「対州馬」がつなぐ対馬と仙台 対馬市地域おこし協力隊員が仙台でトークイベントを開催(11/13)

若栁誉美】宮城県仙台市太白区にある、八木山動物公園フジサキの杜。そこに、長崎県の対馬に古くから存在する在来種の「対州馬(たいしゅうば)」が3頭飼育されていることをご存知でしょうか?

そんな知られざる「対馬」と「仙台」のつながりを知ってもらおうと、今週末の11月13日に仙台市の商業施設・仙台フォーラスでトークイベントが開かれます。企画した対馬市地域おこし協力隊の吉原知子さんに、企画の背景を伺いました。

対州馬は、現在の長崎県・対馬を中心に飼育されてきた在来馬。日本の現存する在来馬は、西日本を中心に8種のみ残っています。

対州馬(吉原知子さん提供)

対馬と仙台とのつながりは古く、豊臣秀吉による文禄・慶長の役で対馬藩主・宗義智が案内人として仙台藩主伊達政宗を助け、それぞれが領地に戻ってからも交流が続いていました。60年前の対馬新聞に、対馬の馬が仙台に贈られた、という記事も残っているとのことです。

古くから対馬で飼育されてきた「対州馬」(吉原知子さん提供)

今回イベントを企画した吉原さんは学生時代に日本の「在来馬」の存在を知ったそう。馬を通して子どもたちと触れ合うボランティアにも関わっており、関東で獣医として勤務したのち、「馬のいるところで暮らしをしたい」との思いから対馬へ移住。2020年5月から地域おこし協力隊として対馬市で暮らしています。

「対州馬の保全や活用を考える中で、400年以上も前から交流のある伊達家(仙台市)との歴史上の交流も絡めることで、対州馬の利活用ができるのではないか」と、対州馬を広く知ってもらうために仙台でのトークイベントを発案したそうです。

対馬市地域おこし協力隊の吉原知子さん(本人提供写真)

イベントでは「対州馬がつなぐ対馬と仙台 いろいろトークショー!」と題し、対馬藩と仙台藩の交流の歴史を読み解きながら、対馬と仙台のこれからのつながりについてお話しされるそう。トークイベント前の会場では、対馬名物のあなご丼の素、かすまき、対馬紅茶の特製セットを数量限定で販売する「プチ物産展」も予定しています。

イベントは、2021年11月13日(土)仙台市青葉区一番町の仙台フォーラス7F「even」で。「プチ物産展」は13:30〜15:00、「いろいろトークショー」は16:00〜18:00。トークショー参加費500円(定員20名、予約優先)。お問い合わせは、都市デザインワークスまで。

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・電話 022-264-2405(月〜金)

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