- 2023年8月31日
庭先に自慢の手作り窯 夏の団地でピザパーティー 宮城・名取市
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住) 】海抜160㍍余りの山の上、名取市ゆりが丘の団地の一角。暑い日差しが続いた夏のひととき、リゾート気分のピザパーティーに参加させてもらった。呼び物は、この家のあるじ自慢の手作り窯。薪を焚き、程よい温度を […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住) 】海抜160㍍余りの山の上、名取市ゆりが丘の団地の一角。暑い日差しが続いた夏のひととき、リゾート気分のピザパーティーに参加させてもらった。呼び物は、この家のあるじ自慢の手作り窯。薪を焚き、程よい温度を […]
昨年2月24日、ロシア軍が隣国ウクライナに軍事侵攻を始めてから1年半が過ぎた。ウクライナ軍の「反転攻勢」が焦点になった最前線の戦いは、終息に近づくどころか、激しさを増している。いったい、報道の向こうの現実とは、これから起こりうる未来はどうなるのか。米 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】牡鹿半島(石巻市)の小さな浜や浦を縫うリアス式海岸の道をたどり、8月半ば、鮫浦湾の漁港を訪ねた。東日本大震災地の被災地で、宮城県有数のホヤの養殖地でもある。津波後のホヤ養殖再開は地元にとって復興の支えだった。だが […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】 2018(平成30)年11月に仙台市泉区・寺岡小の2年生の女子児童と母親が自宅で自死した。事件は過去のものではない。残された父親は真実の追求を訴え続けている。娘さんは「いじめに遭い、悩んでいる」と半年 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】真新しい家並みを縫って飛ぶツバメたち。その一つがいが、名取市閖上の自治会長、長沼俊幸さん(60)の家に巣を作った。古い漁港の街だった閖上が東日本大震災の津波で失われた2011年。前年までツバメは家の中にも巣を作り […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東京電力福島第一原発の処理水放出が迫り、不安に揺れる相馬の浜。ここには震災後、全国に例のない多くの漁業後継者をはじめ、地元発の新しい加工品や魚の販路の開発を目指す若い担い手が集う。理由は「宝の海だから」。原発事故 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】石川秀一さん、春江さん=共に74歳=の夫婦を陸前高田市に訪ねたのは6月下旬、3年ぶりの取材だった。2011年3月11日の大津波で、消防団活動をしていた長男政英さん(37)を亡くし、癒えぬ悲しみを背負った。夫婦は家 […]
廃炉工程にある東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の汚染水処理後の膨大な廃水(通称・処理水)をめぐり、政府は夏ごろに海への放出・投棄を始める方針という。事態が迫る中、同県浜通り沿岸で小型船の漁を行う当事者、相馬双葉漁協の今野智光組合長(65) […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】佐久間善彦さん。相馬市で明治27(1894)年創業の老舗料理店だった「まる久(きゅう)」の5代目店主で、昨年10月、血液がんのため65歳で亡くなった。厨房で腕を振るう傍ら、水彩画やアクリル画、墨絵の筆をいつも動か […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】北上川に山々の雪解け水が満ちていた4月下旬の土曜日、取材に向かったのは、北上市立花の軽石房子さん(80)宅。広い畑のある家の前に軽乗用車が何台も止まっていた。「パミスの家」の初めての集いだった。会の名は、集いの場 […]