「おもちゃコンサルタント」直伝!不思議な紙飛行機を作って遊ぶイベント開催 仙台

笠松宏子】2021年11月27日(土)に仙台市宮城野区中央市民センターで「青空ミーティング・おもちゃで遊ぼう」が開催されました。当日は地域のお子さんを中心に多くの方が参加。おもちゃコンサルタントと一緒にストローや紙コップを使った珍しい飛行機を作って広場で飛ばしたり、世界各地のボードゲームで遊んだりしました。

いつもと違う紙飛行機を工作してみよう

一般的に「紙飛行機」というと、折り紙や新聞紙を折るイメージがあるかもしれません。しかし今回のイベントでいつもと違う飛行機づくりに挑戦!材料にはストローや紙コップを使用し、形もユニークなものになりました。

細長く切った画用紙を輪っかにしてストローの両端にテープで貼り付ける。紙コップの底を貼り付ける。そんな従来の紙飛行機とは違った作り方に、お子さんだけでなく親御さんも一緒に挑戦していました。難しいところはジュニアリーダー(青少年ボランティア)がサポート。「飛行機にイラストを描きたい!」「ここはこうやるんじゃない?」など、コミュニケーションが自然と生まれていました。この飛行機、一体どのように飛ぶのでしょうか。

完成したら、外で飛ばしてみよう!

「早く広場に行って飛ばしてみたい!」完成した飛行機を見て、子どもたちからこんな声が。さっそく市民センターの横にある広場へ移動し、みんなで飛ばしてみました。自分で作った飛行機が風に乗って、どんどん遠くまで飛んでいく様子に、思わず「すごい!」と感嘆の声が起こります。

いつの間にか、広場は飛行機を飛ばす人たちでいっぱいに!子供も大人も飛行機に夢中です。力強く腕を振ると風に乗らずすぐに墜落してしまうため、「ふわっ」とやさしく飛ばすのがコツ。参加者からは「自分でおもちゃが作れると思わなかった」「大人も楽しく参加できた」といった感想がありました。

アナログのおもちゃは成長の栄養になる

このイベントを主催したおもちゃコンサルタントの長岡智江(ながおか・ちえ)さんにお話を伺いました。長岡さんは、元々小児科の看護師や家庭的保育のチャイルドマインダーとして活動。その過程で子どもの成長に欠かせない「おもちゃ」に興味を持ち、おもちゃコンサルタントの資格を取得しました。

「デジタルのおもちゃは食べ物に例えると“おやつ“。アナログのおもちゃは“主食となる栄養“になると言われています。自分の手を動かして、誰かと一緒に声をかけ合うことで、表現力や想像力が養われます。」と長岡さん。親御さんやジュニアリーダーと一緒に参加した今回のイベントもきっと成長の栄養になったはずです。

『青空ミーティング』は宮城野区中央市民センターの事業です。ほぼ毎月イベントを開催し、子どもも大人も楽しみながら成長できる機会を提供しています。長岡さんは現在、木製の玩具で遊ぶイベントなどを企画中とのこと。今後の活動も楽しみです。ぜひ、宮城野区中央市民センターのお知らせでチェックしてみてくださいね!

この記事はTOHOKU360と宮城野区中央市民センターとのコラボ事業「東北ニューススクールin宮城野」の参加者が執筆した記事です。宮城野区の市民活動を取材した参加者たちが、地域の課題に取り組む人々の活動や思いに迫ります。

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