奈良県吉野郡下北山村移住体験ツアー・参加者募集 〜「ほったらかし」の出会いを太く長いつながりへ〜

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[PR記事]2019年1月12〜18日、奈良県下北山村でフリーランス・起業家を対象にした移住体験ツアーが行われる。その宿泊先となるのは下北山村の農家民宿「ほったらかし家(や)」。40年間村内の小学校で教師を務め、退職後は村のまちづくり活動を続けてきた西岡千種さんとご主人の道則さんが去年の10月にオープンした。

 現在、利用客に貸し出すレンタル農園も準備中。ほったらかすだけじゃない、長いつながりを村外の人たちと育てていきたいという。

下北山村の農家民宿「ほったらかし家」の宿主、西岡千種さん

下北山村の空気になじんだ高知生まれの血

 「いろんなお客さんが来はるんでね、覗きたくなることもあるんですけど、あまりうさんくさくならないようにほったらかしとるんですよ(笑)」高知県生まれの千種さん。開放的な気候の下、だれとでも打ち解けられる明るい性格に育った。「つかみはオッケーというか、気楽に相手の中に入りこむことができるというのがあるのかなと思いますけどね」。

 5歳のとき、山仕事をしていた父親とともに林業の先進地だった奈良県の川上村に引っ越した。中学校を卒業するまで川上村で育ち、高校は五條市へ。その後、2年制の奈良県立小学校教員養成所を経て小学校の先生になった。

 最初の赴任地が下北山村だった。初めて下北山村に来て、自分に合っていると感じたという。「下北山は海から来た人が多いから、オープンな空気があってね。高知生まれの私に合っていたんです。何か新しいことをしようとしても、やってみたらという空気があった。だから、今でも外からの受け入れ態勢はいいですね。この村は」

40年以上、村の「土壌」づくり

 結局、最初の赴任地が最後の赴任地にもなった。定年まで40年に渡って下北山村で教師を続けた千種さん。地域の人の多くが千種さんの教え子だ。「お父ちゃん教えて、その子供も教えてみたいな、2世代で教えた方もいますね」

 学校を退職してからはまちづくり団体「しもまる」を立ち上げた。「下北山を日本の故郷に」をテーマに、遊歩道を作るための整備など、下北山村をまるごと自然公園にする取り組みを続けている。「外から客を呼び込むよりも、まず自分たちが村を愛し、それを村人に伝えていきたい」という。下北山村に来てから40年以上、千種さんはずっと、村に実りをもたらす土壌づくりをしてきた。

外からの種を「つながり」へ

 村の土壌づくりの一方で、千種さんは外からの種をまく活動にも熱心だ。去年の10月にしもまるの活動と並行して農家民宿「ほったらかし家」をオープン。大学生の若者から定年退職した人まで、国内外から延べ200人を1年間で受け入れた。

一棟まるごと貸しの「ほったらかし家」

 今年の11月には、30年前に下北山村に山村留学をした生徒たちを集める同窓会を企画した。山村留学で受け入れた105人の内、9人が東京や大阪から家族と一緒に下北山村を訪れ、千種さんをはじめ、子供たちの世話をした村の人たちとの再会を喜び合ったという。「会いたい人がいる。だから来たいんだ」教え子の言葉が胸にしみた。「例えば私たちが亡くなっても、『ああ、君たちは留学生で来てくれた人やね』って、村の人たちと関係が続いていくような何かを残しておかなあかんなというのが、今考えているところですね」

 現在、ほったらかし家を訪れた人たちに貸し出すレンタル農園を開墾中だ。「外の人にここで畑をやってもらって、『今こうなってますよー』って写真を送って、『ほんな、また行きますー』という感じでつながりができたらね」

 種をまいて、その芽吹きを喜び、実りをまた次の年につなげる。野菜の収穫のように、一つ一つの出会いをこれから太く長いつながりとして育てていきたいという。

 【ツアーでは千種さんと一緒に伝統野菜「下北春まな」の収穫体験などを行います。ご興味のある方はぜひご参加を】

≪ツアー概要≫


【実施日・場所】2019年1月12日(土)~18日(金)奈良県吉野郡下北山村

【参加費】¥10,000 ※ 東京駅、大和八木間の往復運賃・集合場所からの交通費・食事代・ 各見学費・体験費を含む

【募集】首都圏にお住いのフリーランス・起業家の方3名

【参加条件】
①移住に関心のあること
②ツアー中、SNS等の発信に協力いただけること
③終了後のアンケートとレポートに協力できること
④撮影した写真を、記事・報告書・HPなどで使用できること

【宿泊先】農家民宿「ほったらかし家」
    ※男女同じ宿になります。部屋は別れます。
    ※食事は出ません。滞在中は自炊や近くの飲食店での食事になります。

【行程】
1/12(土)
東京駅(6:43)→ 京都(8:58/9:15)→ 大和八木(10:03)
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コワーキングスペース「SHIMOKITAYAMA BIYORI」(昼食、村の紹介)
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地元の製材所 or BIYORIで「カッティングボードづくりワークショップ」
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地元の温泉で休憩 → 地元の方、先輩移住者との交流会
1/13(日)池神社 → 伝統野菜「下北春まな」の収穫体験 → 春まなの試食
→ 
南朝味噌づくり体験
1/14(月)〜1/17(木)収穫体験・自由行動(SNS等で情報発信)
1/18(金)ほったらかし家(13:30)→ 大和八木(15:30/15:45)→ 京都(16:48/17:05)→ 東京(19:23)

※行程・内容は変更する場合があります。
※体験の様子、レポートは、各県の冊子、HP、WEB媒体などに掲載されます。
※応募者の個人情報は、紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会に提供し、 今後資料発送などに使用されることがあります。 当選者の個人情報は、JTB奈良支店と宿泊施設に提供します。
※当選した場合、12/28までに、旅行取扱:JTB奈良支店へ参加費を事前入金いただきます。

下北山村のコワーキングスペース「SHIMOKITAYAMA BIYORI」希望者にはお試しサテライト・オフィス利用を実施している。

【お申込】

申込フォーム【http://ur0.link/O2Ka
〆切:12月18日(火)
当選者のみに12月28日までに連絡

≪応募に関するお問い合わせ≫

合同会社イーストタイムズ モニターツアー事務局
TEL:022-781-7561(10:00~17:00 土日、祝日を除く)
MAIL:info@the-east.jp

≪ツアーに関するお問い合わせ≫

JTB奈良支店
TEL:0742-30-5100(9:30~17:30 土日、祝日を除く)
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