- 2024年10月18日
解体された料理店の古手紙、眠っていた戦争を伝える「そうま資料ネット」が20日、シンポで成果報告
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】度重なる地震被災で昨年、解体された相馬市内の老舗料理店から、日中戦争に出征した若者の戦死までの日々を伝える古い手紙類が見つかった。失われる城下町の文化財救出活動をする、市民有志の「そうま歴史資料保存ネットワーク」 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】度重なる地震被災で昨年、解体された相馬市内の老舗料理店から、日中戦争に出征した若者の戦死までの日々を伝える古い手紙類が見つかった。失われる城下町の文化財救出活動をする、市民有志の「そうま歴史資料保存ネットワーク」 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】パペットを使う腹話術を5年前に始めた名取市の女性が、今年4月の「第3回F-1腹話術グランプリ」で優勝、地域に根差したライブ活動で忙しい。「カズちゃん」こと飯倉和子さん(54)の持ち味は、「私は主婦、腹話術は趣味」 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】尚絅学院大学(名取市)の学生ボランティアチーム「TASKI」。東日本大震災の翌2012年に発足し、地元の被災地・閖上の住民への訪問支援を重ねてきた。が、昨年までの3年間、コロナ禍のあおりで活動がほとんど見合わせに […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】郷里の先輩で、日展などで長年活躍してきた洋画家、渡辺雄彦さん(91)=日洋会理事、宮城教育大名誉教授、仙台在住=が見せてくれた、幼いころの2枚のクレヨン画がある。太平洋戦争の日本軍の飛行機が空をゆく様子と、りりし […]
7月7日投開票された東京都知事選。今回独自の言動や発信で大きな注目を集めた候補者の一人が、前安芸高田市長の石丸伸二氏でした。世間を沸かせた「石丸現象」について、ローカルジャーナリストの寺島英弥さんが地方の報道の実情とローカルジャーナリズムの観点から考 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】「令和六年五月四日 故佐藤公生 満五十九歳」。こう墨書された位牌が仙台市の正円寺(敦賀瑞成住職)に納められている。いとおしそうに手に取った田中幸子さん(75)は、自死遺族の分かち合いの場「藍の会」の世話人。会の仲 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】今年もサクランボを遠くの友人らに送ろうと旬の季節に訪ねた山形。しかし、果樹園が連なる産地では、例年あふれるばかりの贈答向けの「真っ赤な恋人」が極端な品薄。直売店には買い求める客の長蛇の列ができるが、連日たちまち売 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】家屋約8万戸が被災し、これまで245人が犠牲になった能登地震の発生からから5カ月余り。東日本大震災を経験した宮城県名取市閖上の被災者がこのほど石川県珠洲市の避難所を訪ね、「今も段ボールに囲まれて暮らす住民が多く、 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】小林治身さん、64歳。岩沼市の「いわぬま震災語り部の会」の新しいメンバーだ。東日本大震災の津波で両親を亡くし、助けられなかったことを悔やみ、同じ遺族たちや教会の人々との出会いを心の支えにしてきた。昨年、地元の震災 […]
2050年までに744の市町村が「消滅可能性自治体」になる―とのニュースが先ごろ、全国を駆け巡った。東日本大震災からの復興も途上の東北ではその7割超が存続困難という。だが「流れは変えられる」と仙台の松橋隆広さん(60)は語る。「大企業から、都会から、 […]