- 2021年2月16日
福島県沖地震「最大震度」を観測した郷里・相馬の街は
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2021年2月13日午後11時7分ごろ。筆者は名取市内の自宅で机に向かっていた。最初は小さな揺れだと思った。2011年3月11日の東日本大震災。すべてを破壊するかのようだった激震を、当時いた仙台市中心 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2021年2月13日午後11時7分ごろ。筆者は名取市内の自宅で机に向かっていた。最初は小さな揺れだと思った。2011年3月11日の東日本大震災。すべてを破壊するかのようだった激震を、当時いた仙台市中心 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】新型コロナウイルス禍の下、大勢のファンの歓声と熱気と融合するステージから遠く離れ、これから進むべき道を暗中模索していたという。東京で活動する仙台市出身のシンガーソングライター、佐野碧さん。今年3月1日に予定してい […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】国分雅美さん(64)。仙台市で2002年に「ちんどん みやび組」を結成し、伝統の大道芸「ちんどん」を音楽と笑いのエンタテイメントとして追求している人だ。ライブバーで働きながら活動を広め、今年秋には米国ニューヨーク […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】『しょう新聞』。北海道白老町出身で東北大法学部3年の北平将さん(21)が、一人で取材執筆、編集し、120部ほどを発行する新聞がある。仙台市で暮らして3年余り、弁護士を志し勉強する傍ら、離れたからこそ見える古里の現 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)=仙台市】新型コロナウイルスの感染不安の中、広めないための「自粛」の一方で苦境に陥る仙台市の夜の繁華街。その一角、フォークを愛するマスターに惹かれ、バンド仲間や常連さんが集ってきたライブバーはいま、9年前の東日本大 […]
【寺島英弥=仙台市】地下鉄荒井駅(仙台市若林区)から市バスに乗り、やがて家々も水田もなくなり荒れ地の風景に変わると、終点の旧荒浜小学校前だった。タイムスリップしたような3月10日の小雨の朝。目の前には鉄筋コンクリート4階建ての白い校舎がある。「ありが […]
【寺島英弥=仙台市】佐野碧さん。仙台市出身で、東京からネパールまで海を越えて活動するシンガー・ソングライターだ。今年1月29日の自身のブログ「空からこぼれた歌がある。」に、佐野さんはこう書いた。 『2020年開催決定。日本とアジア、そして世界を繋ぐ […]
【寺島英弥=宮城県丸森町】10月12日の台風19号の豪雨水害に遭った宮城県丸森町の被災地の状況を、先月12日の「TOHOKU360」でお伝えしました。8年前の津波被災地の光景を思い起こさせたのが、同町中島地区です。五福谷川と内川からの大水は深さ1・5 […]
10月12日夜、東北地方を広く襲った台風19号の豪雨水害から1カ月。被災当時、阿武隈川河畔の街が丸ごと水没したような惨状となった宮城県南部の丸森町を11月10日、東北工業大教授の大沼正寛さんと訪ねた。(文・写真 寺島英弥) 大木や土砂の山が積もる五福 […]
25日から26日未明に降った大雨で、台風19号の被災地ではわずか2週間後に再び水害に襲われ被害が拡大する「二重被災」が起きています。福島県相馬市出身で元河北新報編集委員のローカルジャーナリスト・寺島英弥さんが、二度の大きな水害を受けた故郷・相馬市の人 […]