- 2023年6月30日
福島第一原発の処理水放出「後継者が展望持てる解決を 」相馬双葉漁協組合長・今野智光さん
廃炉工程にある東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の汚染水処理後の膨大な廃水(通称・処理水)をめぐり、政府は夏ごろに海への放出・投棄を始める方針という。事態が迫る中、同県浜通り沿岸で小型船の漁を行う当事者、相馬双葉漁協の今野智光組合長(65) […]
廃炉工程にある東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の汚染水処理後の膨大な廃水(通称・処理水)をめぐり、政府は夏ごろに海への放出・投棄を始める方針という。事態が迫る中、同県浜通り沿岸で小型船の漁を行う当事者、相馬双葉漁協の今野智光組合長(65) […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】佐久間善彦さん。相馬市で明治27(1894)年創業の老舗料理店だった「まる久(きゅう)」の5代目店主で、昨年10月、血液がんのため65歳で亡くなった。厨房で腕を振るう傍ら、水彩画やアクリル画、墨絵の筆をいつも動か […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】東日本大震災やその後の水害、地震の被災家屋の解体工事が相次ぐ相馬市で、市民有志が結成した「そうま歴史資料保存ネットワーク」(代表・鈴木龍郎さん、日本画家)が本格的な活動をスタートさせた。4月23日には地元高校生ら […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】優美な「走り駒」の文様、黄味がかった温かみある磁肌。旧相馬中村藩の「藩窯」として約400年の歴史ある相馬駒焼(福島県相馬市)の15代目窯主・田代清治右衛門(本名秀人)さんの十三回忌は、東日本大震災から […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】福島県相馬市の浜の景勝地、松川浦。11年前の東日本大震災の津波、福島第一原発事故の風評などの荒波の後も、度重なる地震が観光復興を妨げてきた。今年3月16日にあった最大震度6の地震で街全体が被災した中、家族が一丸と […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】 11年前の東日本大震災以来、大きな地震や豪雨など、災害が相次いだ相馬市。400年余りの歴史ある城下町の文化遺産はその度、暮らす人々と共に痛手を受け、多くが解体や廃棄、散逸を待つような現状だ。「失われ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】旧相馬中村藩の藩窯に始まり、400年近い歴史のある「相馬駒焼」(福島県相馬市)が、存続の危機にある。東日本大震災での工房の被災と15代窯元の死が同じ年に重なり、後継者も亡くなり、昨年2月、今年3月にあった震度6強 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】先月16日に起きた福島県沖地震。最大震度6強を記録し、多くの家屋が被災した相馬市で、築89年になる文化財級の木造民家が全壊した。数寄屋造りとモダンな洋風が溶け合う昭和初期の風格ある様式で、城下町の風格を伝えたが、 […]
日本大震災から12年目の3月11日の後、間もなくの16日深夜、東北南部を揺らした福島県沖地震。昨年2月13日にあった福島県沖地震から1年余りで、同じ「6強」の最大震度を刻んだのが相馬市では、多くの家々に被害が出た。2年前の11月、大震災から復活オープンしたばかりの松川浦のホテルも、昨年に続いて宿泊を休んでの修理準備に追われる。本格カフェや女性向けのランチ、海の眺望の良さで人気の宿。予約の問い合わせは絶えず、現在はランチ営業のみだが、「応援してくれるお客さんのために一日も早く再開したい」と宿主は前を向く。
【小野香織梨(尚絅学院大学2年)】2011年3月11日の東日本大震災で起きた東京電力福島第一原発事故から11年。現在も福島県の被災地の約4万人(復興庁HPより)の住民は避難を余儀なくされている。精神科医の蟻塚亮二さんは原発事故の後、相馬市を拠点に被災 […]