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LIFE

  • 2021年11月5日

行ってみた!「相馬~米沢を1時間」の新道路を秋のドライブ

【寺島英弥(ローカルジャーナリスト・名取市在住)】東北中央道って、ご存じだろうか。相馬市から阿武隈山地を横断し、福島市を経由して奥羽山脈の栗子峠を越えて米沢市を結ぶ新ルート。このうち相馬~福島間の自動車専用道路が今年4月に開通した。東日本大震災の後、 […]

  • 2021年11月1日

【加茂青砂の設計図 #12】記録しておくこと

【土井敏秀】公文書であれ、その公文書を解読した本であれ、それを基盤にした小説であっても、先人たちが著した「歴史もの」に触れていると、確信めいたものが流れ込んできた。 「書く者同士には、時空を超えた信頼関係って、ありなのかもしれない」 ちょっと大げさか […]

  • 2021年10月25日

【加茂青砂の設計図 #11】「正史」が映し出したこと

【土井敏秀】元慶の乱を伝える「日本三代実録」は、日本の古代史を著した6つの公文書「六国史(りっこくし)」の6番目の書である。858年(天安2年)から887年(仁和3年)までの清和、陽成、光孝の3人の天皇の時代を記録している。 いやあ参ったなあ、だって […]

  • 2021年10月22日

仙台の人気韓国料理店「扶餘」コロナ禍の打撃乗り越え、店を続ける思いを聞いた

【鈴村加菜】第4次韓国ブームの中、仙台にも韓国コスメショップやK-POPグッズを取り扱うお店が続々と増えています。中でも、仙台で韓国といえば韓国料理の「扶餘(プヨ)」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。「扶餘」の二代目として経営を担うイ・ソゴ […]

  • 2021年10月18日

【加茂青砂の設計図 #10】外国の百姓ってだれ?

【土井敏秀】「元慶の乱・私記」も終盤に差し掛かった。 寛平三年(八九一)九月十一日。二つの太政官符が出される。元慶の乱の十二年後のことである。『外国の百姓みだりに京戸に入るを禁制すべき事(前略)年来外国の百姓或いは小吏に賄(まいな)いて京畿の貫し(注 […]

  • 2021年10月11日

【加茂青砂の設計図 #9】乱の後

【土井敏秀】蜂起から約半年後の878年(元慶2年)8月、住民側は降伏した。朝廷が正式に、乱の終息を公にしたのは、さらに10か月後の翌元慶3年6月だった。 「終息」に向け中心となって動いたのは、乱勃発時の出羽国司ではなく、新たに任命された出羽権守(ごん […]

  • 2021年10月4日

【加茂青砂の設計図 #8】蜂起

【土井敏秀】蜂起した878年(元慶2年)3月15日の前日、14日。 「炎立つ」など、蝦夷4部作を著した作家高橋克彦は、小説「水壁~アテルイを継ぐ男」の中で、主人公らに翌日の戦いに臨む心境を、こう語らせている。 「何十年とただ堪え忍んできた蝦夷が、よう […]

  • 2021年9月27日

【加茂青砂の設計図 #7】周到な準備

「元慶二年(878)三月廿九日。出羽国守正五位下藤原朝臣興世、駅を飛して上奏す。夷俘叛乱して、今月十五日秋田城幷郡院の屋舎と城辺の民家を焼損す。仍て且つは鎮兵を以て防守し、且つは諸郡の軍を徴発す」 これは「元慶の乱」勃発(878年)を記した古代の公文 […]

  • 2021年9月20日

【加茂青砂の設計図 #6】蝦夷浜の伝説

【土井敏秀】哲学者内山節さんは、著書「新しい共同体の思想とは」の中で、大和朝廷時代を次のように説明する。 「600年代ぐらいになってくると、中国の真似をしたとも言えるけど、律令制の日本ができていって、そこでは日本の土地とか人民は国王のものであるという […]

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