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  • 2018年5月18日

政治の思惑絡み監督の不在相次ぐ/第71回カンヌ国際映画祭報告(4)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】ある視点のオープニング・セレモニーで、ティエリー・フレモー総代表から発表になったことがもう1つありました。それはコンペに『夏』を出品しているロシアのキリル・セレブレンニコフ監督がカンヌに来られな […]

  • 2018年5月18日

五月革命から50年。記念の年にゴダールの新作「イメージの書物」/第71回カンヌ国際映画祭報告(3)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】11日午後、映画ファン待望のジャン=リュック・ゴダールの新作、『イメージの書物』の正式上映が、翌12日に記者会見が行われました。今年2018年は、フランス全土をゆるがせた五月革命の余波で、映画祭 […]

  • 2018年5月18日

東京フィルメックスの存続決まる。木下グループが支援/第71回カンヌ国際映画祭報告(2)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】オープニングの翌日の9日午後、フランスの映画製作・配給会社MK2のオフィスで、海外の映画祭関係者、日本のジャーナリストを招き、新生・東京フィルメックスについて、市山尚三プログラム・ディレクターか […]

  • 2018年5月14日

上映時間の変更などめぐり波乱含み/第71回カンヌ国際映画祭報告(1)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)=フランス・カンヌ】第71回カンヌ国際映画祭が7日夜、オープニング作品『エヴリボディ・ノーズ(誰もが知っている)』の上映から始まりました。 『エヴリボディ・ノーズ』は、イランのアスガー・ファルハディ監督がスペインの […]

  • 2018年4月27日

【バリ・ウブド村通信(11)】製本と絵と写真の展覧会

【光森史孝=バリ・ウブド村】さて、きょうの話題です。表題のような展覧会が、ウブドのホテル、ロイヤル・ピタマハのギャラリーで、先日から始まりました。 製本? 日本では、あまりなじみがないかもしれませんが、書籍の製本・装丁を手作業で 行うもので、西洋では […]

  • 2018年3月24日

確かな作話と視線。胡波監督の「象はじっと座っている」は群像劇/第68回ベルリン国際映画祭報告(5完)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】2月24日夕、授賞式が行われ、以下のような賞が発表になりました。今年の審査員長はドイツのトム・ティクヴァ監督で、女優のセシル・ド・フランスさんや、『ラスト・エンペラー』などの映画音楽でも知られるミュージシャンの坂 […]

  • 2018年3月19日

観察映画の想田和弘監督に聞く/第68回ベルリン国際映画祭報告(4)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】今年、フォーラム部門で『港町』、批評家週間で『ザ・ビッグハウス』という新作2本が上映され、注目を集める想田和弘監督。『港町』は、岡山県の牛窓を舞台にした観察映画第7弾で、前作『牡蠣工場』の撮影途中で老漁師に出会っ […]

  • 2018年3月8日

難民問題に多様な視点/第68回ベルリン国際映画祭報告(2)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】毎年思うことですが、ドイツに来ると移民の問題をより身近に感じます。映画の中に移民問題が見え隠れするのは、そういう現実を踏まえて、作り手の問題意識が深層にまで及んでいるからでしょう。  コンペティション部門のクリス […]

  • 2018年2月25日

日本映画なく寂しいコンペ部門/第68回ベルリン国際映画祭報告(1)

【齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)】第68回ベルリン国際映画祭が2月15日から25日まで開催されています。今年はコンペティション部門に日本映画がなく、日本的には寂しい年になりましたが、それでもオープニングのウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』は日本が […]

  • 2018年1月30日

【バリ・ウブド村通信(10)】赤ちゃんの成人式

【光森史孝=バリ・ウブド村】バリの赤ちゃんの〝成人式〟が昨日、ウブドのプリアタンにあるプリ・カレラン=北の王宮で行われました。バリの〝成人式〟は、日本の20歳の成人式と違って、生後3カ月を迎えると、行われるのです。この儀式は、世の中の生き物とお友達に […]

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