【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #6

なかなかできなかったけれど
電話を捨てた
ぼんやりと「できなかった」の正体が見えてくる
今までもそこにあった
だけど それがわからなかった
小さくまとまった髪を
強く 掴んで ぼくをその中に置く

形のあるものは
答えのように振る舞う
ひとつ
いちまい
壊してしまうことが
剝がしてしまうことが
一緒に考えるということなのだろう

ひとりぼっちの月から
いくつもの夜が生まれる
子どもたち
キラキラ 子どもたち

仙台在住の詩人・武田こうじさんによる写真と詩の新連載「もうちょっと後で光って」。TOHOKU360にて2020年5月より、週末に掲載しています。

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TOHOKU360は、東北のいまを東北に住むみんなの手で伝える、参加型の"ニュースプロジェクト"です。経験豊富なメディア出身者で構成される「編集者」と、東北6県の各地に住む住民の「通信員」とが力を合わせ、まだ知られていない価値あるニュースを一人一人が自分の足元から発掘し、全国へ、世界へと発信します。

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