【続・仙台ジャズノート#82】台風一過のジャズフェス。蒸し暑さの中でコロナ禍をあらためて考えた

続・仙台ジャズノート】定禅寺ストリートジャズフェスティバルなど、独特のジャズ文化が花開いてきた仙台。東京でもニューヨークでもない、「仙台のジャズ」って何?
街の歴史や数多くの証言を手がかりに、地域に根付く音楽文化やコロナ禍での地域のミュージシャンたちの奮闘を描く、佐藤和文さんの連載です。(書籍化しました!

佐藤和文(メディアプロジェクト仙台)】影響が心配された台風13号が熱帯低気圧に変わり、仙台市の秋の恒例の音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル2023」は予定通り開催されました。ミスはそれなりに出たけれど、演奏を聴きに来てくれた知人・友人たちが上機嫌だったのが何よりもうれしい。個人的に言えば、本番間近になって、これまで何とかくぐり抜けてきたコロナに捕まったのが大きいです。演奏上の課題に加えて新たな次元の感染対策を手探りする必要を感じます。

取材活動は人に会ってなんぼの世界なので、医師の説明に4日を加えて行動を制限しました。その結果、再感染の声は聞こえてきませんでしたが、希望者がいたときに使う感染防止用のフェイスガード、ワクチン、マスク、手洗い、その他考えられるだけの感染対策はきっちりとってきたのに今になってなぜ?との思いは消えません。アマチュアでもプロでも、音楽活動は人の賑わいを前提にしています。音楽上の課題を整理し、解決するためにも人とのコミュニケ―ションが必要です。

台風一過がもたらした蒸し暑さの中で開かれた定禅寺ストリートジャズフェスティバル=仙台市青葉区の西公園お花見広場
台風一過がもたらした蒸し暑さの中で開かれた定禅寺ストリートジャズフェスティバル=仙台市青葉区の西公園お花見広場

制度変更に伴ってコロナの扱いが大きく変わったため、今回、コロナ感染を前提にクリニックを訪ねた際も、発症の状況や変調を来したタイミングから見て、筆者から感染したと思われる妻の検査のみで、筆者自身にも「コロナ陽性」の診断が出ました。二人とも37度2分の発熱と軽いだるさが3日間と、せきが1週間ほど続いた程度で、確かに風邪症状と言えば言える状況でした。

気のせいかもしれませんが、最近、急に身近なところでコロナを発症したという話を聞きます。重大な社会的出来事と受け止められ、人知も経済も費やし続けたコロナ禍。制度変更によってその実態が見えにくくなったように感じる一方で、厳しい行動制限や事業制限が連日報じられたコロナ禍は一体何だったんだろうと思います。

制約なしのジャズフェスに出演し、友人・知人たちの明るい表情に接しながら、音楽活動とコロナ対策を新たな環境で整理するような視点が必要なのではないかと感じるのでした。

この連載が本になりました!】定禅寺ストリートジャズフェスティバルなど、独特のジャズ文化が花開いてきた杜の都・仙台。東京でもニューヨークでもない、「仙台のジャズ」って何?仙台の街の歴史や数多くのミュージシャンの証言を手がかりに、地域に根付く音楽文化を紐解く意欲作です!下記画像リンクから詳細をご覧下さい。

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