さんがプロに転向。地元・宮城県では羽生結弦展の開催やローカルテレビ番組への出演も話題となりました。アイスショー「プロローグ」が青森県八戸市で開かれたことも、東北では大きなニュースとなりました。そして、今年の大賞に選ばれたのは……!

大賞「白河の関越え」704票(69.6%)

「白河の関越え」でした。

【解説】8月22日、夏の甲子園決勝戦にて下関国際(山口)と対戦した仙台育英(宮城)は見事大差で勝利。東北勢としては初優勝を成し遂げ、ついに優勝旗が白河の関を越えて東北に上陸。相次ぐ災害で疲弊した東北を元気づけるかたちで歴史を塗り替える1ページが開いた。
仙台育英の地元・仙台、宮城では優勝セールが多くのお店で続々と催された。物価高騰に喘ぐなど暗い話題が多いなかで骨を折りながらの安売りセール。東北に希望の光を灯す出来事だったに間違いない。東北に住む、もしくは、出身者にとっては「今日から頑張ろう!」と励みになって前向きになれた人も多い。底力を大いに発揮した仙台育英には本当に「ありがとう!」と感謝を伝えたくなるものだ。(渡邉貴裕)

東北に悲願の深紅の優勝旗をもたらした、仙台育英の活躍。東北中が歓喜に沸いた今年の夏を象徴する言葉が全体の7割近くの得票率を獲得し、みごと今年の東北流行語大賞に選ばれました。

全体の結果は以下の通り。

  1. 白河の関越え:704票(69.6%)
  2. プロ転向:610票(60.3%)
  3. カレーは飲み物:344票(34%)
  4. 鳴子こけし頭ポロリ:278票(27.5%)
  5. 完全試合:249票(24.6%)
  6. おかえり只見線:195票(19.3%)
  7. 青森県ご当地スタンド:127票(12.5%)
  8. 若隆景初優勝:109票(10.8%)
  9. チョコQ助:99票(9.8%)
  10. 新・盛岡バスセンター:94票(9.3%)
  11. ラーメン王国陥落:84票(8.3%)
  12. 福とら:49票(4.8%)
  13. ミルハス・チェリカ(同率13位):34票(3.4%)
  14. ウルトラアキタ:26票(2.6%)

それぞれの言葉について詳しくは以下の記事をご覧下さい。

皆さんにとって、今年はどんな一年でしたか?身近で印象的だったできごとから、知らなかったお隣の県の情報まで。「東北流行語大賞」が東北の一年を振り返る機会になったのならとても嬉しいです!今年もノミネートから投票まで多くのご参加、ありがとうございました。ぜひ今年の東北流行語大賞の感想を、「#東北流行語大賞2022」を付けてSNSで呟いてみて下さいね。

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