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物書き(秋田県男鹿市)

物書き。1949年、仙台市生まれ。大学を卒業するまで24年、同じく24年で新聞記者をやめた。さて、次の24年は? ということで、秋田県男鹿半島の一隅・加茂青砂集落に引っ越した。地縁血縁の全くない海辺のムラで、自給自足生活を目論み「半農半漁見習い」を名乗った。すると……。小舟を高波にさらわれ、せっかく覚えた素潜り漁からも遠ざかり、漁協の組合員をやめた。借りた畑は雑草との戦いに敗れて耕作放棄地に。「書くこと」だけが細々と残っているのだが、気が付けば3周目の24年の最後の年を迎えている。

  • 2022年12月2日

【加茂青砂の設計図】耕作放棄地は作らない

【土井敏秀】「『空飛ぶカラスか、4つ足ならタヌキ』と、自分で自分を笑っていた。分がるが? 『雑食』ってことへの自嘲だな。何でも食わなきゃ、生きていけなかった」。昭和24年(1949年)生まれの農業畠山富勝さん=男鹿市北浦真山=は、そんな環境の時代に育 […]

  • 2022年11月26日

【加茂青砂の設計図】「耕さない田んぼ」に集う仲間たち㊦

【土井敏秀】雨のためライブ会場となった、神社直会殿から聞こえるミュージシャンの歌声、仮設食堂の鍋から漂ってくる温かい香り、なぞなぞの屋台には大人も子供も苦悶する表情が並んでいる。酔って肩を組んで、盛り上がっている男たちの千鳥足……その会場を樹齢400 […]

  • 2022年11月18日

【加茂青砂の設計図】「耕さない田んぼ」に集う仲間たち

【土井敏秀】11月初め、誘われて男鹿の隣の潟上市内、旧飯田川町地区にある和田妹川(わだいもかわ)神社境内などを会場に開かれた、「和田妹川豊年万作祭」に出かけた。菊地晃生さん、みちるさん夫妻が運営する「たそがれ野育園」の主催で、地元の人や仲間たちがそれ […]

  • 2022年8月5日

【加茂青砂の設計図】「持続可能な地域」とは何か?哲学者・内山節さん

【内山節(哲学者)】私の家がある群馬県上野村は、人口千人強の山奥の村である。人口のおよそ4分の1が移住者で、エネルギー対策でも日本の最先端の村のひとつになっている。森を手入れしたときでてくる利用できない木をペレットにして、発電や暖房などに使っている。 […]

  • 2022年7月29日

【加茂青砂の設計図】男鹿里山6人男㊦それでも、ひとは里山に向かう

【土井敏秀】「男鹿の里山と生きる会」が、その活動の基本に据えているのは、次の世代、子供たちの世代に、何をどう伝えていくか、である。船木一人さんの「自分が生かしてもらっている環境(生存装置)を後世に、綺麗なまま残すことが人としての役割だと思っています」 […]

  • 2022年7月22日

【加茂青砂の設計図】男鹿里山6人男㊥「ともに生きる世界」がある

【土井敏秀】「男鹿の里山と生きる会」のメンバーに尋ねた質問の一つに、「『男は一生に一度、ひとりで水平線に向かって漕ぎ出さなければならない』。これを聞いて、どう思うか」がある(私が30代の会社員のころ、青森県下北半島のむつ支局に勤務していた際、同じ世代 […]

  • 2022年7月15日

【加茂青砂の設計図】男鹿里山6人男㊤何を生み出し、何を失うのか

前回は、秋田県・男鹿半島に建設が計画されている、陸上大型風力発電所に対し、「男鹿の里山と生きる会」のメンバー(共同代表)がそろって、歌舞伎の口上よろしく挨拶を述べましたが、今回からの3回は、危機感を持って結成した会のメンバー6人、ひとりひとりの思いを […]

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