- 2024年12月27日
岩手・一関に「つながりの杜」オープン シンガーの佐野碧さん「誰でも自然と音楽、交流を楽しめる場に」
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】広葉樹の林に点在するツリーハウスやイベント広場…。仙台市出身のシンガーソングライター佐野碧さんが、祖父母から受け継いだ一関市の里山の森に、温めていた夢の場所をオープンさせた。親子も若者も年配者夫婦も、散策やピクニ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】広葉樹の林に点在するツリーハウスやイベント広場…。仙台市出身のシンガーソングライター佐野碧さんが、祖父母から受け継いだ一関市の里山の森に、温めていた夢の場所をオープンさせた。親子も若者も年配者夫婦も、散策やピクニ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】バッタリー村、ご存じだろうか。東北の農山村の過疎が進んだ1985(昭和60)年、岩手県山形村(現久慈市)の荷軽部(にかるべ)地区で、小川の流れを利用する杵つき場「バッタリー」をシンボルに、自然と調和した山村の生き […]
【安藤歩美】南部鉄器の産地として知られる岩手県奥州市水沢地区で6月30日、小さな老舗が閉店した。昼は喫茶店、夜はスナックとして半世紀もの間営業した「チロル」は、地域の南部鉄器職人たちが集う憩いの場でもあった。 職人たちが日々交流する「チロル」の閉店は […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】また、3月11日がめぐってきた。2011年の東日本大震災が起きた、あの日から丸13年。陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」店主の冨山勝敏さん(82)は、今年も、店を閉めて隣接する本丸公園(標高40㍍)の石段を上 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】2011年3月11日の東日本大震災で、犠牲者を1人も出さなかった岩手県大船渡市綾里の白浜地区。明治、昭和の三陸津波で多くの命を奪われ、生き延びた住民たちが集落の高台移転を決断。「復興地」と名付けた場所に、13年前 […]
碁石海岸の初代の店から数えて… 「20周年といっても、たまたま通過点。身構えるようなことは何も考えてないよ」 2023年12月初めに再訪した陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」。カウンターの向こうの冨山勝敏さん(82)はいつ […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】風光明媚なリアス式海岸、豊かな海の幸で知られる三陸の大船渡市。その象徴で本州一の水揚げを誇ったサンマは、しかし、秋サケ、イカとともに記録的な不漁のさなかだ。東日本大震災の津波で被災した水産の街は今も苦境にある。高 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】石川秀一さん、春江さん=共に74歳=の夫婦を陸前高田市に訪ねたのは6月下旬、3年ぶりの取材だった。2011年3月11日の大津波で、消防団活動をしていた長男政英さん(37)を亡くし、癒えぬ悲しみを背負った。夫婦は家 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト)】北上川に山々の雪解け水が満ちていた4月下旬の土曜日、取材に向かったのは、北上市立花の軽石房子さん(80)宅。広い畑のある家の前に軽乗用車が何台も止まっていた。「パミスの家」の初めての集いだった。会の名は、集いの場 […]
【寺島英弥(ローカルジャーナリスト、名取市)】陸前高田市のジャズ喫茶「h.イマジン」を1年ぶりに訪ねました。再会した主人・冨山勝敏さん(81)は健在。JBLの大スピーカーから流れるジャズを堪能しながら、東日本大震災の大津波からの再起など「七転び八起き […]