候補者の応援は投票だけじゃない。誰でもできる選挙事務所のお手伝い

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衆議院の解散による衆議院議員総選挙が10月10日に公示され、いよいよ投開票日の22日が迫ってきました。選挙戦が始まっていることを知っていても、ボランティアなどの手伝いをしたことがある人は少ないのではないでしょうか?もし応援したい候補者がいた場合、どのように支援していけばいいのかわからない人も多いと思います。そこで今回は、選挙事務所で一般の人がお手伝いできることをまとめていきたいと思います。

①証紙貼り

選挙が始まると配ることができるチラシがあります。しかしながら、チラシは「証紙」という選挙管理委員会から配られたシールを貼っていないと配ってはいけないというルールがあります。多くの場合は選挙初日から2日間くらいで一気に証紙を貼っていきますが、ボランティアスタッフがいないとなかなか貼り終わらないので、選挙事務所は多くの人手を欲しています。

②電話掛け

選挙が始まると投票依頼ができるようになります。(※以前記事で書いた○○に投票お願いしますという呼びかけです→第二回:選挙前に走っていた街宣車って違反じゃないの?「政治活動」と「選挙活動」というカラクリ

しっかりとした組織を持っている候補者はシフトを組んで電話掛け作戦をしますが、常に人員を欲しています。電話をして具体的に話す内容はマニュアルがあるため、誰でも手伝うことができます。

③演説、集会の参加や運営手伝い

演説や集会に参加することも、実はお手伝いになります。演説や集会の動員は本当に大変です。しかも、聞いてくれる人がいないと候補者はテンションが上がらないし、更には通りかかる人もマイナスの印象を受けてしまうかもしれません。また、集会は限られた時間の中で準備をするので意外と人手が必要です。

以上の内容が誰でもできるボランティアになります。ここまで書いたことはあくまでも選挙中のお手伝いになります。選挙前には他にもお手伝いできることは増えてきます。

もし気になる、応援したい候補者がいたら、実際に事務所に足を運んでお手伝いしてみてください。選挙事務所スタッフとしては、1時間でも手伝ってくれる人がいれば大変助かるものなのです。