春の足音を感じる今日このごろ、とは言えまだまだ冷たい風に身をこわばらせる日も多い東北ですが、寒い季節だからこそほんのりと心温まる「冬のぬくもり」を各地の通信員とTOHOKU360編集部がお届けします。
【大沼吹雪通信員】
撮影日:2月11日 午後7時
撮影地:秋田県横手市十文字町富沢
ろうそくの灯りが、ゆらめきながら、雪をあたたかく照らす雪灯籠。
ここは、おしどり夫婦で知られる藤原英樹さん(46歳)のご自宅。

2月10日、奥さんの庸子さんに2日間限定の雪灯籠を見せてあげたいと、近くの温泉に誘うも、車で40分ほどの遠さに断られた英樹さん。
高さ2m、長さ30mの自宅の雪壁を見て「うちでもできそう」と、ひらめいたそうです。
「火を灯し、一番最初に家内に見て欲しく、外へ連れ出しました」「家内も幻想的だと、喜んでくれました」とのこと。
31本のろうそくの灯りに、確かな夫婦愛が見えました。

【阿部哲也通信員】
撮影日:2月8日
撮影地:仙台市宮城野区 与兵衛沼
仙台市宮城野区にある与兵衛沼に白鳥が飛来している。撮影時には27羽確認できた。
沼を囲むように遊歩道が整備されている。枡江小学校(写真奥)から見て奥のくびれ部分に橋がかけられており、沼の上を渡ることができる。橋から湖面を眺めていると白鳥が寄ってきた。手を伸ばせば届きそう。飛んできた白鳥が目の前で着水した。パラシュートのように羽を広げて降りてくる姿は見事。

【佐々木佳】
撮影日:2月6日
撮影地:仙台市青葉区一番町2丁目「壱弐参横丁」
戦後の面影が色濃く息づく人情横丁で、冬のぬくもりを探しました。

赤ちょうちんの恋しくなる寒い夜、横丁の片隅に紅梅が飾られているのを見つけました。 横丁のどなたかが飾ったのでしょうか、花の赤い色も相まって、ほんのり温かな気持ちになりました。
横丁の馴染みの店を覗くと、元気なオバちゃんが「おでん食べていきなよ」と誘ってくれました。 さつま揚げに、こんにゃく、太い鳴門巻き。どこのおでんでもない、オバちゃんオリジナルの組み合わせだそうです。

【大林紅子通信員】
撮影日:12月30日
撮影地:石巻市実家台所
底冷えのする石巻の冬には欠かせない大平(おおひら)うどん。具は蒲鉾のほかに椎茸や筍の煮物、そしてゆで卵。薬味に刻み生姜を添えます。うどんつゆは強めのあんかけにして、ほわ~っと湯気の立った熱々をハフハフしながら頂くのがもう…堪りません!身体がポカポカになりますよ。

【葛西淳子通信員】
撮影日:2月7日
撮影場所:JR仙台駅3階から2階中央改札前のイベント会場を撮影。
立春が過ぎて、ぶらり立ち寄った「新酒地酒と酒の肴まつり」~本日最終日~。東北の各蔵の新酒がずらりと並ぶ。
お酒はぬるめの燗がいい。肴はあぶったイカでいい♪
と、呑み方はいろいろですが、酒の肴に金華さばの押しすしも捨てがたいと思いながらひと廻りしました。

【TOHOKU360写真部部長・佐瀬雅行】
「杜の都」仙台のシンボル、広瀬川。 静まり返った河原で、そこだけは活気にあふれている。仙台市太白区の広瀬橋の上流に、この冬もシベリアからオオハクチョウが飛来した。

20羽を超える群れが優雅に泳ぎまわり、水草をついばむ。純白の“冬の使者”を間近に観察できるとあって、家族連れをはじめ多くの市民が訪れている。
「コォーコォー」。1羽が甲高い鳴き声を上げた。仲間に呼び掛けているのか、それとも人間にパン屑をねだっているのだろうか。オオハクチョウはコハクチョウと比べて体が大きく、くちばしの黄色い部分が鼻孔の先まで伸びている。
輝く川面をゆっくりと進むオオハクチョウの家族。風は冷たくても“光の春”を感じさせる。間もなく北帰行の時期がやってくる。

春はもうすぐ。TOHOKU360ではこれからも、四季折々の東北の表情をお届けします。

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