【写真と詩の連載】もうちょっと後で光って #7

濁ってしまう
混ざってしまう
川はこの街の腕のように
夕暮れはこの街の背中のように
あなたを運んでいく

言葉から遠く
遠く 伝えたいことがある

痛みを薄めてしまうことを責めて
正しく生きていたいと思った
ではどうして
ぼくたちは食べてしまうのか
自分のことも保てない
つまらない

正しさを脱いで
柔らかく押し出されて
さらさらと川は
ゆるゆると夕暮れは
歩いていた
あなたと

仙台在住の詩人・武田こうじさんによる写真と詩の新連載「もうちょっと後で光って」。TOHOKU360にて2020年5月より、週末に掲載しています。

*TOHOKU360をフォローしよう
twitterinstagramfacebook

>TOHOKU360とは?

TOHOKU360とは?

TOHOKU360は、東北のいまを東北に住むみんなの手で伝える、参加型の"ニュースプロジェクト"です。経験豊富なメディア出身者で構成される「編集者」と、東北6県の各地に住む住民の「通信員」とが力を合わせ、まだ知られていない価値あるニュースを一人一人が自分の足元から発掘し、全国へ、世界へと発信します。

CTR IMG