ユニークな形のホールを舞台にしたダンス公演が鶴岡市で開催

【若栁誉美】山形県鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)で2020年度の会館自主事業として、3月28日にオリジナルダンス公演「テクテクタクト」が開催される。コンテンポラリーダンサー・中村蓉さんを迎え、公募した市民ダンサーと共にダンス公演を行う。見所は「ステージを飛び出し、ホール全体がダンス公演のステージになる」ことだ。

鶴岡市文化会館は1971年に開館、老朽化に伴い2018年3月にリニューアルオープン。積雪対策や周囲の自然に溶け込むような柔らかい形状の外観で設計された。また、市民の声を反映させるために、建築模型を何度も何度も作り直した、ということが、鶴岡市の広報に記載されている。

ユニークな形をした荘銀タクト鶴岡の外観(荘銀タクト鶴岡提供)

外観を柔らかい形状にしたことで、ホール全体もユニークな形状となっている。公演を含めた7日間のクリエーション(創作)でできたダンスは、このホールごと舞台作品の一部に取り入れている作品になるとのこと。

ホールの内観(荘銀タクト鶴岡提供)
独特の形がよくわかるホール図(荘銀タクト鶴岡提供)

28日当日は15時からのダンス公演とあわせ、10時から17時まではエントランスにおいて、公募した市民の出演するダンス映像も上映予定だ。

公演のチケットは、テクテクタクトの予約サイトで受付中。
https://tact-tsuruoka.jp/entries/reserve20210123-tekuteku

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